
長谷川町子(1920.1.30-1992.5.27)『芸術新潮』2016年9月号 特集 こんなに凄かった! 長谷川町子と「サザエさん」 角田光代(1967.3.8- )・河野丈洋(1978.9.18- )「もう一杯だけ呑んで帰ろう 第28回 赤羽『まるます屋』」「たぬき豆腐」 日記 2016年10月20日 世をいとふ心の深くなるまゝに過ぐる月日をうち数へつゝ 新古今和歌集 1824 久保田啓一(1959- )「「めでたさ」の季節 天明狂歌の本質」 大田南畝(1749.4.19-1823.5.16)
日記
2016年10月20日
午前1時30分起床
室温21.0度 湿度76%
体重51.4kg BMI 19.1
スクワット20回 懸垂5回
61歳9か月

世(よ)をいとふ心の深くなるまゝに過ぐる月日をうち数(かぞ)へつゝ
前大僧正慈円
題しらず
新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1824
「世を遁れようとする心が深くなるにつれて日々過ぎてゆく月日を数えているよ。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.531
拾玉集[慈円の家集]「日吉百首和歌」。
慈鎮和尚自歌合は五句「うちながめつつ」。
出家の志が固まってゆくにつれ、在俗の残りの日々が愛惜される。未練というより惜別の情で前歌 1823
「世の中をいまはの心つくからに過ぎにしかたぞいとどこひしき」
に通ずるが、自歌合でも両歌左右に合わされ、
[藤原]俊成は前歌を「いま少しまさると申すべくや侍らむ」と判ずる。
「世を厭ふ」に寄せる雑歌。
慈円(じえん 1155-1225)
平安時代末期から鎌倉時代初期の天台宗の僧。
藤原兼実の弟。
千載集初出。
新古今入集九十二首(西行に次ぐ第二位)。
勅撰入集二百六十九首。
隠岐での後鳥羽院による
『時代不同歌合』では僧正遍昭と番えられている。
小倉百人一首 95
「おほけなくうき世の民におほふかなわが立つ杣に墨染の袖」
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/jien.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/慈円
2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ読み始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153791951
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1995首
明日から再読
2017.3.26

久保田啓一(1959- )
「「めでたさ」の季節
天明狂歌の本質」
九州大学国語国文学会
『語文研究 』55(1983.6)
p10-18
https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/12029/p010.pdf
https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_detail_md/?lang=0&amode=MD100000&bibid=12029
https://hdl.handle.net/2324/12029
「「めでたさ」を基調とする狂歌集としては他に
『江戸花海老』(天明二年刊)、
『新玉狂歌集』(天明六年刊)、
『狂歌千里同風』(天明七年刊)
等が挙げられよう。
「めでためでたの若松さまよ、枝も栄て葉もしげる
その千代の子のめでたき顔見世」(四方山人序)
で五世市川団十郎の子が海老蔵襲名披露をする、
それを記念して南畝が献呈した
『江戸花海老』は、龍宮の乙姫はじめ諸魚一同評議して
海老蔵襲名の進物に狂歌を贈ることにしたという
奇抜な趣向の狂文が主体で、通常の狂歌撰集とは
性質を異にしている。しかし、狂文中に延々と述べられる
江戸狂歌壇の紹介、特に
「日本大きに狂歌はやり、別て東都に上手多く、
かりにも落書などいふ様な鄙劣な歌をよむ事なき正風體の狂歌連中」
といった気負った口ぶりには天明狂歌の精神が脈打っている。
五世市川団十郎(白猿)讃美の狂歌が数多く詠まれており、
江戸讃歌の重要な一要素ともなっている
(日野龍夫編『五世市川団十郎集』解説等参照)
事は、狂歌壇と白猿の深いつながりとも考え合わせ、
市川団十郎が狂歌の本質である「めでたさ」を
具現した存在であったことを示すものと思われる。」
p.16

