英語の距離感
こんにちは。
ここのところ、Amazonプライムビデオでドラマにはまっています。
毎日みています。
最近は、シーズン17までいったNCISが終わり、リーサル・ウェポンがシーズン3で終わり、そして今はまた別のタイトルを観ています。
舞台はワシントンDC、ロサンゼルス、そして今度はボストン。
どこも行ったことがない街なのですが、それぞれ雰囲気がちがっていて行ってみたいなぁと思わせてくれます。(実際にそこで撮影されているかどうかは知りませんが。)
わたしが最近、英語学習を再開したのにはこの影響も大きいのです。毎日英語を観ていると、だんだんと慣れてきて字幕をみつつも耳でも英語を聞いて、ふーん、そうやって言うんだ、とか、そういう日本語でくるか…などと考えたりするのです。
最近こんな本を読みました。
英語の思考法ー話すための文法・文化レッスン
タイトルには、英語の思考法、となっていますが
わたしがなるほど、と思ったことがあったのでメモしておきます。
英語はストレートなものの言い方で、日本語はなんとなくふわっとした言い方、ととらえられがちだけど必ずしもそうではない、という話。英語にも敬語表現はあるし、丁寧な表現もある。なにも日本語だけのものではない。
その前提はもちろん、知ってはいたけれどさらにつっこんで、なるほど…と感じたのは次の点。
英語と日本語では、相手との距離の取り方がちがうということ。
それが丁寧な言い方だったり、敬語表現にも関わってくるのだけれど、日本語ではなんてことのない相手への言葉が、英語にするととんでもなく失礼なもの言いになってしまうかもしれない、というのにはハッとした。
相手のことを尋ねるときに、日本語では普通の表現だったとしても、そのまま英語にするとあまりにもストレートすぎる(干渉しすぎる)表現になるとか、~したほうがいいですよ、という提案も、「私だったらそうするけど、あなたはどう思う?」みたいに、日本語にすると回りくどく感じる表現のほうが英語の場合はしっくりくるとか。
日本語での敬語表現、丁寧さの表現は「年長者や役職が上の人をあげて自分をさげる」という上下関係を重視するのにたいし、英語はどちらかというと「個人を尊重する」ことを重視して、上下関係は日本語ほど意識しないんじゃないかと思う。
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詳しく説明できるほど、まだ自分のなかに落とし込めていないのでこれ以上は書きませんが、とても興味深いと思います。
そして、この本を読んでからテレビドラマの登場人物の会話を聞いていると、あ、これか!という発見が次々とでてくるのも興味深いのです。
そんなことを考えていたら、ちょっと古いけどイングリッシュジャーナルのバックナンバーで特集が組まれていたので、いまはこちらを読んでいます。
ENGLISH JOURNAL 2020年7月号
つくづく、外国語の習得は長いみちのりだなぁ…と感じつつ
つねに新しい発見の連続です。だから楽しんだろうなぁ。