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前年との差分を感じたできごと

図書館の書棚の本

最近、資格試験の勉強のラストスパートのため、集中しやすい環境を求めて、近所にある公共の図書館の自習室の机に向かうことが多くなった。

今日も行ってきたのだが、座った席のすぐ後ろが、日本の歴史的美術品に関する書籍のコーナーだった。ずらりと並んだ書籍の背表紙には、今年何度も鑑賞した日本画の有名な絵師(俵屋宗達、尾形光琳、鈴木其一、狩野永徳、伊藤若冲 等)についての解説や、京都に紅葉見物に行った寺院で観た鳥獣戯画図の解説、神護寺の本尊についての解説など、片っ端から読んでみたくなった。(しかし、これはまさにテスト勉強中に漫画を読んだりしたくなる「現実逃避」そのものではないか、と思って踏みとどまった。)

1年前にはこういうものには全く興味がわかなかったように思うが、今年は、特に後半集中的に美術展などに足を運んだり、京都へ何度か出かけて有名どころの寺院もいくつか参拝しているうち、色々な点が繋がっていつのまにか楽しみ方も学んだ気がする。

そして、データサイエンス、統計の勉強についても、統計検定4級に合格しただけの1年前と比べるとかなり進歩したように思う。

毎年、前年との差分を感じられるように

何によってこんなに差分が増えたのか理由を考えてみたところ、運動量が増えたことが挙げられると思う。体を鍛えて意欲がわく、という状況を作っておけば、インプットが増えて興味の対象や物の見え方が変わったりすることがあるのだ。そうすると、色々な出会いから吸収するものが質・量ともに変わり、正のスパイラルに入ることができるのかもしれない。

来年も今年得たものからさらなる展開があるように、そのためにも体を鍛えて意欲が衰えないようにしておきたい。

課題図書の抜き書き

思考の習慣は自己訓練によって錬成することができる。思考の習慣は人生で自分が完全にコントロールできる唯一の要素である。

私たちはできていないが成功者はやっている52のこと
ナポレオン・ヒル



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