【ドイツ語】婉曲話法とは(接続法第2式)#421
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Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。
第414回から420回まで接続法第2式を使った非現実話法について説明しました。
今日から婉曲話法について説明します。
丁寧に表現したい時や、控えめに遠慮がちに表現したい時に使うことができるのが婉曲話法です。外交話法と呼ばれることもあります。
接続法第2式を使うことによって、事実ではなく「もし~ならば」という仮定的なニュアンスが入りますから、控えめで遠慮がちな表現になります。
はっきり断定するのではなく、仮定・推量の形で遠回しに言うので、丁寧さを表現することができるのです。
たとえば
「手を貸していただけますでしょうか?」と言いたければ
Könnten Sie mir bitte helfen?
または
Würden Sie mir bitte helfen?
となります。
könnten と würden どちらも使えます。
「ゆっくり話してくださいますでしょうか?」なら
Könnten Sie bitte langsam sprechen?
または
Würden Sie bitte langsam sprechen?
となります。
レストランで注文する場面では hätte を使うことができます。
ステーキにするなら
Ich hätte gern ein Steak.
と言えます。
「それが一番良い」ということを控えめに丁寧に言いたければ
Das wäre das Beste.
のように wäre を使います。
いかがでしたか?
日常生活においても大事な表現ですし、ドイツ旅行をする際にも必要となってくる表現ですから、しっかり身につけましょう!
明日は例文を使って練習する予定です。
それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!
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