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[おすすめ中讃めぐり]綾菊酒造見学
FD+room/ADDress高松B邸がある高松市国分寺町の隣町、綾歌郡綾川町は観光名所も多く中讃の芯ともいえる町だと思います。師走の慌ただしい時期にわたしひとりの工場見学希望を快く受けて下さった、綾菊酒造(株)のレポートです。
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酒蔵見学で胸熱ストーリーを満喫。
綾菊酒造の位置する綾川町は、酒造りに適した水源に恵まれながらも、使用する香川県産米の質と、酒造りに携わる人材に難があったのだそうです。
綾菊酒造の前身の酒蔵は1790年創業とのことで、現存する建物も大変歴史を感じます。
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1970年代になり、広島県から招聘したひとりの杜氏がその綾菊を変えていきます。
酒造りに使用する米の品種を統一する提言をし、さらにその米(オオセト)で銘酒を仕上げるまで10年を費やすという、胸アツなストーリーと共に現在稼働中の現場を見学する、1時間ほどのコースになっています。
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全国で初めて杜氏の名を冠した「国重」は限定販売のため、オンライン以外では購入できるところが限られていますが、工場見学の後に購入できます。もちろん購入してきました!
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今の酒蔵の様子を拝見
今回のひとり見学の趣旨を(ゲストハウス利用の方・ADDress会員さん向けに地元の魅力を取材)率直にお話ししたところ、担当して下さった方からこの工場見学の見所や、見学にお奨めの時期を教えて頂くことができました。
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毎年6〜7月位から翌期の生産計画や、それに伴い原料のお米の仕入計画などがはじまり、秋から翌春までの寒い時期に酒造りが行われます。
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見学にオススメの季節
夏場はお酒造りはしていないので、見学希望のお客様もまとまっていて、見学の説明ができるスタッフも比較的時間がある時期なのだそうです。しかし、稼働していないため口頭での説明が主になるそうです。
今のような寒い12月の方がいろいろ見せていただける、のかと思いきや、仕込みをしている最中なので、仕込み部屋は見せてもらうことができませんでした。
ということで、見学に良い時期(多くの現場がみられて、詳細に説明できる人も比較的手が空いている)は、春・秋がベストなのだそうです。
ちなみに、コロナの影響でここ2年ほど工場見学は中止していたそうですが、2022年10月に再開してからはひと月100名程度来ているそうです。もっともコロナ前は1回の見学で40名対応、が普通だったそうです。
それをたったひとりで堪能させて頂いて、なんとも贅沢やな〜。
(対応できる体制があるかぎり、ひとり見学でも歓迎してくださるそうですよ)
香川の日本酒について他の酒蔵さんもふくめ、こちらで詳しく取り上げられています。
今回も、ここまで読んでいただきありがとうございます。