女性社員のエンゲージメント向上のための座談会を開催して気付いたこと
こんにちは。
株式会社FBL の金子です。
先日、とある企業様にて、座談会開催のお手伝いをさせていただきました。
今回の座談会の目的としては、若手女性社員のエンゲージメント向上です。
20代後半の女性社員5名に対して、先輩社員1名をゲストとしてお呼びし、先輩社員の経験も踏まえて、今後のキャリアや仕事と育児の両立について相談を受けました。
初めての開催ということで、人事の方に個別に参加者に声がけをしていただき、ランチ後の時間に開催。
リラックスした雰囲気でお茶しながら…本音を語ってもらえるように、近くのスタバで美味しいラテを買って用意しておきました!
今回は、
女性社員のエンゲージメント向上のための座談会を開催して気付いたこと
というテーマで、
実際に座談会を行なってみて20代後半の女性社員が何を思い、悩んでいるのかについて、書いてみたいと思います。
それぞれ企業によって、働き方や考え方なども違うと思いますが、若手社員のエンゲージメント低下は、どこの企業でも深刻な問題となっているようなので、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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コミュニケーション不足で感じる孤独感
※前情報としてお伝えしておくと、
基本的に男性社員の比率が高く、働き方としてはテレワークもしくは客先常駐が基本のシステム系IT企業です。
部署ごとに4、5人のチームで動いているそうですが、女性はだいたいチームに1人か2人。
参加理由として、具体的にこれを聞きたい!というよりは、参加して他の部署の方や同年代の女性社員と話してみたい…という気持ちが強いように感じました。
テレワークの普及で、便利な反面、コミュニケーション不足の課題も出てきており、孤独を感じている方も増えてきている印象。
ミーティングや商談などはオンラインでも問題なくできますが、zoomなどのオンラインツールだと、複数人での打ち合わせの場合、ひとりずつしか発言できないこともあり会話がスムーズにできなかったり。限られた時間の中だと雑談をしにくかったり。
女性は特に、何か重大な悩みがあるわけではないけど、ちょっと話をしたいっていう時があるので、座談会・お茶会・ランチ会など、誰かと何気ない会話をする時間はエンゲージメント向上においては、とても重要なことだと感じました。
会の中でも先輩社員の方と人事の方から『以前(出社が基本のとき)は、トイレで先輩に相談したり、同期と話したりで情報交換できたのに…』
という話が何度か出てきていました。
女性はトイレで、男性は喫煙所で、
何気ないコミュニケーションをとっていたことが、実は大切なことだったんですね。
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自分のキャリアの先行き不透明さが不安要素に
座談会の中で、参加者から質問を求めたところ、『自分の今後のキャリアについて』の質問が多かったです。
仕事に関することと
プライベートに関することの2パターンに分かれていました。
“ 同じ部署に年上の女性社員がいない“という環境や、先輩とコミュニケーションをとる機会が全くないと、自分は今後どうなるのか??という先行き不安な状況になりがちなんですね。
割とみなさん気にされていて、意外な悩みでした。
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今回の座談会で気付いたこと
『テレワークにおけるコミュニケーション不足』
『キャリア(年齢)を重ねた時の自分の居場所の不透明さ』
今回の座談会で、上記2点が課題だと感じました。
短い時間でしたが、
素敵な参加者とズバズバ答える先輩社員のおかげで
いろんなお話ができたと思います。
座談会後のアンケートも参加者のみなさんにお願いしているので、集計結果も楽しみです。
そこから今後の人事のアクションも考えていきたいと思っています。
リアルな社員の声、とても大切ですね。
定期開催していけるといいですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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