Wi-Fiがぶちぶち切れる原因は…まさかの。

いやー
なんでもっと早く教えてくれなかったん！！！

と、今日新たな発見があった。

はぁ？ それだけのこと…
なんでもっと早く教えてくれなかったん！！！！

という、トンデモな事件だった。

前々から、整体院内のWi-Fiの調子が悪く、大事な作業のまっ最中に
【インターネット接続がありません…】などと、やたらと切れてしまうことに頭を悩ませていた。ネット接続を契約している会社のサポートデスクには、過去にもなんどか電話をして問い合わせたことがあり、そのたびにいつも同じやりとり。

サ）「（おおもとの）NTTの回線に異常がなければ、ルーターを再起動してください」
私）「再起動しても、また再発するんですが」
サ）「まだつながりませんか？」
私）「いまはつながりました。またつながらなくなったら、また問い合わせます」

また、ルーターかいな。機器の交換でもしてくれたらいいのに、と思いつつも常にネットにつながらないわけではないので諦める。
そしてまた切れて、電話で問い合わせをする。

サ）「ルーターを再起動してみてもらえますか？」
私）「前にも言われて、再起動したんですが、つながってまたしばらくすると切れる、の繰り返しなんですが」
サ）「いまは、つながっているんですよね？」
私）「もう、いいです」

サポートデスクにはなかなかつながらないことも多く、待たされるの嫌だし、どうせまた同じことの繰り返しだから、とここ最近は諦めていた。

で、この諦めこそがさらなる不具合の原因になっていたことも知らず。

そして今日、もう良い加減にせぇや！
と夫がサポートセンターに電話して「なんとかなりませんか」と相談したところ、あっさり解消（したっぽい）。

結論からいうと、複数のネットワークに自動的に切り替えができるようになっていたことが原因だった（だろう）、というもの。
ずっと、原因はネットワークを配る側の「ルーター」にあると思ってきたのに、なんと受信側の設定を変えるだけで解消するかもしれない、と聞かされたときは、どういうこと？ と頭が混乱した。

ざっくりいうと、うちには3種類のネットワークに接続できるようになっていた。

1）ネットワーク12345（某アプリ専用：パスワードが必要）
2）NETWORK_XXXXX（業務用：パスワードが必要）
3）Free_WiFi（パスワード不要）

３つ目のFree_WiFiは、こちらから頼んだわけではないが、来客されたかたへのサービスとして、フリーWi-Fiがあったら良いでしょう？ と勧められたのだとおもう。基本的には、従業員であるわたしたちは使わなくていいものなのだけれど、ネットが繋がらなくなったときに、接続してみたことがあった（のは記憶にある）。

今回、この問題を解消するためにしたことは
この３つのネットワークのうち
「２つを削除」するということ。

メインで使うべきネットワークは、上記2）NETWORK_XXXXXで、それ以外の1）と3）を、設定から削除した。

1）ネットワーク12345（某アプリ専用：パスワードが必要）
2）NETWORK_XXXXX（業務用：パスワードが必要）←残す
3）Free_WiFi（パスワード不要）

そもそもの、1）ネットワーク12345が、どういう意図で存在していたのかは、過去にサポートに問い合わせたときには教えてもらえなかった。詳しい説明は省くけど、某アプリを解約した現在、もういらないネットワークなのだそうで。

はーーーやーーーくーーーー
それ、教えてくれたらよかったのに。聞いとらんし！

で、要は
「ほんらい使う【べきではない】ネットワークに『自動的に』切り替わっていたことが、ネット接続が切れてしまう原因」
なのだと。だから、本来使うべきネットワークだけ残して、あとは削除だって。

それ、もっと早く教えてよ。
今まで何度も問い合わせをしたけど、誰ひとりとしてそんな情報を提供してくれたひとはいなかったぞ……。

＊＊＊

わたしは、まったく逆の発想で、「複数選べるようにしておいた方が、どれか一つが切れた時にすぐに切り替えて、生きているラインにつながるんでは？」 などと考えていた。

一部、合っていた考えもあったのだが。

というのも、一時期、ネットワーク12345
は、ルーターを外して使わないようにしていたのだが、あまりにもブチブチとネット接続が切れてしまうので、つかうネットワークを分散させたらいいんではないか、と考えて、ネットワーク12345を復活させたという経緯があった。

そして、ひとつのネットワークにたくさんのアクセスが集中するとよくないのだと思って、分散させることにした。

◎業務で使うPCは、NETWORK_XXXXXの設定だけにしておく（ネットワーク12345は使わない）。
◎院内のBGMを流すタブレットは、ネットワーク12345の設定だけにしておく。（NETWORK_XXXXXは使わない）

という感じで一時期は、運用してみたが、それでもやっぱりネット接続が切れることもあって、なんかちがうかも、と結局ぜんぶの端末で
NETWORK_XXXXX
ネットワーク12345
この2つを自動的に接続しに行く設定にしてしまっていた。が、これがいけなかった、のと加えて、わたしはフリーWi-Fiの存在への認識が甘かった。

一時期、ネットワーク12345を使わないようにしていた時期にも、頻繁にネット接続が切れていたのはなぜ？ とのわたしの問いに

Free_Wi-Fiがあったから、Free_Wi-Fiに自動で切り替わっていたんではないか、とサポート窓口の人は言った。だから、Free_Wi-Fiのネットワーク設定も削除する必要があるのだと。ブラウザを立ち上げてしまうと、パスワードなしでFree_WiFiに接続しにいってしまうので、設定から削除して今後は使わないように、と。

はぁーー。

おそるべし、無知。

知らないとこんなことがあるんだなぁ…。
Free_Wi-Fi、よかれと思って使えるようにしてあったけど、ぶっちゃけあってもなくても関係ない（ここの整体院は、フリーWi-Fiが使えるから助かるわー、なんて人いないと思う）。
そして何も知らなかったわたしたち従業員が、そのフリーWi-Fiに接続してしまったがために、通常の業務に使うインターネット接続に不具合を生じさせていたとは。いったい、なんですかね。

ちなみに、ネットにつなぐ端末（PC、タブレット）側の「Wi-Fi設定から不要なネットワークを削除」したのち、ルーターの再起動をして作業は完了。

その後、今日はまだ一度もWi-Fiが切れて困るという事態には陥っていない。そもそも、どういうタイミングで切れるかはわかっていなかったので、再現テストはできないけれども。この感じだと、普通に使っている分には大丈夫そう。

一件落着でよかったよかった、となるところだけれど、今回の件で学んだことは、やっぱり
「どういう仕組みになっているのか理解せずに、あれやこれや手を出しても解決しない」ということ。

もっと早くから、
このネットワーク設定、どういうことなんですか？
わたしには理解できていないので教えてください、ってしつこく疑問をぶつけて解決しておくべきだったんだろう。

でもこれで、ひとつ学んだ。
Wi-Fi接続に複数の選択肢があるのは、決して「良いこと」なんかではない。迷わせちゃダメってことね。