更年期は『孤独』の意味を知る時期
事業主は、孤独である
孤独とはひとりぼっちという意味ではない
誰の力も借りず、自分を信じ、貫く精神を持って事業に取り組まなければならない
その覚悟がないまま起業する人が本当に多い
SNSが普及して、パソコン1台あればどこでも仕事ができる時代になった
集客に苦戦していない人はいない
事業主は、集客で悩むが、集客に苦戦している時こそ、チャンスだと思っている
いつ、どのタイミングでご縁があるかわからない
未来に出会うその人との出会いにワクワクしながら、日々仕事をしているのだ
更年期という時期に出会う人たちは、わたしの更年期後の未来もきっとご縁がある方々だと思っている😌
更年期という人生の分岐点に出会う人たちは、わたしと同じように未来の人生を模索しながらも、より良い人生にしたいと思って、スクールに申し込んでくるのだ
今現在、わたしのもとで学んでいるスクール生はみな、マインドとメンタルの高い方々ばかりだ
そして事業主とは『孤独』であるという意味を知っている人たちでもある
▶︎更年期の心の変化
38歳若年性更年期障害の診断を受けたわたし
原因は会社で受けていたパワハラだった
その原因から早く離れたかったものの、会社は人員不足を理由になかなか退職させてはもらえなかった
その間、ホルモン補充療法で治療をしながら、ぐっと耐え続けた
ようやく退職の日を迎え、パワハラ上司に一言
「大変お世話になりました」
彼女は、何も言わず軽く頷いて終わった
職場を離れる時、やっとこの辛い環境から抜け出せるのだと思った瞬間、ホロリと涙が溢れたの今でも覚えている
今までは、会社という組織の中で生きてきた
今度は自分ひとりの力で生きていかなければならない
不安も何もなかった
その時はまだ、銀座ホステスとしての二足の草鞋生活を続けていたからだ
起業に伴い、何が必要かを調べ、銀座のお客様にもいろいろ教えてもらった
今思えば、起業するための知恵を学ぶために銀座ホステスを10年続けていたのだと思っている😌
実際、起業してみて大変だったのが、集客だ
集客力がなければ、売上につながらない
集客と売上は直結しているからだ
起業1年目はSEO対策の会社や、ビジネスコンサル、インスタ集客コンサルなどの餌食になりやすい
エステ事業をはじめ、サロンHPやブログ、インスタグラムを開設すると、速攻でフォローしてくるし、DMがじゃんじゃん送られてくる
そして、電話がかかってきたと思って対応すると、大抵がそれらの営業電話が9割を占める
起業して2年間はこれらとの格闘の日々
当時集客力がなかったわたしは、何度事業を辞めようかと挫折しそうになったのだが、ありがたいことに更年期の症状がその間、ほぼなかった🤔
会社員時代のような時間に縛られることもない
稼ぎが悪くても、自分がやりたい仕事でメシを食っている
そう思うだけで、幸せだった😌
ホルモン補充療法を続けながら、今自分は好きなことを仕事にして、自由な働きができている
そう思うだけで、更年期症状がほぼ出なかったことが奇跡だと思う
▶︎何が起きても全て自己責任
起業するということは、自分が事業主
何か問題が起きれば、それは全て自己責任で解決しなければならない
起業4年目の時、一度だけ弁護士に依頼したことがあった
だが、これはわたしにとって良い経験だった😌
これから先も何か問題が起きた時に、どう対処すればいいのか
怒りで我を忘れている人に対して、どのように対応すればいいのかを弁護士から学ばせてもらった
それが今、自分の事業に反映されている
相手の誤解によって、訴えを起こされるという緊急事態だったが、和解するまでに1年半という時間がかかった🤔
その間、相当なストレスの中で生活していたので、生理不順を起こし、眠れないという日々の中で、元旦那は何も協力してくれなかった
事業主である以上、おまえが起こした問題なのだから、おまえが解決しろ
…でなければ、事業主を辞めて会社員に戻れということだ
この一件で、わたしは元旦那に一切何も相談することをやめた
夫婦であっても、何か問題があった時は、自分で解決するしかない
それなら、別に夫婦じゃなくてもいいんじゃないのか🤔
実はこの時からすでに、離婚へのカウントダウンが始まっていたと思う
実際、元旦那は元旦那で、人間関係のトラブルや元嫁との養育費問題もろもろ、わたしの知らない問題を数多く抱えていた
だが、その悩みに対して一切打ち明けようとしなかった
時が経てば、解決する問題もある
無理に解決するのではなく、じっと嵐が収まるのを待てばいい
弁護士問題に対しても、多分、何もせずに静かに嵐が過ぎ去るのを待てばいいだけだと、口数の少ない元旦那は教えてくれたのかもしれない
この経験が、後々、わたしのビジネスマインドとメンタルをさらに強化なものにしてくれたのだ
▶︎更年期世代が抱える問題
更年期と呼ばれる年齢は45歳〜55歳の10年間を指しているが、その間には子育てが終わり、子供が巣立つ時期でもあり、親の老後介護の問題
環境が大きく変わることにより、心のバランスも乱れていく
わたしの若年性更年期障害と診断されたのと同時期に、母が統合失調症で精神科に入院、会社で受けたパワハラによって、精神的にわたしは心もカラダも限界だった
母の入院と職場のパワハラが同時に心の不安を生じさせていく
30歳で夜の銀座へ飛び込み、そこからの8年間は不規則な生活を送っていた
医療従事者が鬱になるケースが多いということを、スクール生から聞いたのだが🤔
夜勤勤務によって、睡眠障害を起こし、自律神経のバランスが乱れ、それが続くことで、鬱を発症しやすくなる
わたしも全く同じだったと思う
母を入院させるまでの間、外で仕事をしていても、常に頭の中は母のことでいっぱいだった
