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学びは明日の糧

コロナ禍のなか、グロービスでクリティカル・シンキングを受講し山場だったレポートが終了した。平均15~20時間はかかるといわれたがそのとおりで、11月の3連休はステイホーム&レポートでつぶれてしまったが謎の達成感はある。

グロービスは社会人向け大学院で、企業からの派遣で受講しているかたも少なくない。受講者の年齢層も幅広く20代後半~60代まで。男性がやや多めだがオンラインプログラムを導入してからは、産休中や短時間勤務の方など、次のキャリアにつなげるため受講する女性もふえているとか。

1コースの期間は3ヶ月あるが実質出席するのは6日間でそれ以外の日は勉強会、アサイメントやレポート作成にあてる。1コースの受講料は12万円ほど。私は2020年秋から2コースを受講しており、来年春からMBAをスタートさせたいと思っている。時間も資金もかかるし、なにより年始早々入試がある。入学したら卒業までの2年間、プライベートは7割方インプットアウトプットでつぶれると思っていい。

私自身日ごろからプライベート大事!ワークライフバランス!と散々叫んでいるくせに、なぜそこまでしてMBAを取りたいのか?
5W1Hフレームワークを使って考えてみた。

①WHY なぜ
⇒10年後、20年後のキャリアを立てるために自己資本を増強したい。
IT × Channel Marketing/Strategy × MBA のキャリア

②HOW どうやって
⇒Master of Business Administration (経営学修士・経営管理修士)を取得する。

③WHO 誰が
⇒私

④WHAT なにを
⇒MBAのコースでビジネス戦略、財務、問題解決力、マーケティングなど幅広く知識を取り入れ、ビジネスの現場で活用できる学びを積み上げる

⑤WHEN いつ
⇒2020年から(フルタイム勤務は継続)

⑥WHERE どこで
⇒国内、またはオンラインで学べる海外のMBAコース


早稲田のWBS、一橋大学のHUBなど国内で優位なMBAプログラムもあるが、グロービスを選んだのは数年前に受講したことがあったから。その時は四半期1コースのみでクリティカル・シンキングは無事終了したが翌期の定量分析は難しすぎてギブアップしてしまった(統計学・定量分析のテキストは積読で鎮座している)今回は四半期でクリティカル・シンキング、マーケティング経営戦略基礎と2コース同時受講に挑んでみたが、なんとか回せている。フル在宅勤務ですきま時間の使い方がうまくなっているのかも。

加えてグロービスは経営に必須なヒト・モノ・カネ+テクノベートというプログラムを導入。テクノロジーで競争優位を築く力、テクノロジーをつかったリーダーシップ能力の開発など攻めのITを学べそうな環境がある、という点も魅力的だった。ちなみに入学後は英語コースも受講できるらしい。レポートで苦戦しそうだが、チャレンジしたい。


35歳~は人的資本価値のピークともいわれ、社会人経験が10年以上あるためそれまでに積み上げた経験値を応用できるポジションでもある。30代後半以降は人的資本の価値実現~活用期に移行していく。どのように自分の経験値(ステータス)を振り分ければ効率的に会社に貢献できるのか?個人の能力がのばせるのか?を見極めが必須となり、そのためにはに今より広い視野が必要だ。先日みた楽天証券トウシル・山崎さんのコメントが胸に刺さり、時間をかけても自己投資をしようと決心した。

「40代は人的資本の活用期。35歳時点で組織で出世するひと、幹部候補の人材価値の評価は固まっている。40歳くらいで出世の可視化はでてくるので、可視化をぼんやり待っていて自分の価値は低いな、とあとから気づくのは鈍感すぎる。自分がその業界でどこまで行けるのか見通しができているべき」


日本は海外と比べて性別・年齢でチャンスを切られる機会が多いが(特に女性はこの傾向が強い)転職年齢に限界はないと思っている。凝り固まった人材、思考が残る企業や業界は伸びしろがないだろうし、それを見極めて身の振り方を決めなければいけない。キャリアの開拓は運もあるが、結局は自己責任なのだ。「志」を軸に掲げるグロービスでここからの3年間、自分の思考や歩幅がどれたけ変わるのか、楽しみである。

追伸:note記録をつけていてよかった。映画感想や旅の記録を毎度1,000字以上書いているので2,000文字のエッセイやレポートを書けといわれてもそこまで苦戦しない、気がする。



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