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F1×歌舞伎!?佐藤琢磨さんも耳を疑った衝撃コラボイベントの体験記🏎️🇯🇵

2024/11/24、F1ラスベガスGPのパブリックビューイングが歌舞伎座にて行われるということで、行ってきました!人生初の歌舞伎座へ!
鈴鹿サーキットと歌舞伎座がタッグを組んで実現したこちらの異色コラボイベント、今回運良く抽選に当選することができたので、詳しくレポートいたします。


建築物としての歌舞伎座とF1マシンの共演が魅せた美しさ

歌舞伎座へ赴いてまず持った感想は、、「意味不明だけどかっこいい!!」

歌舞伎座前にて筆者撮影

イベントのために来た方々も、たまたま通りかかった方々も異様だけどかっこいいこの光景に興味津々で集まっていました。
しかもじっと見ていると、お互いを引き立て合っているような、意外だけどミスマッチとは言えないような不思議な美しさを感じてしまいました。
レッドブルのマシンカラーリングがカーペットと合っていたのかしら?
いずれにせよ、入場前から衝撃的なイベントの幕開けでした!

市川團十郎さんの迫力の舞!!!!!

今回のパブリックビューイング、試合開始前はなんと市川團十郎さんの舞踏を拝見できるとのことで、ちょっと楽しみだな、くらいに思っていた私ですが…
泣きました。

歌舞伎座にて筆者撮影(なんと撮影・SNS投稿OKの神企画)

暗転した舞台から、お馴染みのF1オープニングソングが流れ、同時に煌びやかな照明に照らされたF1マシンと市川團十郎さんが登場!!!!
え!!ちょっと!何これ?と大興奮の筆者。カッコ良すぎて頭の情報処理が追いつかない。
なぜに市川團十郎さんは舞台の真ん中でスッと立っているだけでこんなに美しいの??あ!そうか日本の伝統芸能のプロかつ第一人者として長年技を磨いていらっしゃるからか…いやすごいな、などとぐるぐる考えているうちに、舞が始まりました。

歌舞伎座にて筆者撮影

F1を観にきた筆者、歌舞伎については何も知らず、舞を見たことなど無かったのですが、、、感動しました。
遠くの舞台に立つ一人の人間から発される覇気に、こんなにも人は圧倒されるものなのか。何も知識の無い私が見てもこんなに心動かされるものなのか、と。

F1と歌舞伎の意外な共通点

そこでハッと気づいたことがあります。
F1も歌舞伎も、まだまだ触れたことのない人も多くいる分野。でも、一度触れたら前提知識を持たない人であっても、何かしら心動かされるものがある。
今回筆者は、あえてF1を見た事のない叔母と一緒に参加したのですが、「楽しかった!時間があっという間に過ぎた!」との感想を聞かせてくれました。

さらに、F1ドライバーと歌舞伎役者の間にも共通点はあるようで…

左から田中アナウンサー、市川團十郎さん、市川新之助さん、佐藤琢磨さん

元F1ドライバーの佐藤琢磨さんと市川團十郎さん・新之助さん親子のトークショーでは、

  • 集中力の維持と力の抜き方の重要性

  • 現状に満足せず進化を追い求め続ける姿勢の重要性

  • 自ら「気づき」技を自分のものにしていくことの重要性

等についての熱い語り合いを聞くことができました。なんて贅沢な時間…!

意外性だけじゃない、コラボイベントの魅力

その後のパブリックビューイングは、その場に集まった観客の皆様と興奮を分かち合いながら楽しく観戦することができ、非常に満足度の高いひとときでした。

F1×歌舞伎、まずはその意外性とインパクトは想像以上でした!が、それ以上に今回得られた収穫は、
一見全く異なるコンテンツ同士がコラボすることによって生まれる面白さと、お互いのファン拡大につながる可能性を感じられたことでした。

例えば筆者は、市川團十郎さんの舞を見て歌舞伎の魅力を知ることができたし、客席で見事な「成田屋〜!!!!」の掛け声を聞かせてくれた歌舞伎の長年のファンの方もきっとF1を楽しんでいたでしょうし、

例えるならば異文化交流や国際交流のワクワク感にも似た高揚を味わう事のできる点で非常に魅力的でした。

イベント終了後、歌舞伎座前にて

こういったイベントを通じてF1ファンの仲間がもっともっと増えればいいな、私自身も魅力的なファンイベントなどを企画していきたい!と決意を新たにした日曜日でした。

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