見出し画像

【EURO2020】決勝T4日目振り返り

睡眠時間くんは労基署に駆け込みました。

3日目の振り返りはこちら

この日は凄かった。締めがポエムになるぐらい。
試合終了後の高揚した気分で書いてます。

現地時間6/29、

決勝トーナメント4日目は以下の2試合。
今日でベスト8が出揃います。

🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 イングランド VS ドイツ 🇩🇪 

🇸🇪 スウェーデン VS ウクライナ 🇺🇦

イングランド VS ドイツ

 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿 2ー0 🇩🇪
得点 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿:スターリング 75分
     ケイン 85分
   🇩🇪:なし

会場:ウェンブリー・スタジアム(🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿)

グループD首位突破の🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿と、グループF2位突破の🇩🇪。因縁対決がここで実現。ベスト16屈指の好カードが最終日にキックオフ。

イングランドは、絶対不敗を掲げて臨んできた🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿にスコアレス試合をした以外は得意(?)の塩漬けウノゼロで難敵の🇭🇷と🇨🇿を下して首位突破。揃っているタレントとやってるサッカーの差が激しいチーム世界選手権なら確実に優勝です。
一方死の組に入ったドイツ。🇫🇷に負けてさらに🇵🇹に先制されるという崖っぷちの状況から逆転で🇵🇹を下し、強豪2連戦で勝ち点3を得て迎えた1弱🇭🇺戦。ここで勝ち点3を得れる計算のはずが大苦戦。90分間のうち半分は暫定4位に追いやられる非常事態でしたが、なんとか追いつき、勝ち点4で突破。
🇩🇪vs🇭🇺は本当に名勝負だった。是非見てほしい。
死の組グループF、実は既に🇫🇷と🇵🇹は敗退。ここでドイツも負けてしまうと、優勝候補勢ぞろいなはずのグループFが全滅という事態になります。

イングランドが基本的にはペースを握る展開。強豪国同士の試合にしてはイングランドがパスを回す時間帯の方が多め。ただドイツの守備が集中してなかなかチャンスも生まれず。その中でドイツもチャンスを作る時間も増加。やはり一筋縄ではいかない。
ベッカムとエド・シーランが一緒に試合を見ている様子も映った前半。その終了間際にイングランドがビックチャンスを迎えるもフンメルスが掻き出して先制点とはならず。気持ちのぶつかり合いだ。
前半の得点期待値は🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿0.15-0.48🇩🇪と、ドイツの方が大きかった。イングランドが回させられているという見方も出来るのかなという45分。
後半は何か書くことに困る試合。要するに塩。かける分量を間違えました。
眠気がハイプレスを仕掛けてきていた75分、スターリングがグラウンダーのクロスをしっかり決めてようやくイングランドが先制!!めちゃめちゃ綺麗な良い攻撃だった。イングランドはやれば出来る。やらないだけで。いや最初からやってくれ。
敗退の危機に立たされたドイツは、スターリングのミスからミュラーが一対一のチャンスを迎えますが、シュートはまさかの枠外へ。スターリングは英雄から戦犯へならずに済んで一安心。
85分、前でボールを奪うとグリーリッシュからのクロスにケインが合わせ、イングランドが貴重な貴重な追加点!ケインはようやく今大会初得点!

イングランドはここまできたら、あとは今大会無失点の守備能力を発揮するのみ。GKノイアーがハーフウェーラインまで上がってロングボールを入れるドイツの攻撃をことごとく跳ね返し、試合終了!
因縁対決はイングランドに軍配!!

いやーしょっぱい。塩分濃度高すぎます。
それでもイングランドの強さは確か。塩漬けしようが勝てば正義。攻撃力には一抹の不安要素があるものの守備の安定感が高すぎて破られるイメージがそうそうわかない。

準々決勝はこの後行われる🇸🇪vs🇺🇦の勝者と対戦。
でも私の知ってるイングランドは、強豪国には勝って中堅国に負けます。あれ?フラグが(ry


スウェーデン VS ウクライナ

 🇸🇪 1ー2 🇺🇦
得点 🇸🇪:フォシュベーリ 43分
   🇺🇦:ジンチェンコ 27分
     ドフビク 120分

会場:ハムデン・パーク(🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿)

