合体欲が炸裂している女
我ながらなんちゅータイトルを付けるんだと思ったり思わなかったりしながら始めます。
タミオ君のお休み予定が撤回された。
【これまでの経緯】
突然 同棲計画拒否とも取れる発言を残して仕事に行ってしまったタミオ君と、早くまともに話がしたい一心で
予定していた友人O氏との予定に変更依頼をかけたものの、真意が伝わらず若干険悪に。
気持ちや状況を素直に伝え和解しつつ
O氏との予定はAMに調整し
その後タミオ君と話す機会も作れたので
少しでも早く「二人で」引っ越すことを優先に
PMにお気に入り物件の内覧を予約した。
今までの経験上、タミオ君の仕事において
一週間も前に決まった休みは撤回される率が高い。
そんなことはわかっていたはずなのに
冷静でいられなくなった私が先走ったことにより
結果和解はしたものの
O氏を一時的に不愉快にさせてしまった。
ほ れ み ろ
と、自分に言ってやりたい。
私がもうちょっと我慢していれば不快な思いをさせずに予定を執行できたのに。
情緒がジェットコースター になってる場合ではない。
常に冷静でいることって難しいな。
そうじゃない方が人間味があっていいとは思うけど
私の場合はやっぱり
もう少し、逐一必要以上に心を動かさないようにしたい。
心は動いても、身体まで急いで動いちゃわないで欲しい。
内覧については、私だけの判断ではないにしろ
結果的に昨日、正式にOKのお返事が届いていた。
予約も取れちゃったが故に
ミニミニの好青年にも詫びを入れなければならない。
あーあ。
急いでアレやコレやしようと思ったばっかりにこうなっている以上、この先どこまで次の段階を急いでいいんだかわからない。
O氏に女子会の再燃を依頼するのはとりあえず辞めておいて、当日もし継続して彼女が暇ならちょっとゆっくり語り合うお時間をもらおうかな。お詫びにランチをご馳走したりなどして。
撤回されたお休みが再び休みになるなんて事はまずない。それでも今また全てを元の予定に戻してしまうことも怖すぎて無理。
みんな怒らないだろうけど、私が無理。
このパターンで内覧を諦めたことにより、先に他の人が契約しちゃって入れなかった物件もあったな とか
思い出を振り返れば キリがない。
と、タミオ君から連絡が来たのは昨日の夕方のこと。
ミニミニからの内覧OK予約可能のメールとほぼ同時だった。
その日、方位学信者の妹が美容院だったようで
息子をばあばに預けて単体で行ったために いろいろと調べる時間が取れたと言って、私が悪い方角に引っ越す場合の前提条件がいろいろと送られてきていた。
無理。
定期的に実家に帰るとか無理。
帰るのはいいけどそれが決められてるとか無理。
毎日のように母には会うし、実家にも行くけど、今の暮らしを初めてからもう1年半以上泊まっていない。
少しでも実家から離れたくて、母親と一緒に過ごす時間を減らしたくて、一人の空間を確保したくて高いお金を払って向かいに住んでいるのに
引っ越しても尚決められた周期で実家に行かなければならない。行くだけじゃなく泊まらなきゃいけないとか そんな制約がある時点で悪い方角の影響をすでに受けている気がする。
えっ、そういう意味?
違うよね?
もう疲れちゃったので
タミオ君にも正直に疲れちゃったと言った。
妹の鑑定結果は、届いてることだけ報告して内容は話していないけど、『見てもうんざりするだけだよ』と伝えておいた。
なんだか急かしちゃって申し訳ない と言うタミオ君に、最終意見を伝えて 昨日は布団に入った。なかなか寝られなかったけど。
結局、20日の夕方はミニミニの都合がつかなかったので
内覧は一旦諦める方向で考えている。
19日はきっと台風も来るし、そういう運命だったんだな。
あーあ。
なんだかまた少し自分の思考回路が
あれもダメこれもダメまた全部無理 なんでこうなっちゃうのモードに足を踏み入れかけていたので
父のおかげでAmazonからオススメされていた
ずっと気になっていた 娼年 を見ました。
松坂桃李はすごかった。
いろんな世界があるんだな、本当に。
感想:最近無意味に高まっている合体欲が増しただけでした。
性欲とは違う、合体欲 わかる人いるかな
一瞬でもいいから重なりたいみたいなそういうの。
気持ちよくなりたいじゃなくて、ただひとつになりたい。
前回会った時に、朝ちょっと白熱したけど時間がなくて
気持ちだけが盛り上がってお互い必要以上に触れずに離れたんだけど、その時に『あー無理だ、合体したい!』と思わず口にしながら布団から出るなどした。
痴女か、私は。
一瞬入れてすぐ抜く なんて
多分私の心だけが満足するだけで、男性にとっては可哀想だな、と思って お願いはしないけど願望は口に出すという暴挙に出た。
実際そのあとムラムラするわけでも
どうにかしてそれを発散しなければという話でもないので
目の前にタミオ君がいなくなれば普段の生活に戻るだけ。
なんですが
タミオ君が一緒にいないのに、その時の合体欲が蘇った「娼年」でした。
話の内容はいろいろ不思議なこともあったので割愛しますけども、【これで本当はしてない とかスゴイ】って後から思うぐらい演技が上手だった。後からってのがポイント。
どんなテクニシャンだろうが、どんなイケメンだろうが、お金を払って(払わなくても)知らない男に抱かれたいと 私は少なからず今のところ思ったことがないし
この映画に出てくるストーリーがどこまで現実的に存在するのかどうかわからないけれど
人はそれぞれ心の奥底に悩みや悲しみを持っていて
人間関係も親子関係も恋愛関係も、それぞれの形があって
人との触れ合い(この映画の場合はセックス)により分かり合えるとか、一時でも芽生える愛情だとか、繋がる心がある という話でした。
私の合体欲はきっと
身体的よりも精神的に満たされたい思いから来るものなので
どこかタミオ君に対して不安な気持ちだったり、愛情を伝えたいとか伝えてほしい(実感したい)とか、お互いがお互いをちゃんと必要としていることを再確認したい みたいな心理状態の時に起こる気がする。
なかなか進まない二人暮らし大作戦も
今が不便じゃないとか、結局一人が楽だとか、このままでも幸せだとか、日々自分に言い聞かせながらキープしている部分もあって
本当にそう思ってもいるけれど
時には言い聞かせないとキープできない時もあって
無性に、悲しくて 寂しくなることがある。
一般的なスピードで事が進まなくても
諸々の都合で何度いろんなことが振出しに戻っても
二人がお互いを必要としていて
一緒に住んでいないだけで一緒にいることはできる現実がまず一番の幸せであることを改めて感謝したい。
人も家もご縁であることを忘れずに
もう少しゆっくり頑張ろう。