No.117笑って包括
今日は、包括についてお話しします。
包括、というのは、私の好きなやり方で、とても簡単だし、楽になります。
簡単なのは、この包括というものが
細かいことを気にせず、全部一つの箱に放り込むみたいなやり方だからです。
ある意味で、全方位肯定でもあります。また、中立な見方や、森羅万象的な見方とも言えます。
とにかく、いろいろなことがごちゃごちゃしてしんどい、自意識が過剰になりすぎていてしんどい、また、強烈な恐怖が生まれた場合などにも効きやすいので、よければ活用してみてください。
ある時までは、私は自分のエゴの至らなさや、だめだめさ、大騒ぎを目にすると「なんとか自分で、蹴りを付けときますね」
という感じで扱っていたのですが、ある時
「笑って包括しときますね」
と言うようになって、それ以来その言い方が自分で気にいっています。
「お薬出しときますね」みたいな感じで。
「お薬出したらそれでいい、あとは寝とれ」みたいな呑気さ、「もう別にこっから先はとりわけ痛いことはしませんからね、安心してくださいね」という感じの響きです。
包括には、
「包括〜っ!」の一言で、ボーダーコリーが羊を全部集めてきてくれるような一括で全部ができるよさがあります。
どうやるかというと、嫌だと思ったものの周辺、また、それを産んだ社会全部、そして痛みを感じているエゴ全種類を自分の腕の中にまるっとおさめてしまうやり方です。
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