グループEを首位で突破した🇸🇪と、グループC3位通過、🇺🇦の対戦。このラウンド最後の試合。

スペインを上回り首位突破となったスウェーデン。最終節では絶対絶命、背水の陣のポーランドに2-0から追いつかれるも、最後の最後で突き放して勝利。開幕戦のアウェイでスペインに引き分けた試合もすごく良かった。力は確実にある。
3位グループ順位は4位。カットライン5位の🇫🇮とはわずかに得失点差が1のみの差という状況でGL突破を決めたウクライナ。開幕のオランダ戦では2点差で楽勝ムードもあった中で追いつく健闘を見せ、素晴らしい試合をしてくれました。オーストリアには負けてしまったものの底力は確かにあり。初出場のトーナメント初戦、対戦相手はどちらかといえば恵まれている。期待は大きい。

試合はウクライナの安全なボール保持の狙いがよく見えるような展開。リスクを避けたパス回し。
すると27分、初めて見せたサイドチェンジから、最後はジンチェンコがボレーを叩き込んでウクライナが先制!!流れるような攻撃だった。
先制され、手詰まり感があったスウェーデン。しかし43分、フォシュベーリが打ったシュートがネットに突き刺さり、個人3試合連続となったゴールは貴重な同点弾!前半のうちに追いつくことに成功!
アディショナルタイムは無く、45分で前半が終了。様子見感が強かった両チーム。しかしスコアは動くという展開。

後半も、両チーム慎重に攻撃を進めていく。スウェーデンは特に停滞感が目立つ中54分、シドルチュクのミドルシュートはポスト直撃!ウクライナの方が可能性のある攻撃をよりしている。と思っていたらスウェーデンのカウンターからフォシュベーリに決定的なチャンスが訪れるも、これまたポスト直撃!
ポストの評価点が9になりました。強すぎる。
さらに両チームチャンスを作りながら迎えた68分、フォシュベーリのシュートはまたポスト!!
ポストくんが強すぎます。圧倒的な壁。

なかなか両チームがリスクを避けているのかチャンスを作れない、効果的な攻撃が出来ないまま、試合時間は残り10分に。見ている側としては面白くはない展開。89分にはスウェーデンが完璧に裏をついてチャンスを作るもDFが体を投げ出してCKへ。高さに自身があるスウェーデンのCKに注目が集まるも、ニアで単純にクリアされるだけ。

このまま進展はなく、昨日に引き続き延長戦。
でも昨日との期待値の差がひどい。PK戦を避けるためにリスクをとった攻撃が見られるだろうか。もしくはもうPK戦狙いか。
試合が動いたのは延長前半8分。しかしそれは得点ではなく、スウェーデンのダニエルソンが足裏をベシェーリンの足に思いっきり当てたことで、VARにより一発レッド。ファールを受けたベシェーリンは負傷交代。見てるだけで痛そうなぐらい。
更にはプレーから痛む選手が続出。延長で熱くなるはずが恐ろしい試合に。。

延長後半突入。数的優位に立っているはずのウクライナはその有利を活かすような攻撃をしてこない。疲れによるものなのか。スウェーデンはともかくウクライナまでPK戦を見据えているのか。
両チームもう満身創痍で思うような攻撃ができないまま時間だけが過ぎていく。115分はウクライナのFKになるも、スウェーデンは体を投げ出して守備。
延長戦にも関わらずアディショナルタイムが前後半それぞれ3分追加されるというのがこの試合を物語っていると思います。

そんなPK戦をもう覚悟して迎えたアディショナルタイム突入直後。ジンチェンコのピンポイントクロスにドフビクが合わせてついに、ついにウクライナが勝ち越し!!!

そしてこのまま試合終了!ギリギリでGLを通過したウクライナがスウェーデンを破ってベスト8進出!

色々な意味で死闘だった。内容は一番低調だったと言わざるを得ないものの、死闘という言葉が最もよく合う試合だった。

勝ったウクライナは🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿と。流石にイングランド優勢なのは否めないけれども、この勝利から何か変わるかもという予感はある。得点した攻撃は本当に綺麗だったし、この攻めが1回でも出来て、そして得点出来れば。もしかしたら、もしかするかもしれない。


現在時刻は6時55分。いつのものように外が明るい。

最後の最後に信じられないような死闘が待っていた決勝トーナメント1回戦は終了。
そしてベスト8が出揃いました。

対戦カードは以下の通り。

 🇨🇭 VS 🇪🇸
 🇧🇪 VS 🇮🇹
 🇨🇿 VS 🇩🇰
 🇺🇦 VS 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿

日本時間の土曜日早朝から準々決勝がスタート。
またしばしEUROとはお別れ。

準々決勝も楽しみです。ベスト4はどこになるのか。


この間に寝溜めをしておきましょう。


 

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集