違和感…
何だかおかしい…
9月の下旬頃から右の背中辺りに鈍痛があるのがずっと続いてる…
8月、9月と仕事が炎上案件であったことで、案件が終了する9月末に多少ほっとした気の緩みがあったのか、その後も時折鈍痛が続く…
個人的には右肺上葉は切除しているので、その肺部分は空洞だと思うけど、鈍痛の場所はその下の右肺中葉か下葉部分の背中側…
以前、CTガイド下肺生検をしたところだと個人的には思っていたけど、その位置は背中の肩よりのところなので、その部分とは異なっている…
肺そのものは痛みを感じないので、多分胸腔の胸膜あたりに転移したのではないかと察している次第…
ただ、最近咳が出始めているので、むしろ風邪やコロナなどに感染しての痛みだとしたら、個人的にはその方が癌の転移と比べるとありがたいと思ってる…
そんな違和感が今も続いてる…
そして恐怖の…
そんな違和感を感じている中で、とうとう10月15日を迎えた。
造影CT検査の日である…
15日は、14:15から造影CT検査のため12時に病院着で、まずは2階で採血…
採血レーンは7レーンフル稼働していましたが、待合室は激混み状態で、30分待ち…
点滴での抗がん剤治療中に左腕の欠陥部分が紫色に変色して恐怖を覚えたことがあるので、それ以来、今のところ注射関係はすべて右腕に針を指してもらっています…
相変わらず注射は怖いので、注射で今日は5本採られる間、ひたすら目を閉じている状態で何とか終了…
その後、X線撮影の受付に行き廊下で待つのですが、今日は不思議と待っている人が少なくて、10分前後で呼ばれて、胸部レントゲン撮影を正面と横の2枚撮影…
次に2階から1階に降りて、心電図測定…
心電図の検査室の先には、以前何度も通った通院での点滴による抗がん剤治療でお世話になった腫瘍センターの入口があり、個人的にはもうこの入口から中に入りたくない心境が蘇ってきました。
それでもこの入口をめがけ、吸い込まれるようにがん患者の人を心電図の検査で待っているわたしの前を通過するのを見るたびに「この人も生きるために日々頑張っておられる」と思うと、本当に涙が出そうになる…
そんな色々な思い出を振り返っている時に心電図検査に呼ばれ、ベッドに横になりました…
心電図を測定中に思うのは、この時に咳をしたら心電図の波形は乱れるのだろうかとか、ゆっくりと呼吸している時に呼吸のリズムを変化させると心電図の波形に影響が出るのだろうかとか、色々と頭の中では考えるものの、早く終わりたいために、素直に対応しようとする自分がいる…
そんな自分が何故か素直に測定されてしまう不思議…
いよいよ造影CT検査
造影CT検査時刻より早く他の検査が終了したので、受付だけ済まして後は待ち時間…
先日購入した本を廊下の椅子に座って読書タイム…
その後、自分の番号を呼ばれ、看護婦さんから今日の体調の確認や注意事項の説明、造影剤を入れるのに左右どちらに針を指した方が良いかなどを聞かれ、やっぱり右だと答える…
そしてしばらく待ち時間…
移動ベッドで運ばれて、酸素ボンベも繋がれたご老人の患者のCT検査の準備がされていて、看護婦さん3人がかりでなんとか検査…
やっぱりご老人のほぼ寝たきりに近い患者さん対応って、ほんとに重労働だし大変なお仕事…
それでもきちんと患者さんの身なりまで整えてくれて、この病院の看護体制は凄いと実感…
その患者の次は、点滴を2袋している老女性のかわいいオバサン…
かわいいオバサンの次に呼ばれて、CT検査へ…
検査台に寝て、その後、右手に造影剤注入用の針が刺され、バンザイの状態で足側からCTにスキャンされる状態で…
最初は造影剤無しでCTをして、次に造影剤が挿入…
いつものように身体が暖かくなり、今日も人造人間というか改造人間というか、ショッカーに捕まった本郷猛風というか、このまま仮面ライダーに変身出来そうな勢いで体中がショッカー…じゃなくて、カッカと熱く煮えたぎる中「息を吸って~♬ 止めて~♬」の言葉に従い、造影CT検査が無事終了…
終了後は、身体に挿入した造影剤を尿として早く体外に追い出すために、CT検査受付の近くにある自販機で500mlのペットボトルのお茶を買って、一気に飲み干してから、お会計に向かいました。
その途中に、病院のコンビニによって、いつものようにバンホーテンココアを2本購入してから、会計に…
何とか造影CT検査も終え、帰路に…
さて結果が怖い…
さて、この造影CT検査の結果は22日の医師検診でわかるけど、今回は右肺のある背面にずっと鈍痛があるので、正直結果が怖い…
とはいえ、毎回造影CT検査は体調が悪い時に限って検査日と重なったりするので、正直毎回怖いというのが正解かも…
変な咳も増えているので心配事はたえないですね~♬
本当に胸膜あたりに転移していたら、この先、泣くに泣けないな~♬
結果を早く知りたい心境と、知りたくない心境が綱引きしている状態で、またこの悶々とした気分を22日まで引きずるのかも…
そしてわたしは…
恋煩いではなく、肺が心配…