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副作用出始める 分子標的薬タグリッソ服用14日目(2023年6月5日)

昨日はほぼ1日中デスクワークだったのですが、午後になって妙に胸元が痒くなってきました…
別に汗が出ているわけでもなく、この度重なる痒みはどうなんだろうと思いつつ、シャツの胸元を引っ張って、胸に空気を送り込んだり、シャツの上から擦るようにして痒みを抑えてました…

いよいよ副作用…

先の入院中は副作用もなく安心していましたが、退院してから出始めた様子…
下のサイトにある「抗がん剤治療と皮膚障害」のPDFをダウンロードすると、これから遭遇するような恐ろしい皮膚障害が写真つきで掲載されていました…

https://www.scchr.jp/cms/wp-content/uploads/2016/01/3695b7b1959191d4ef369c78121b62a0-1.pdf

その12ページにある「ざ瘡様皮疹」の範囲が小さいものが胸元と両腕、両足、そして多分背中にも、今は点在している感じです…

丁度EGFR癌遺伝子の分子標的薬の服用を始めて14日目でした…
同じ12ページにグラフが掲載してあるけど、それに比べると1週間ほど遅れて症状が発現されている様子…

グラフをみると、その後皮疹は減っていくようですが、どうなることやら…

とりあえず今は、病院から処方されている「ヘパリン類似物質油性クリーム0.3%日医工」を塗るしかないかな~♬

頭髪の抜け毛について

タグリッソの副作用が皮膚に現れるということだったので、お風呂は毎日入っています。頭髪は2日に1回洗髪するようになりました…

最近は、まだ抜け毛は多いと思いますが、ピークは過ぎた感がしてきました…
抜ける髪も少なくなってきているので、相対的に抜け毛も少なくなったとは思いますが、ようやく点滴での抗癌剤の副作用から頭髪は回復傾向に向かってきたのかも知れません…

足のしびれ

これは今のところ全く改善の傾向が見られない状態で、両足なので足の踏ん張りが効かない状態なので、朝の通勤電車も、つり革や手すりを持っていないと不安な状態が続きます…

なんとなく足の踵だけで歩いている感じです…

見た目は全く普通なのに、感覚が変というのが、これだけ生活に影響することが良く理解できます… この気持ち悪さが早く改善すること願うのみ…

なかなか上手くは進まない

癌になって、思うようには物事が上手く進まないものだと認識…
薬に副作用があるように、メリットには必ずデメリット、良いこともあれば悪いこともあるように、その加減を見計らいながら、何事も進める必要があることをまじまじと考える日々…

その意味では、人間って、人生って良くできているのかも知れない…
人生落ちるところまで落ちてしまえば、あとは上を向いて生きていく以外には選択肢がないというもの…

どうせそうなら、楽しく笑いながらそれを目指すしかないのかも…

この経験は自分に何らかの意味を与えていると思うことにした…

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