あなたの息が必要
この宵やみの下で、、、
この町のどこかで、いのちが誕生してる。
「今」、意識ある、あなた、、、
呼吸している、あなた、、、
ギリギリでも、生きなければならない。
ギリギリでも、生きることが求められている。
もっと息をしなさい。
遠くで、「今」は、ここにいる、、、
あなたの、いのちの元親が、、、
そう言うのだから、、、
あなたのいのちは、
「今」の瞬間、息をし始めた新しいいのちと、、、
つながっているのだから、、、
同じいのちなのだから、、、
同じ息をしているのだから、、、
もっと息をしなさい。
あなたは地球の花である、ということを、思い出しなさい。
花がないと地球は悲しい、、、
水と大地がさびしがる、、、
あなたが呼吸すれば、他の花も生きられる、、、
あなたの呼吸がないと、森の小さな花が生きられない、、、
あなたに見られないと、となりの花は、さびしい、、、
あなたが声をかけないと、遠くの花は、振り向けない、、、
あなたが動ごいてくれないと、風もおきない、、、
花粉も種も、飛ばない、、、
小さい声でいい、声を出していい、、、
「今」のことを言いなさい、、、
辛いならば、辛いと、、、
もういいと思うなら、もういいと、、、
でも、息をしなさい、、、
もっと、息をしなさい。
小さい声でいい、ことばを発しなさい、、、
そのことばは、遠くへ響いて、、、
ほかのことばと共鳴して、、、
いのちを焚き付け、、、
地球とまちを暖かく変えていく。
思い余まったら、叫んでいい、、、
こころが、萎みそうになったら、泣いていい、、、
わたしは、あなたを抱いて、胸の中に入れ、、、
昔のように、包むから、、、
「今」、呼吸をしなさい、、、
「今」、大きく息をしなさい、、、
「今」、声をだ出しなさい、、、
わたしは、あなたの息が必要なんだよ。
わたしも、この「今」の瞬間、、、
あなたのいる方へ向いて、、、
あなたの顔へ、息を吹いているんだよ。