ゆうびんやさん
今住んでいる家には「宅配BOX」なる世にも素晴らしい箱が設置されております。
先日仕事中に配達されたゆうパックが宅配BOXに入ったんですが
別途郵便受けに届いているパスワードでどうしても扉が開かないという事件がありました。
近場の番号とかいろいろ試してみたけど開けられなくて断念。
お客様相談センターのフリーダイヤルは携帯からの接続ができないようで、実家に帰って家電からかけ続けたものの
混み合っているアナウンスが永遠に流れ続け
締め切り時間ギリギリにつながりました。
必要情報を伝え、折り返してくれるというので携帯への連絡を待ちわびること小1時間。
弱々しくて優しそうなおじいちゃんから
「この番号で開きました」と現地から電話を頂き飛んでいくと
そこにいたのは全然おじいちゃんじゃない、何なら私より絶対に若いお兄ちゃんでした。
(パスワードが弾かれた時よりビックリした。)
そのお兄ちゃんは間違えた本人でもないのに
何度も丁重に頭を下げてくれましたが
このご時世ネット通販を利用する人は膨大に増えているだろうし
晴れた日なんかはもう暑くて熱中症にも気を付けないと多分倒れてしまう。
みんな汗だくで歩いたり走ったりしてますものね、配達業者の方々。
まぁミスはしないに越したことはないけど、人間だもの。みつを
ミスした人を責めるより、それをカバーしてくれた人に報酬が行くようなシステムになればいいな、と思ったんでした。
そして普段我々が当たり前のように使っているシステムや生活環境も
誰かの仕事や努力で成り立っているんだな、と実感した夏の夜でした。