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大型ホームセンター資材コーナーの端材を家具に変身させる地球に優しい設計者

大きなホームセンターの資材コーナーはとても充実していて色々な木材や金物が勢揃いでモノづくりを趣味で行う私たちにとっては欠かせない施設となっています。

一方で充実しているのは商品棚だけではなく端材コーナーに雑多に置いてある余った木材たち。

大きさによりますが500円も払えばまぁまぁなサイズの木材が手に入ります。

天板は積層合板21mm
脚はランバーコア18mm

小さな家具を設計するに至っては、大きな材料を調達してしまうと余ってしまい、逆に端材を生み出してしまうのですが、逆転の発想で端材から何かを生み出せればコストも圧倒的に低く抑えられて素材ロスも少なくて済みます。

700円分の木材からできた机

材料代はほとんど掛からず端材も少ない製作ができたのがこの作品の良さでもあります。

安くても丈夫でしっかり実用することができます。フィニッシュオイルを塗布しておりやや撥水力がある状態です。

合板とランバーによって色が分かれる各所

意図しない木材の色別れは塗装で一つの色にまとめてしまうこともあるのですが、今回は端材からできていることも表現したかったので、木材そのものの色をそのまま残すタイプの塗装を施しました。

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端材コーナーというランダム性のあるものから何かを作る感じは、冷蔵庫の余った物から美味しいチャーハンを作るような物で、料理をする人の腕によって良くも悪くもなります。

また将来有望な端材を見つければ何か作りたいと思います。

おわり

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