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会社員と銀座ホステスの二足の草鞋生活を続け

38歳で『若年性更年期障害』と診断され
閉経したわたしが

年齢詐称しながら30歳から40歳までバニーガールを続けた理由

わたしの母が『統合失調症』
入院生活を送っていたから

母を支え続け、大黒柱として生計を立て
頼る人も頼れる人もいない

縁もゆかりもない関東に移り住み
必死に生き抜くために
ココロとカラダを酷使し続けた代償は

38歳という年齢で『閉経』という道を辿ることになる




▶︎起業1年目、集客と生計の壁


起業1年目

当時の母は、まだ元気だったが

『更年期うつ』から回復しておらず
家ではほぼ引きこもりの状態

料理を作るのも
掃除をするのも
ほぼ無理

自分の事業を軌道に乗せるために

朝から晩まで
都内に出稼ぎ

わたしが自宅にいることは
ほとんどなかった

きっと寂しい思いをさせてしまったのだろうと思う

わたしは生計を立てるため
必死にエステ事業の集客と
毎日夜は銀座ホステスと

たまに汐留の高級レストランでランチバイトをし

それでも生活が苦しいから
某大手のキュレーションサイトのライターバイトもしてみたり
※今はそのサイトは閉鎖

なんとかやっと食い繋いでいる状態だった

わたしが必死に働いている姿を見て、母は
心配そうに、悲しそうな顔をいつもしていた

そして段々、母の容体がおかしくなっていく


▶︎誰も理解してくれない『統合失調症』


当時のわたしは
結婚というものがどういうものか

一度は経験してみたい

そう思っていた

母がわたしにいつも言っていた


女は男に愛されて
結婚をし
子を宿し
家庭をもつこと

が幸せな人生だ

両親は、わたしが20歳の時に別居をし

母はわたしに


結婚は人生の墓場

とずっと言っていた

だが、母の友人が
子供が結婚をし、孫が産まれ
幸せなんだ

そういう話を聞いて

『わたしも孫の顔が見たい』

と言うようになった

統合失調症という病と戦いながら
娘の幸せを願うようになり


結婚相手を探して
家庭に入りなさい

その時すでにわたしは

39歳『若年性更年期障害』
真っ只中の『閉経』という

子を宿すことは無理だ

と主治医に言われ続けていた

母に言えなかった『閉経』という言葉

そして、『結婚』も諦めていた

交際相手のほとんどが


そんな病気の母親と
一緒に生活をする?

俺は無理だから
他の人を探したほうがいい

理解されることはほとんどなかった


▶︎銀座クラブのママの一言で、わたしの人生が変わる


今でも忘れない某有名銀座クラブのママの一言

わたしはママの言葉に救われた


あなたの今の現状を理解してくれる相手が
きっと現れるから大丈夫

焦らなくても大丈夫よ

あなたは、あなたらしく
生きていればそれでいいの

逆にあなたのことを理解しようとしない相手は
こちらから願い下げよ😌

子を宿すつもりもない
結婚を焦る必要もない

母にとっての幸せとは


孫の顔がみたいわけじゃない

娘が幸せであればそれでいい

ということを忘れ
言葉に捉われていた

一度は結婚というものを経験してみたい

ただそれだけだった

いつか、わたしという存在を、現状を
理解してくれる人が現れたら

結婚すればいい

その思考に変えた途端、心が軽くなった


▶︎『若年性更年期障害』と真剣に向き合う


わたしのカラダの中で何が起きているのか

今までの過去を振り返ることで
わたし自身と真剣に向き合う時間を
たくさん作るようになった

会社員だったらそれはきっと
時間に追われて
わたし自身と向き合うことはしなかった

そして、わたし自身のココロとカラダの声を
ちゃんと聞くことに専念すると決めた

治療に専念しながら

昼はエステ事業
夜は銀座ホステス

その結果、奇跡が起きる✨

婦人科での検査でわかったこと


卵胞が4つできてますよ

ホルモン補充療法と食生活の見直し

3ヶ月間頑張って治療した結果
奇跡的に卵胞4つできていた

当時の婦人科医がわたしに
ニコニコしながら一言


妊娠するなら
今がチャンス

今しかない😂

…あぁ、やっぱりそうかと

子を宿すつもりはなかった

わたしが子を宿し
育てるという気持ちがなく

正直な話

育てる自信がなかった

母になるという
覚悟がなかった

と言ったほうがいいかもしれない

そして極め付けは


先生、わたし
相手がいません‼︎

婦人科医


そうか…

それじゃ遅すぎる😂

せっかく誕生した卵胞4つは
役目を果たさず終わりを告げる


▶︎バニー衣装のチャックが閉まらない問題


ホルモン補充療法の効果もあり

一度は『閉経』したわたしのカラダは

生理が周期的に来るようになる

ただし、無排卵だが

子宮がん・乳がん予防のために
今現在もホルモン補充療法を続けているが

46歳にもなると、子宮体がん予防へ
ステージが変わる

当時、まだバニーガールだった頃
ホルモン補充療法を続けながら
夜の仕事をしていたので

どうしてもお酒を毎日飲む生活

そしてお客様からのお土産をいただく日々

同伴でカロリーオーバーの食事

気がつけば


バニー衣装のチャックが閉まらない😂

本当に閉まらない

お腹は妊婦のように大きく成長し

お客様からも


誰の子を宿したんだ😂?

…と言われる始末

もしかしてこれは…


巷でよく聞く

ホルモン剤で太る⁉️

ホルモン補充療法が原因で太り出した⁉️

という疑惑が浮上する🤔

その結果

恐る恐る体重計に乗ってみたら


12kgオーバーしていた😂

これが巷で噂の😂?


更年期太りというやつですか

更年期、ホルモン補充療法、体重増加
子宮がん、乳がん

自分のカラダと向き合うことで
悩みがどんどん増えていく

『更年期とは自分のカラダと真剣に向き合う時期』

38歳からずっと向き合い続け
今だから言える話

自分自身と真剣に
向き合うことで
更年期人生が
大きく変わる


つづく



佐方ともみ 
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師

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