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【インタビュー#4】空の旅の魅力をお客さまに届ける仕事┃営業戦略部 WEB販売グループ


FDAプロフェッショナルズとは?

FDAの安全で快適な運航は、多くのスタッフの力が結集して遂行されている。地上から空の上まで、自らの役割を誇りをもって全うしている彼らが、
何を大切に思い、どのようにFDAらしさを体現しているのかを探るインタビュー企画『FDAプロフェッショナルズ』の第4弾(2020/10/1時点)。

今回は、FDAからお客さまへさまざまな情報を発信する仕事に密着しました。

「FDAファンをひとりでも多く増やしたい。地方と地方を結ぶFDAの存在を、誇りをもって、気持ちを込めて、しっかりと伝えていきたいです」

井上さんを取材したのは、ハンガー内で飛行機のエンジン交換が行われている現場。こちらの撮影が終了したあとも長いこと、あちこち動き回りながら撮影する姿は熱気を帯びて、話を伺う前から、この人の熱量はすごい、と思わずにはいられなかった。

「今は、情報の中身がごまかせない時代です。SNS等で確認もできますし。私の気持ちが入っていなかったら、絶対にそれはわかってしまう。好きだから、もっとみなさんにFDAのことを知ってほしいから、機会はむだにしたくないと思うんです」

飛行機の心臓部、エンジンは決められた飛行時間ごとに交換、点検が義務づけられている。
エンジン内部もスタッフの動きも、余すところ なく記録する、という攻めの姿がりりしい。

井上さんは、ホームページの管理やキャンペーンの企画、グッズの開発までを手掛ける営業戦略部の所属。昨年秋から、ウェブの業務をメインに携わる。今や自信をもって、FDA愛を語る井上さんだが、入社当初は、そうではなかったという。

「静岡出身の私は、静岡からどこかへ行くには東京に行ってから、と思っていました。それが、FDAが就航することで、静岡から直接、鹿児島や北海道、福岡に行けて、すごい!と。しかも、日本にはこんなにいいところがたくさんあるんだな、と視野が広がったことが大きいですね。そして、飛行機を運航するには、毎日の機体の整備をはじめ、実に多くの裏方のスタッフがいることを知り、ぜひ、このことお客さまにも知ってほしいなと思いました」

ウェブの管理、運営が主な仕事だが、自ら現場で取材し、直接、話を聞くことで、FDAを知れば知るほど、伝えたいという思いは強くなっていく。

井上さんは、好奇心旺盛、他業種の戦略など多方面に興味を持つ人だが、今はそれがすべて、FDAでどう活かすか、に集約してしまうという。そんな日々の蓄積を生かしつつ、つねに「第三者目線」を忘れることなく、スマートフォン用のサイトや英語サイトを立ち上げ、ホームページにはオリジナルの旅コーナーやこれまでのFDAの歩みをつづる10周年記念サイトも完成させてきた。

ブラジルからのフェリーフライトに同行したJA14FJ(ワインレッド)の前で

SNSでお客さまと双方向でつながりたい

ウェブを任されて最初に着手したのが、インスタグラム、ツイッターというSNSの充実だ。「テレビやラジオ等の一方通行のコミュニケーションとは違って、SNSは双方向のコミュニケーションがとれるのが、とても魅力だと思っています。こちらが発信したい情報が、届けたい人に届く確率はまだまだ小さいですが、でもこれが、FDAへの入り口になればいいなあと。

どの就航路線も航路や見える景色などがしっかり頭に入っている井上さん。
搭乗の機会があると、窓の外の景色は固定カメラに収め、どこでどう生かすかも考えながら、
スタッフの動きも追う。

まず、FDAを知っている方にもっとFDAの魅力を伝えて、ファンのみなさまに口コミで広げてもらうことが理想です。バースデー割運賃等、FDAならではのサービスがいろいろありますが、まだまだ知られていない。ご利用いただいたお客さまに発信していただくにはどうしたらいいか……等いつも考えています」

新型コロナウイルスの影響で運航が全便運休した4月末には、ホームページで、「在宅応援プロジェクト・おうちで遊ぼう!」を立ち上げた。エンブラエル機のプラモデルの組み立て動画やぬりえなどのコンテンツは反響も上々だった。また昨年、14号機の、ブラジルから名古屋(小牧)空港まで5日間のフェリーフライトに同行。その様子を自ら撮影し、映像や画像をSNSで配信した。ユーチューブの映像は、飛行機好きでなくても見入ってしまうほど見事だ。

インスタグラムには、フライトの実況動画、お客さまのお便り紹介や
「キーワードで振り返るFDA」まで多彩なコンテン ツ

一方、インスタグラムでは「#頑張れFDA」というハッシュタグを付けてFDA
に関する画像や動画を毎日アップしてくれた人たちが多数いた。運航再開後「信州まつもと空港では、近くの公園の家族連れの方たちが手を振ってくださるのが機内から見えて、うれしかったです」。

井上さんがつくり出すウェブの画面には、心に響く、やさしくてわかりやすい言葉と写真がちりばめられている。入社当初、ことごとく原稿が戻された経験が生きているという。

「最初は、どうしてこんなことまで気にするの? と思ってたんですけれど、それを繰り返すうちに、気づいたんです。どうしたら読んでもらえるか、伝え方が大事だといういうことに」

「新型コロナウイルスは、旅の目的や旅行スタイルに大きな変化と『大切な人に会いたい』という気持ちや対面でのリアルなコミュニケーションの価値を見つめ直すきっかけをもたらしてくれたと思っています。FDAは単なる交通手段としてだけでなく、地方に住む人たちのさまざまな可能性を広げる、そんな役割も果たせると思うんです」

普段はパソコンと向き合っての業務が主。
原稿は書いてから必ず、声に出して読み上げて、伝わるかを確認する。

最後にブラジルからのフェリーフライトをYouTubeで見てみよう🎵


学生の皆さまへ - カラフルな未来を目指して🌈 -

FDAは「地方と地方、人と人を結ぶ」をコンセプトにしているリージョナルエアラインです。従来の大型機主体・拠点空港中心(ハブ&スポーク方式)とした形態とは異なり、新たなビジネスモデルに挑戦をしている航空会社になります。

FDAのカラフルな機体のように、人材に関しても様々な個性が集まって切磋琢磨しあうことを求めています。

各々の個性を活かしながら仕事に向き合い、単色に塗込められたような未来ではなく、様々な色彩が開花する未来へと向かって一緒に仕事をしてみませんか?

たくさんのエントリーシートお待ちしております🤝

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