危機管理人材がいないのかも…
個人的には首相が酸素ステーションなるものを言い出したとき、むしろ医師会は真っ先に先導して、厚労省に掛け合って、医療の点数化に結び付けられるようにすれば、医師業務の範疇として、地域の病院が酸素ステーションとして、機能できるのかと思っていたけど、例の医師会の重鎮たちは知らぬ存ぜぬで結果的に医療を政府に丸投げしているわけで…
日本って、共通の目標はありながら、どの組織もどの組織内も、個人のレベルでも、足の引っ張り合いばかりやって先に進みませんよね〜♪
わたしも無償の社会貢献活動の一つとして、企業倫理の施策をいろいろな企業に導入するお手伝いをしていますが、本当に共通の目的に向かってベクトルを揃えるのは至難の業です…
それでも共通にもっている危機感とか課題解決のアプローチ方法とか、本当に言葉で何度も何度も説明していくと、やがてそれらの人に課題解決のイメージができるようになりさえすれば不揃いの方向を向いたベクトルも少しづつ同じ方向を向き始めるというもの…
実は今も、所属する組織の小さな部署で、これまでのやり方をガラッと変える変革中なのですが、小さなところでも抵抗勢力はかなり強いもの…
それを少しづつ少しづつ、何回も何回も説明して、やっと少し進めることが出来ますし、最初の方向性と考え方やアプローチが共有されると、必ず生じる批判や否定は、実は些細なことだったりします。その些細なことに対しても、どう対応していくのか、その期限はどうするのかなど適切な対応を積んでおくと、ダメ出しも一つ一つ消していくことが出来ますね…
まあコロナの場合は、複雑に利害関係が絡む以上、もうこれでもかというくらい説明が必要なわけで、感情的な説明よりも、データを基にした分析と、ある意味、理詰めに近いような論理を通しつつ説明を繰り返すしか無いですよね〜♪
まあ文句いうだけの人や団体はだめですけど、文句をいう以上は、その文句が叶い、かつ、現実的実現可能でそれを国民が納得できるという建設的な案をともない提案せよというのがセオリーかと思うのだけど、突飛すぎて現実的で無い案しか持ち得ない人や団体も多いですね。
この辺のマネージができる人が残念ながら少ないのと、そのようなマネージを体験している人がそもそも少ないんでしょうね〜♪ 人材として、そのような人を育ててこなかった事が、今ののらりくらり状態を表しているのかも…
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