26.才能を発見する
わたしたち、一人一人が持っている才能も、宇宙の叡智からのプレゼントのひとつです。
才能とは持って生まれたもの
才能とは、習得するものではなく、それぞれの人が持って生まれたものです。人はみな、自分の才能を存分に発揮する時、心の底から充実感に満たされ、至福の喜びを感じます。
才能を存分に発揮する人、そこそこの人、何が違うのでしょうか。
才能を発揮する人、しない人
才能を発揮する人と、そうでない人の明暗を分けているのは、ズバリ
「自分自身をどれくらい愛しているか」これが、分かれ目であり、すべての基本です。あなたが、自分を愛しているなら、1000％自己肯定しているなら、自分を表現することに無上のヨロコビを感じているはずです。
そして、常に自分の才能を表現していれば、新たな面を切り開くことにもつながるでしょうし、自身が深まり、さらにのびのびと才能を表現することになるからです。
では、表現したくなる才能とは、一体どんなものなのでしょう。
自分の才能を発見する
才能を表現する時、それは知的活動ではありません。才能の表現は自由と喜びを表現する活動です。思考活動や苦労とは無縁です。
たとえば、芸術家や音楽家なら、どんな音を奏でようか、どんな身体の動きをしようか、何色にしようかと頭で考えるのではなく、その時のヒラメキに任せただ、表現することに没頭しているでしょう。
なにも、特殊な芸術やスポーツ、創作の才能だけではありません。
才能の表現は、「自由と喜び」です。どんな活動すればいいなど、限界を作る信念を捨てて、自分が自由に喜びを感じることをすればいいのです。
ある人は、なぜか、道をよく尋ねられるという経験をします。なぜかわからないけれど、知らない土地でもきかれるので、最初は「？」と思っていましたが、ある時いかにわかりやすく、端的に迷わないように説明して、「ありがとうございます♡」を言われた時、至福の喜びを感じている自分に気づいたそうです。なぜ、自分がよく道を尋ねられるのか、この時、腑に落ちたそうです。これが、自分の喜びポイントなのだと・・。
その経験をしている時、その人からは、愛のエネルギーを受け取ると同時に放出していることでしょう。その後その人は、人にわかりやすく伝える仕事に出会っています。
人によって喜びポイントは様々です。道を聞かれたら、面倒臭い、うまく説明できない、時間がないのに、と思うものですし、当然のことでしょう。
ある人は、子どもとはなすことかもしれません。ある人はコスメが大好きかもしれません。筋肉作りに夢中な人、数字が好きな人、文房具好き・・。
自分の喜びポイントを知って、その度に喜びを感じていたらエネルギーが循環していくのだといえます。
才能とエネルギー
誰にでもそれぞれの人が持っている才能があります。先の人のように、一見何でもないこと、それを才能と表現するには恥ずかしいようなこともあるかもしれません。才能を表現するとは、「自由と喜び」がポイントです。
お金を稼ぐとか、その道のエキスパートになるとか、有名になるとか外側とは関係ありません。自分のうちに喜びを感じること、それを制限や限界を外して（大抵の場合、その制限は自分自身でかけているのですが・・）表現してみると、エネルギーが循環して、だんだんと小さな波が大きな波になっていくようです。
最後に・・
喜びポイントも、表現することもとっても大切。
ですが、宇宙の法則の大原則は、「自分を愛すること」でしたね。
それをお忘れなく。：）
次のテーマは、「意識の法則」です。