見出し画像

勝てる”即日設計”のやり方【配置計画術】

私の経験上、大手組織事務所・大手ゼネコンの即日設計課題は建蔽率50%前後のものが多く(例外もあります)、

ランドスケープを含めた全体の計画が重要と言えます。

当時、私は即日設計の練習をしていて、自分が建物の【配置計画】を考える力が全く無いことに気づきました。

インターネットで配置図に関する本を買い、勉強したのを思いだします。

建蔽率50%ということは、1階平面図の半分は外構で埋め尽くされます。

このような前提がわかっておきながら、本番のプレゼンで外構でなにも語ることができなければ、志高いライバルに勝てないと思ったのです。

就活プレゼンは大体2分から3分。その中で外構について語る時間を考えると、長くても30秒程度でしょう。

ならば、30秒で語れる簡単な設計を今のうちに考えるのが、今できる努力なのではないでしょうか。

この記事で書く内容は、車の軌跡を考慮した正しい駐車場の書き方や、歩道の通路幅等の建築士試験的な内容ではなく、

建物の【向き】や【置き方】によって説明できること。

3分のプレゼンのアクセントとなる要素を伝授できればと思います。


↓↓↓このサービスを購入いただければすべての記事の内容を見ることができます。また、コンパクトなPDF資料なのでブログ記事を読まれるより見やすく扱いやすく安価なので必要な方はご検討ください。

1.建物の配置で語る

上記記載の通り、建蔽率に余裕がある課題の場合、分棟の可能性も含め、建物を敷地のどこに、どのように当てはめるかを考える必要があります。

審査する側も受験生一人一人が、配置計画について何を考えているかを審査していると思います。

まず私が当時描いた配置に関するポンチ絵を紹介します。

当時描いたポンチ絵↓↓↓

ここから先は

1,139字 / 1画像

¥ 1,500