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「ルイ・ヴィトンのマーケティングは“伝説”でできている!? 語り継がれる最強ブランドの秘密」



こんにちは!SHUHEIです!

今日は、あのルイ・ヴィトンのマーケティングがなぜここまで強いのか、その秘密を解き明かします。

「高級ブランドだから売れてるんでしょ?」
「セレブが持ってるから人気なんでしょ?」

なんて思ってる人、甘いです。

ルイ・ヴィトンが世界最強クラスのブランドになった理由は、
**「語り継がれる伝説があるから」**なんですよね。

普通のブランドなら「新作出しました!」「セレブが愛用してます!」で売るところを、
ヴィトンは**「100年前のトランクが沈没したタイタニック号から引き上げられたけど、中身が無事だった」**
みたいな、意味わからんエピソードがゴロゴロしてる。

そしてこれが、最高のマーケティングになってるんです。

今回は、そんなヴィトンの「伝説がブランド価値を作る」マーケティング事例をまとめてみました!
誰もが知るブランドが、なぜここまで語り継がれる存在になったのか?
そして、日本の伝統工芸品が「伝説」を作ることで、世界的ブランドになる可能性はあるのか?

それではどうぞ!

1. タイタニック号沈没事故:ヴィトンのトランク、まさかの“生存”


まずは有名なこの話。

1912年、世界最大級の豪華客船タイタニック号が沈没したわけですが、
このとき、ルイ・ヴィトンのトランクに掴まって助かった生存者がいたっていう伝説が残ってるんですよね。

「いや、トランクが浮くの?」って思うじゃん?
でも、ルイ・ヴィトンのトランクって、木製のフレームと防水仕様のキャンバス地で作られてるから、実際に沈まなかったらしい。
他の荷物はどんどん沈んでいくなかで、ヴィトンのトランクだけがプカプカ浮いてて、それに必死にしがみついた人が生き延びた…って話。

しかも!
沈没から数十年後、タイタニック号の船室から引き上げられたヴィトンのトランクの中身がまったく濡れてなかったっていう、もうワケわかんない伝説まである。

「防水機能、強すぎるだろ」って話よ。

ヴィトンは別に「救命具として使えます!」なんて売り込んでなかったのに、
こういう実話が勝手に「ヴィトンの耐久性ヤバくね?」ってブランド価値を高めちゃうわけ。
マーケティングってこういうことよ。

2. ルイ・ヴィトンのトランク、沈没した飛行船から回収される


タイタニック号の話で「ヴィトンのトランクは沈まない」っていう伝説が生まれたわけですが、
「たまたまじゃね?」と思う人もいるかもしれない。

でもね、ヴィトンのトランクがすごいのは、飛行船が墜落しても生き残ってるってこと。

1937年、ドイツの飛行船ヒンデンブルク号がニュージャージー州で墜落して大爆発した事故があったんだけど、
その事故のあと、ヴィトンのトランクが無傷で発見されたらしいのよ。

「火だるまの飛行船からどうやって助かった?」って感じじゃん?
でも、ヴィトンのトランク、当時からめちゃくちゃ頑丈に作られてたから、燃えずに中身も無事だったんだと。

これさ、もう「旅行カバン」じゃなくて「防災用品」なんよ。

普通、飛行船が爆発したら「すべて燃えました」ってなるじゃん?
でも、ヴィトンのトランクは生き残るのよ。
もうこの時点で「ただのブランドバッグじゃない」ってことが証明されちゃってる。

3. 日本の伝統工芸品もヴィトンのような「伝説」を作れるのか?


ヴィトンのような「伝説マーケティング」、日本の伝統工芸品でも使えないか?
実は、日本にも「伝説を作れるポテンシャルを持つ」伝統工芸品がある。

① 南部鉄器(なんぶてっき)


→ 400年以上の歴史を誇る、日本の鉄器の最高峰。
南部鉄器の鉄瓶(てつびん)は、一度手入れすれば100年以上使えると言われている。
事実、明治時代の鉄瓶が今でも現役で使われている例もある。

もし「戦前の南部鉄器が戦火を生き延びて、いまだに完璧にお湯を沸かせる」とかいう話が発掘されたら、
「一生モノどころか、三世代使える鉄器」として世界的ブランドになれる。

② 堺打刃物(さかいうちはもの)


→ 日本の包丁文化の中心、堺の打刃物。
実は、日本の料理人の多くが「堺の包丁なしでは仕事ができない」と言っているほどのクオリティ。
しかも、100年前の包丁を研ぎ直せば、今でも切れ味抜群になるらしい。

この伝説をもっとマーケティングに活かして、**「100年後も研げば使える包丁」**って売り出せば、
ヴィトンの「100年前のトランクが無事だった」みたいなストーリーが作れる。

③ 越前和紙(えちぜんわし)


→ 1500年以上の歴史を持つ日本最古の和紙。
越前和紙は、なんと「千年以上も劣化しない」と言われている。
事実、奈良時代の和紙が今でも残っているらしい。

これをマーケティングに活かして、**「1000年後も読める紙」**としてアピールすれば、
世界的に「耐久性がヤバい紙」として評価される可能性がある。

4. まとめ:「伝説がブランドを作る」ってこういうことよ


ルイ・ヴィトンのブランド価値は、「伝説」が支えている。
そして、日本の伝統工芸品にも、世界的ブランドになるポテンシャルがある。

ただ「職人技がすごい」じゃダメ。
「実際に過去にあった伝説的エピソードを掘り起こして語る」ことが、ブランドを強くする。

ブランドは、伝説が作る。
それをヴィトンが証明してるって話でした。


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