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ようやくウチは「介護×病気治療」だと気づいた【高齢な親の話】

片道6時間、新幹線の距離に住む母を遠距離介護しています。

ここのところ母は低調でした。

「もう何が何だかわからへん」
「頭おかしい」
「薬何飲んだらいいか分からん。こんなんいやや」

を繰り返していました。そして「ヘルパーさん来ていらん」「いやや」と引きこもり閉じこもり生活を続けています。薬を飲んでない日が増えて、調子はますます低調です。

時々様子を見てくれるおじさんから私に連絡がありました。

「リハビリを兼ねてホームに行く方が良いと思う。生活もきちんとするし、何よりスタッフさんとか入居者さんとかと接するのが刺激があって良いと思う」

と。

私もずっと前からそれは思っていました。
そっか、他の人から見てもそう思うのね。

ただ、母は要支援1。まだまだ介護度合いは軽い方らしいです。

先日、友人と話していて、気づきました。友人のお母様は骨折をきっかけに、体を動かすのが大変で、家の中でも転倒しないように、モノをとりやすいように、便利家電を配備したり、手すりや段差をつけたり、様々工夫をしているとのことでした。

友人は介護で大変な話をしていたのですが、介護で大変の内容があまりにウチと違うので、もしかして、ウチは「介護」ではなく「介護×病気治療」なんだと思ったのです。

介護を受けてる方は病気やケガなどあることが多いでしょうから、みんなそうなんでしょうけど、
多分うちは

病気治療 >> 介護

一人暮らしで高齢だから、って「介護」だと思ってましたが、そうだなあ、「病気治療」なんだろうなあ、と思って妙に納得しました。

だから大変なんだろうな、と。

まあ、私の受け止め方が変わったとて、状況は変わらないのですけどね。

「もう頭がおかしい」

なんてつぶやいていたと思ったら、

「○○さんからお歳暮が来たから、あんた、何か買って送っておいて」

なんて電話が来ますし。
翌日には「もう訳が分からへん。お歳暮なんて分からん」と言い出すので、「はいよ」とお歳暮を送っていいのか微妙なところです。


ま、仕方ない。できることをやろう。


お読みいただきありがとうございます。
今日も皆様がステキな一日を過ごせますように。



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