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【ドイツ語】赤ワインと赤い山の景色に酔いしれる(ドイツひとり旅) #533

※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


stand.fm の音声と note でのスペルや書き起こし、この両方を使っていただくと効果的です。


昨日の第532回では、ホテルのフロントで Waldfriedhof への行き方を教えてもらい、美しい飴色のケーブルカーで目的地へ向かいました。


1.場面説明

地元の人にすすめられた場所

Waldfriedhof に着きハイキングコースを歩いていると、散歩に来ている地元の人が声をかけてくださいました。少しお話する中である場所をすすめられました。

2.使えるドイツ語表現

そこで今日の表現です。どのような意味推測しながら発音しましょう。

まずは一文ずつ。

Haben Sie schon ein Weingut in Rotenberg besucht?

Dort können Sie seltenen Rotwein trinken.

それでは全体を。

Haben Sie schon ein Weingut in Rotenberg besucht? Dort können Sie seltenen Rotwein trinken.

3.単語の説明

Weingut は「ワイナリー、ブドウ園、ワイン醸造所など」を意味する中性名詞です。

besuchen は「訪れる、訪問する、行くなど」を意味する他動詞です。

selten は副詞としても使われますが、ここでは「珍しい」という意味の形容詞です。

Rotwein は「赤ワイン」という意味の男性名詞です。


今日の表現を日本語で表すと次のようになります。

「もう赤い山のワイナリーは訪ねましたか?そこではめずらしい赤ワインを飲むことができますよ。」

4.文法の復習

形容詞の格変化について

ドイツ語では、名詞の前に置かれた形容詞には必ず語尾がつくということを思い出してください。

どのような語尾がつくかは、形容詞の前にどのような冠詞類があるか(または無いか)によって決まります。

今日の表現に出てきた seltenen Rotwein ように無冠詞で形容詞+名詞の場合、男性4格には語尾 -en がつくのでしたね。

第316回から337回まで「形容詞の格変化」について詳しく説明しました。

5.背景知識

Rotenberg(赤い山)の赤ワインについて

ドイツでは白ワインの生産が大半を占めるのですが、シュトゥットガルトでは赤ワインも多く造られています。

特に Rotenberg(赤い山)は名産地として知られているのです。Rotenberg でハイキングしながらワイナリーをめぐり、醸造家から説明を聞きながら試飲したり、ブロウ畑を見学したりできます。山が夕日で赤く染まる頃、その景色にも酔いしれることができるでしょう。

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いかがでしたか。
ここでしか飲めないワインもあるようですから、行く機会があれば是非試したいものです。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!

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『一から始める(やり直す)ドイツ語』白井博士のドイツ語講座
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