漢検4級受けてみた
わが子トラが漢検4級を受験してきた。
英検の時は親主導だった気がするが、今回の漢検は本人から受けてみたいと言い出した。
どうやら、検定モノに力を入れている大手塾の子らに影響を受けたらしい。
そこでまずは級について調べてみると、
4級:中学在学程度
3級:中学卒業程度
準2級:高校在学程度
2級:高校卒業程度
といった具合で、英検や数検とほぼ同レベルに設定されている模様。
トラは3級と4級で迷っていたが、検定まで日が無いのと初参戦ということで、まずは4級からスタートすることにした。
当初トラが立てた学習計画は、夏休み中に漢検のテキストを毎日4ページずつ。
検定日までに黄色いテキストを全部さらうと豪語していた。
しかし呑気なわが子だけに、計画倒れとなるのは火を見るより明らか。
さすがに検定前日は両親にカツを入れられ、半泣きで夜中まで勉強していたものの、結局1/3ほど手つかずのまま本番を迎えることとなった。
さて本番当日。
時間的には見直ししてもまだ10分ほど余ったそうで、しかしいくら考えても全く思い浮ばなかった問題が3個、合っているかどうか不安な問題が10数個。
4級の合格ラインは得点7割ということだが、配点しだいではどうなるかといったところ。
また本人は正解だと思っていたのに、帰宅後私にダメ出しされた問題もあった。
その一つは
トラは「反対の意味を表す字を重ねた熟語」だと思ったそうだが、正しくは「上の字が下の字を修飾している熟語」だ。
聞けば”狂喜”の意味はもちろん、”狂喜乱舞”も知らないという。
これにはガックシだった。
私は小学生の頃に、当時ヒットしたさだまさしさんの歌で”狂喜乱舞”を覚えたものだが・・・
そんなトラも、大好きなハニワ(HoneyWorks)の歌詞によく出てくるという"溢れる"や"誤魔化す"などはサラリと書けてしまうのだから、やはり好きな物は自然に覚えられるものだな、とつくづく思う。
高校入試における漢検保有のメリットは英検ほどではないとも聞くが、どうせいつかは覚えなければならない漢字である。
願わくば中3になるまでに準2級まで取得し、時間と内申点の両方を前倒しで稼いで欲しいものである。