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【インタビュー#11】安全運航に欠かせない、スムーズな意思疎通を広める仕事┃総務人事部 総務グループ
FDAプロフェッショナルズとは?
FDAの安全で快適な運航は、多くのスタッフの力が結集して遂行されている。地上から空の上まで、自らの役割を誇りをもって全うしている彼らが、
何を大切に思い、どのようにFDAらしさを体現しているのかを探るインタビュー企画『FDAプロフェッショナルズ』の第11弾(2022/7/1時点)。
今回は、航空機の安全運航のために必要な全社員の円滑なコミュニケーションをサポートしている仕事に密着しました。
「より安全で快適な空の旅をご提供するために、迅速かつスムーズに情報共有ができるLINE WORKSを社内で運用しています」
航空機の安全運航のために欠かせないのが、関連部門のスタッフ同士が迅速かつ正確に情報を共有することだ。
しかし、電話やファックス、メールといった従来の連絡手段による情報共有には、伝達ミス、確認遅れ、電話取り次ぎの手間、挨拶文を書く煩わしさなどの課題がある。
FDAでは情報の迅速化と円滑化を図るために、LINE WORKSを2020年10月より導入している。その導入と運用を行っているのが、総務人事部の清水雅人さん(27歳)だ。
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運 航管理グループに所属する河上祐海仁さん (左から2番目)は、運航部で円滑に活用するための改善案を提案したひとり。
「FDAに入社後、運航部にいたころは、飛行中の機長と無線でやりとりをする一方、航空交通管理センターなどの管制機関に飛行高度の変更などを通報したり、整備士など関連部門のスタッフと電話連絡をとり合ったりして、息つく暇もないほどでした」
運航管理業務の煩雑さを経験している清水さんは、LINE WORKSの全社導入の適任者だった。
スマホ、タブレット、パソコンを使い部署の垣根を越えて情報共有
FDAの営業部門では2019年からLINE WORKSを試験的に導入していた。
「営業部は外回りが多く、場合によっては出先でパソコンを開き、メールで上長や関係部門の担当者とやりとりをしていました。相手が席を外していると即答してもらえませんし、商談中は電話を使うこともできません。こうし
た課題の解決策として試験運用を始めました」
その最中に新型コロナウイルス感染症が発生した。
「感染拡大により、在宅勤務の従業員が増えたことで、コミュニケーションの円滑化を図る必要に迫られました。試験運用もスムーズに進み、2020年10月にLINE WORKSの本格運用が開始されたのです」
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清水さんは、LINE WORKSの活用方法を次々と考案。その成果は、運航部で真っ先に見られた。
「たとえば運航部の場合、電話が集中してかかってくるうえに、口頭の情報と記録に残りません。LINE WORKSだと文字情報が残り、伝達ミスを防げます。さらに電話連絡の本数も減り、かつていた部署の人たちに喜ばれているのがうれしいですね」
社内で使われるLINE WORKSは、一般向けのLINEチャット機能と同様の使い方ができるため、誰でも気軽に使える。
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そして、ビジネスメールのマナーとされる、冒頭の挨拶文を省き、必要最小限の文字情報を送るだけでよい。また、グループ機能を活用すると、関連部署のスタッフが一斉に情報を共有できる。さらに、通話をしたい相手に直接通話ができるため、取り次ぎの手間も省ける。
客室乗務員(FA)も、部内で共有すべきサービスや観光情報を常に確認でき、お客さまへのサービスに役立てているという。
LINE WORKSを社内の気軽なコミュニケーションツールに
「どの部署の方も、LINE WORKSを日常的に利用されています。今後は、さらに利便性を上げる方法を考えたいですね。航空機の安全な運航を支えるためには、一次情報の正確な共有や、迅速な伝達が、非常に大切だということを運航部のときに学びましたので」と、清水さん。
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また、業務の効率化を図るためのワークフローシステム「X‒point」の導入も行った。
「出張申請や稟議書の提出など、社内の申請書類の提出・承認を導入システムで行えるように工夫し、業務の円滑化が進みました。また、紙の使用量も減り、持続可能な環境を守るためのSDGsの取り組みにも役立っています」
清水さんには、新たな目標もある。
「従業員同士がさらに親睦を深められるように、気軽なコミュニケーションツールとしての活用方法を思案中です。スムーズに意思疎通できる職場になることで、より安全で快適な空の旅をお客さまにご提供できればよいと思っています」
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