長谷川町子(1920.1.30-1992.5.27)
『芸術新潮』
2016年9月号
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/backnumber/20160825/
https://www.amazon.co.jp/dp/B01JMCABQY
特集
こんなに凄かった!
長谷川町子と「サザエさん」
「「サザエさん」誕生70年を記念して、
日本初の女流漫画家である長谷川町子の
作品と生涯を追う。
【PartI】
◆やっぱり同じ? それとも違う? マチコさんとサザエさん
◆しまおまほが厳選 単行本では読めない「サザエさん」
【PartII】
◆よりぬき「サザエさん」ヒストリー
◆「サザエさん」が描いた時代 文・黒川創
◆「束芋シスターズ」三姉妹鼎談 アーティストの次女がいる家
【PartIII】
◆天才漫画家・長谷川町子の一生
【コラム&インタヴュー】
◆漫画史のなかの長谷川町子 文・清水勲
◆脚本家がみた町子さんとマー姉ちゃん 談・小山内美江子
◆長谷川家の"何でも屋"がみた姉妹 談・川口淳二+川口萬壽美」
p.10-83





我が家には、
姉妹社版『サザエさん』全68巻と
朝日新聞社の文庫版全45巻がありますけど、
それらには収録されていない作品を読めて楽しかったです。
「新聞紙面では発表されたものの、単行本をつくる際に
長谷川町子たちが収録しなかった作品がある。
選から漏れたといっても、その面白さはいつもの
「サザエさん」と同じ。その中からこれぞ! という作品を、
しまおまほ[1978年生まれ 漫画家]さんに選んでもらいました。」
「マンガ育ちの世田谷っ子 しまおまほが厳選!
単行本では読めない「サザエさん」」p.25
『文藝春秋漫画読本』1954 で発表された
「サザエさん10年後」と
「サザエさん30年後」が一番の収穫です。
タラちゃんにヒトデという妹が!
70ページ以上もある特集なので、
様々に読み応え満載です。
https://note.com/fe1955/n/ndcd5d0185e6b

角田光代(1967.3.8- )・河野丈洋(1978.9.18- )
「もう一杯だけ呑んで帰ろう
第28回 赤羽『まるます屋』」
p.164-165
「私が感動したのは「たぬき豆腐」。
豆腐に、キュウリ、カニかま、わかめ、天かすをのせ、
冷たいそばつゆをたっぷりかけた一皿。
これは本当においしい。キュウリまでおいしい。」
角田光代(文・写真)
p.164
山葵をそえた「たぬき豆腐」(500円)
の写真が掲載されていて、
本当に美味しそうです。

https://x.com/marumasuya1/status/1387974852980613124
たぬき豆腐お土産も出来ます。ご購入してくださった皆様、ありがとうございます。
— 鯉とうなぎのまるます家 (@marumasuya1) April 30, 2021
Twitterにて、美味しそうに盛り付けしてくださっているのをお見かけして、嬉しいです‼️#まるます家#たぬき豆腐#今日はたぬき豆腐日和 pic.twitter.com/2Psygx4Neh


久住昌之(1958.7.15- )
『ふらっと朝湯酒』カンゼン 2014.2
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/590962937645016
https://www.amazon.co.jp/dp/4862552269
p.47でも、
「冷やしたぬきうどんの原理でバッチリ。」
と紹介されていたなぁ。
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid028Nvk1H4perkA9qjQJJh1h6XvxaeG2wTXyHdb3yjFoVDCZWtCnEiJVoMyLHh8Jx1xl
昨日読み終わった本。 角田光代・河野丈洋『もう一杯だけ飲んで帰ろう。』新潮社 2017年11月刊。 https://bookmeter.com/books/12417478...
Posted by 山本 鉄二郎 on Tuesday, January 9, 2018
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/590962937645016
昨日読み終わった本。久住昌之 『ふらっと朝湯酒』http://bit.ly/1mVfkbM #bookmeter 画・和泉晴紀 カンゼン 2014年2月刊。 2013年6月~12月、「週150円で読み放題」の...
Posted by 山本 鉄二郎 on Sunday, March 2, 2014