『ナニシテモイイコ』「人形」歌詞解説
ずっと「書くぞ~!」と言い続けていたキャラソンの解説記事です!!
曲出してすぐ辺りから言っていた気がするのですが、いつの間にかリリースから半年が経とうとしている……ちょうど区切りということでお許しをば🙏💦
まずはこちらをご覧ください!👇
本編まだの方は先にどうぞ!👇
歌詞&解説
以下解説は作詞作曲をいただいた斗南さんとのやり取りの中でお伝えいただいたものです。それがすごく良くてですね……知るとより曲が深まってですね……これはぜひ皆さんにも読んでもらいたい!ということで、斗南さんから掲載の許可をいただいたものになります。
ちなみに、イチコの声の菜月なこさんには、以下解説を参考に歌っていただいておりました。
それでは、歌詞と共にどうぞ!
【解説】
一番はお店での日常、お客さんの性の相手をするイチコちゃんをイメージしています。手慣れていて相手に手ほどきしたり、からかうようなこと(サービスポーズしたりとか)をしながらも悲観的で、諦めているような感じです。
【解説】
二番は主人公と外に出て、陽人君を待っている時のイチコちゃんです。「こんな人をまだ好きだなんて」は主人公に対し、「私のことを好きなんて不幸な子だな」と思っている感じです。
サビはイチコの陽人君に対する想いと、それを主人公に語り掛けている感じです。「そうねずっとずっとあの子は知らないままね」は、自分の愛情に気づかない陽人君に対し、そうだよね...と理解して受け止めつつも「愛されるだなんておもわない、けれど(※)」とやるせない気持ちもある感じにしました。
※こちらの箇所は現在のものと異なるのですが、それについては後述します。
【解説】
ラスサビは、END1(ノロワレタコ)をイメージしています。ガラスを踏んだように、歩くだけでもつらい主人公。その主人公に「生きる」呪いをかけ、崖の上からイチコが一人飛び降りる様子を書いています。
また、ラスサビは個人的に陽人君にも当てはまるように作っていて、イチコが主人公と陽人を重ね合わせているというイメージで作りました。
といった風に説明をいただいておりました!
どうでしょう?皆様の考察とどれくらい合致していたでしょうか?
個人的には「ガラスを踏んだ足で歩く」の所は聞く前一番気になっていた箇所だったので、ダブルミーニングと知った時は「はぁ~!なるほどな?!」と膝を打ちましたね?!
あと一番、非常にえっちで良きなんですよね……。
先述の通り、二番の「分かり合えるなんて 思わないけれど」の部分は元々は「愛されるだなんて 思わないけれど」でした。
そこについて「理解されるだなんて」のほうがいいんじゃないか等の私からの返答・やり取りがあり、お互いの解釈や発音、音の擦り合わせがあり、現在の「分かり合えるなんて」になっています。
当時のやり取りも一部抜粋して以下に載せますね。
【斗南さん】
一応「愛される」を使っている理由ですがED2のイチコのセリフに「恋はしてないけど、愛してる。それじゃダメ?」というのがあり、イチコの中で「愛する」というのは性的なものでも恋愛感情でもなく、親子愛などのことなのかなと思ったので!
【桃 実女子】
なるほど、あの台詞がもとになってたのですね……!
愛情もですが、恋愛も、興味関心も、自分のほうへ矢印が向いて欲しいという欲があまり無い人なんですよね、イチコって。過去の不倫(サブエピソード2に書いてあります)では「愛してほしい」「私を見て」と思っていましたが、陽人が産まれて以降は誰かを愛する、自分から他者へ矢印を向けることのほうが、彼女にとって大切になったんじゃないかなぁと。
陽人との再会のシーンでも、「私が愛している」よりも「貴方は愛されている」ということを伝えたかったんだと思ってます。
【斗南さん】
なるほどです!代案についてですが発音と音的に①の「理解されるなんて思わないけど」が一番良いと思います。また、こちらからの代案なのですが「分かり合えるなんて思わないけれど」というのはどうでしょうか?意味合いが少しずれているかもしれませんが、歌としてはこちらの方が綺麗にはまります。
まとめ
いかがだったでしょうか?!
他にもカラオケ配信したりサブスク登録したり色々やったのですが、制作経緯については「キャラソン作ってみた」みたいな別記事で書こうかなーと思ってます。気が向けば。
カラオケについて👇
サブスク👇
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!
✨Thanks✨
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