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実は尿漏れの経験者は女性の8割

人には聞けない悩み、尿漏れ。実は、女性の8割が経験しているといわれています。
そして、尿漏れは若年層から若年層から高齢者まで幅広い年齢層で起こる可能性があります。
なぜこのような結果が出ているのでしょうか。
今回は、女性の尿もれについて解説していきます!

1,女性に尿漏れが多い理由

女性の尿漏れが多い理由は、主に骨盤底筋の構造的な違い、妊娠・出産の影響、更年期に差し掛かるとエストロゲンの低下があります。

・骨盤底筋が弱くなりやすい

骨盤底筋は、膀胱や尿道を支えている筋肉群で、排尿をコントロールする重要な役割を持ちます。
女性の骨盤は男性より広く、尿道が短いため、骨盤底筋にかかる負担が大きいため、女性は骨盤底筋が弱くなりやすいのです。
ちなみに、女性の尿道は約3〜4cm、男性は約15〜20cmと言われています。
尿道が短いと、尿漏れはもちろん、細菌感染(膀胱炎)も起こりやすいとされます。

また、加齢や運動不足で筋力が低下すると、尿漏れが起こりやすくなると言われています。

・妊娠・出産の影響

妊娠中、子宮が大きくなることで膀胱が圧迫され、尿漏れしやすくなります。
出産時には、膣や骨盤底筋が伸びることで、尿道の締まりが弱くなります。
さらに分娩時の神経損傷により、膀胱のコントロール機能が低下することもあるんです。

・エストロゲンの低下

更年期を迎えると、エストロゲンが減少し、尿道や膀胱の粘膜が薄くなり、
肌の弾力、筋力の低下により尿漏れが起こりやすくなります。

2,年代別、尿漏れの原因

尿漏れの原因はさまざま。年代別で見ていきましょう。

・10代〜30代

妊娠・出産、骨盤底筋の弱化、運動時の負荷が尿漏れを引き起こすことがあります。
便秘の人も排便の際にいきむことによっても骨盤底筋が伸び緩んでしまいます。

・40代〜50代

更年期に差し掛かり、エストロゲン低下や骨盤底筋の衰えが尿漏れの原因となります。
咳・くしゃみ・笑ったときに尿漏れしやすくなります(腹圧性尿失禁)。

・60代〜70代

加齢による筋力低下、膀胱の過敏化が原因として挙げられます。
急に尿意を感じて間に合わないことが増えてきます(切迫性尿失禁)。

・80代以上

神経系の衰え、認知機能の低下とともに、頻尿・夜間頻尿・腹圧性+切迫性の混合型尿失禁が増加することがあります。

3,尿漏れ対策

尿漏れ対策には、骨盤底筋を鍛えること、生活習慣を改善すること、膀胱のコントロールを強化することがポイントです。

・骨盤底筋を鍛える

骨盤底筋を鍛えることで、尿道の締まりを強化し、尿もれを防ぎます。

骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)や、骨盤底筋を含む体幹を鍛える、ヨガやピラティスなどの運動部がおすすめです!

また、健康的な体重を維持することで、骨盤底筋への負担を減らすことができます。

・生活習慣の改善

尿漏れへの不安から 水分を極端に減らすと逆に膀胱が過敏になり、逆に尿もれが悪化することがあります。 1日1.5〜2Lを目安に、こまめに水分を取りましょう。
ただし、コーヒー・緑茶・アルコールは利尿作用があり、尿もれを悪化させるため、控えめに。

また、 便秘になると腹圧が上がり骨盤底筋に負担がかかるため、食物繊維・発酵食品を積極的に摂って便秘にならない工夫をしましょう。

さらに、骨盤底筋を鍛えることにもつながりますが、 肥満は尿もれのリスクを高めるため体重管理が重要です。下半身を鍛えるスクワットもおすすめですよ。

4,おわりに

いかがでしたか。今回は、女性の尿漏れについて解説していきました。
実は多くの方が経験している尿漏れ。
今回ご紹介した対策方法を試してみたり、親しい友人に話してみると、新たな情報が得られるかもしれません。
ぜひ、試してみてくださいね!

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