目を離すと、幻覚幻聴で外に飛び出していなくなってしまうからだ
仕事中に何度も警察から電話がかかってくる
家を抜け出し、あちこち彷徨っているところを保護され、迎えにきて欲しいという連絡が頻繁にあった
もう限界だと思い、病院に相談をしたところ、入院となったのだ
母の入院生活も9年目を迎える
わたしの起業と母の入院生活
心配ではないと言ったら嘘になるが🤔
精神科の看護師が言っていた
手に負えなくなった家族が病院施設に預けて、それ以来、面会すら来ない
精神疾患を患い、家族は病院施設に預け、死ぬのを待つだけだと
頻繁に顔を出すわたしに対して
あなたはちゃんと面会に来るから偉いですよと言ってくれた😌
そして悲しいことに、ここに入院している人たちの大半が、一生懸命働き、老後のためにと積み立て続けた国民年金の受給金はすべて入院費に回る
そういう仕組みを国が作っているとしか思えないのだ😔
更年期という時期にさまざまな問題をわたしは抱えてきたが、この問題に対して自分自身がどのように受け止めるかで、更年期の症状も変わるのではないかと考えるようになった
▶︎更年期の症状に差が出る理由
更年期の症状は人それぞれ違う理由について考えてみた
わたしは、更年期以前までのメンタルによって差が出るのではないかと捉えている
若年性更年期障害(早発閉経)に関しても同じことが言える
もちろん発症するまでに、ストレスや過労も引き金になるため、20代30代でどのような人生を歩んできたか🤔
わたしの場合は、すでに28歳で卵巣機能の低下を指摘されていた
幼少期、転勤で移住地が変わり、人間関係で悩み、相当のストレスを抱えて生きてきた
19歳で両親の別居、そこから38歳までの人生は以前書いたが、苦労続きだった
ただ、それを悔やんではいないし、辛いとも思っていない
むしろ、20代30代はわたしのこれからの人生において必要な経験であったと捉えることで、更年期の症状が和らいだのは事実だ😌
事業がようやく軌道に乗り、夜の世界から足を洗い、生活習慣を改めることで、さらに症状が緩和していく
前講師の助産師のように、薬に頼らず更年期の症状を和らげるということは、わたしのカラダは難しく、ホルモン補充療法を活用することで、更年期という時期と向き合うことができている
わたしはホルモン補充療法に対しては、必要であれば治療の1つとして行うべきだと考えている🤔
否定も肯定もしない
20代30代の過酷な生活の中で、心は荒んでいったが、その辛さをバネに強くなっていった
こうしてわたしのメンタルは強くなっていく
メンタルが強くなればなるほど、更年期の症状も和らいでいった
起業において、ビジネスマインドとメンタルは鍛えていかなければならない
自分の力で稼ぐためには、人間関係で悩んでいる暇はない
自分を信じて、その道を貫く覚悟を持って取り組まなければならないのだから
▶︎「お金を払う = 人に任せて楽して解決しようとする」思考の問題
お金を払って集客してもらうことがなぜいけないのですか🤔
これは、起業したてほやほやの方から質問を受けた言葉。
確かに、間違ってはいない。
けれど、物を売った経験も無い、ビジネス経験ゼロの起業1年目の人が、いきなりお金を払って集客しようとすると100%失敗する。
そして、
「 お金を払う = 人に任せて楽して解決しようとする 」思考に陥りがちになる。
つまり、上手くいかなかった場合「 他人のせい 」にして終わる。
けれど、起業とは全ては自己責任なのだ。
自分の力で稼ぐことができないまま事業に失敗して終わる
そもそも、その事業を行う理由は何か🤔
誰かのためにその知識で、救いたい人を救うために信念を持って取り組む
目先の利益だけでビジネスを続けても、結局失敗して終わることに気づいていないのだろう
他力本願な考えでビジネスを続けても、1年続かずに終わる
信念がない人から、お金を払って知識を学びたいとは思わない
そのことに気づくかどうか🤔
更年期も同じことが言える
更年期でないと認めず抗い続け、症状を悪化させて、辛い更年期時代を乗り越えていくのか
更年期を素直に受け入れ、正しい知識を得て、生活に取り入れていき、快適な更年期時代を過ごしていくのか
その未来は、人に決めてもらうのではなく自分自身で決めるものである
他力本願な考えの人は、結局症状がよくならずに悪化の意図を辿る
そして、更年期以前の自分の過去から逃げ続けている人ほど、症状が悪化していく
治療をしなくても、更年期症状が出ていないと本人は思っているが、他者から見てどう考えてもその症状は更年期症状なのだ
更年期以前の自分の過去から逃げている=更年期だと認めず逃げている
まずは自分のカラダが今、更年期だということを認めるべきだ
認めたことで、こころが軽くなる
そこから、更年期とどう向き合っていけばいいのか🤔
そこで大切なのが、正しい知識なのだ
わたしは、2人の助産師から学んだ知識や自分が今まで経験してきた更年期治療で得た知識のおかげで、症状が悪化することがなくなった😌
必要なのは更年期に対する正しい知識なのだ
知識があってこそ、これから先の人生において、自分の事業が飛躍し、自分の力で稼ぐことができ、生きていけると確信している
自分を信じることは、更年期を受け入れている証拠なのだ😌
これができているのとできていないのとでは、更年期症状の強弱に差がでてくるのは確実だ
あなたは、更年期とどのように向き合っているだろうか😌
素直に受け入れることで、更年期という10年間の過ごし方が大きく変わると、わたしは思う
佐方ともみ
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師
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