お手伝いしたくなる経営者の共通点
こんにちは、飲食店総合支援会社・株式会社フードコネクションのマーケター石田です。
今回はこのお話!
「お手伝いしたくなる経営者の共通点」です。
弊社のお客様の多くは飲食店であり、コロナになり通常の営業ができない、協力金が遅れて大変だ、、、などなど様々な経営状況にあったと思います。
そんな状況ということもあり、様々なお言葉を頂戴したのも事実です。
「あなたの会社は大きいから良いけど、うちは小さいからお金を払うのを待ってくれ」
これがコロナ初期段階ならお気持ちもわかるのですが、
2022年にもなった最近ですら、
「(見積書を提出すると)こんな時にお金を取るのか?他のサービスでお金払ったんだから無料にしろ」
そんなお話を頂戴することがありました。
我々の会社は飲食店がお客様なので、酒屋さんと同じ立場であり、それを理解いただくお客様も多い中、、、、
「無料にしろ」と言われたお客様には、残念ながら他社でお付き合いいただくことを打診することになりました。
課題を自分で解決しようとする経営者に人は魅了される
私が福岡でとても贔屓にしていただいている焼肉屋さんがあり、そのオーナー様から学ぶ方が多いのですが、その経営者さんのお話です。
コロナで通販市場がにぎわい、焼肉通販は大きなビックウェーブを感じていました。またホットプレートも非常に売れており、自宅での焼肉ニーズが増していることが容易にわかりました。
そこで前出の焼肉屋さんに通販サイトを提案。
弊社はそれまで補助金の採択率が100%という実績から、補助金の結果を待たずに制作を進めることでご契約いただきました。(万が一採択されない可能性があることは伝えていました)
しかし、、、、制作も終盤に差し掛かっていた時、補助金の採択率が一気に急降下し、この焼肉屋さんも不採択になってしまったのです。
補助金は採択されるものと思っていたので、、、
恐る恐る「すみません。。。補助金が不採択でした。。。」と伝えると、、、
その経営者さんは一瞬間を置き、「おまえ、俺を騙しやがったな」と笑いながら、答えられたのです。
怒られると思っていた自分は、「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、、、」と何も返せずいると
「そんなもん取り返したら良いだろ。一日でも早く販売して、補助金以上の売上にして行こう」と言われたんです。
この時、自分はこう思ったんです
「この人を絶対に裏切ったらダメだ!絶対に成功させなきゃ」って。
だから、自分はデザインが出来るわけではないんですが、店内販促強化のPOPを作ったり、BBQセットを提案したり、自分の実家への贈り物で使ったり、社内の人への贈り物に使ったり、、、、
今もすごく売れている訳ではないのですが、この経営者さんは「通販サイト作ったのに、全然売れないじゃないか」と一回も言ったことがない。むしろ「どうやったら良いかな?」「新しい商品考えよう」と常に前向きなんですね。
そして言われたのは、
「俺がお前と一緒に通販サイトやりたいと思ったから、やったまでで補助金があったからやった訳じゃない」
「売れるまで改善改善で続けたらいいんだよ」と。。。泣ける。。。
本当に素晴らしい経営者だなと思ったし、もっとこの人のためにがんばらなきゃと思ったんですよね。いや思わせていただいたんですね。
だから、会社の懇親会もそこで行う頻度が高いし、自分も良く利用させてもらっています。
そんな性格の経営者さんだからか、緊急事態宣言などでお酒の売れない酒屋さんから焼酎を60本買って、お店でお得に販売したり、
中々買い手のつかない良質のお肉を多めに買ったりして業者のサポートもしていて、、、
売上も開業以来前年度を下がったことがないらしいんです。
やっぱり応援させるべき人は、実績も当然ともなってくるんですよね。
「パートナー扱い」する30・40代、「業者扱い」する60代~
まず先にお伝えするのは全員がそうであるということは言いません。
ただ、そのような方が比較的多いというお話です。
我々は飲食店様のwebサイト(ホームページ)を作るのですが、
おおよそ60歳を境に、このホームページへの見方が違うんですね。
20・30・40代、もしくは50代の方は、我々が提案する機能や意味合い、データ面に共感していただける方が多く、ホームページと言っても他社が作るものと一緒くたにしない。
しかしおおよそ60代以上の方は、ホームページというものの中味で判断することが少なく、様々な業者から相見積もりを取って、なるべく安い業者に発注しようとするんですね。
また、理不尽なお叱りもご高齢の方に多い。。。
なので、20~40代・50代の優秀な経営者さんは我々の意見を真剣に聞いてくださり、様々データ面などに納得されることが多い。
しかも、たまーに自分のことを「先生」と読んで頂いたり、「お前がすべての情報源なんだから」と言ってくださる方もいて、そのような方々は常に新しい情報を求めているので、予想以上のデータをお伝えできるように常に情報収集をしている。
なんなら、頭の中にいつも数人の経営者さんがいて、その人にはこのデータを共有しようと、生活の中でその人を常にお手伝いする準備をしている。
その「パートナー扱い」をしてくださる経営者様は、他の業者にも同様の姿勢でコミュニケーションをとっており、優秀な営業マンや優秀なブレーンに囲まれているような気がします。
ということで、お手伝いしたくなる経営者の共通点ということで、経営者さんとコミュニケーションをとる一個人としての感想を書かせていただきました。
あくまで感想ですので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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