確かに安すぎるIT人材の給与…
日本のIT人材が少ないことは、色々なところで囁かれている。
でも正直、その割に給料を上げたとか働く条件が良くなったなどの情報は、これっぽっちも出てこない有様…
未だに中小でIT人材と言っても、ひとり情シス的な業務用PCで困ったことがあったら聞いて応えてくれる人材だったりするし、ちょっとパソコンに詳しいレベルだったりもする…
まあそもそも昨今の企業経営において、案件の発注だったり、経理だったり、給与計算だったり、色々なものがシステム化されている状態にも関わらず、組織内の情報システムに疎い経営者が多すぎるのも大きな原因ではありますね…
その経営者含め組織の意思決定層が、パソコンに詳しいレベル程度にしかIT人材を認識してないので、結果的に安い賃金での職しかない状態ですよね〜♪
企業のなかでも情シス部門に異動になるのは出世コースを外れた人だ的なところも多いと聞くし…
本来は組織とその経営に対して重要な一躍を担っているはずの情報システムではあるものの、単なる道具としか思われていないし、そこに人材を割くのも嫌だと躊躇なく答える経営者も実に多い…
その割には、自社の情報セキュリティは鉄壁だと言い放つ意思決定層もいるから、何を根拠に言っているのかすらわからない状態、それはエビデンスもないままにコロナ対応を右往左往試行錯誤しているのと似ているかな〜♪
また、そのIT人材を育てるための大学教育ですら、まともな教育人材がいるのか疑義があるし、情報基盤センターなる大学内のネットワークやサーバー管理人材も、准教授や講師、助教並の人という触れ込みで募集しているけど、基本は小間使であり便利屋さんを求めているわけで、そんな大学教育の認識そのものが、ある意味IT人材を馬鹿にしていると思えますね〜♪
情報システムの仕様作成についても、いまだきちんとした仕様が書けているところも少なく、行間を読め的な乱暴なものも多いし、要件定義がいい加減だから、最初にそれを詰めるまでに時間を要するのだけれど、それをもたもたしているとかぬかす輩も多かったりしますね〜♪
その割に、きちんと決めてきたことを後から仕様変更に近いことを持ち出してきたりして、本当に駄目な組織というか駄目なところが多すぎな感…
まともなIT人材を育てることも重要だけど、そのような人材が育ったところで希望ある光はなかなか見えてこない日本の実態かな〜♪