世界を変える30歳以下のインディープロレスラー30人
先日このような記事をX(Twitter)のタイムラインで見かけました。
著名経済誌・Forbesの30アンダー30という特集があり、そのプロレス版のようなものでしょう。
私もプロレス界の未来は若い世代にあると常々思っていたので、表題のような企画を思いつきました。
ランキング形式でもよかったのですが、30人全員がプロレス界の宝だと思っているので、
思いついた順番に並べています。なお、便宜上年齢の区切りは未満ではなく以下としています。
寸評のデータに関しては2023/8/29現在のものとします。また、情報の正確性に関して保証は出来かねますことをご了承ください。
それではどうぞ。
ブレイク・クリスチャン(Blake Christian)
年齢:26歳
出身地:ミズーリ州
デビュー年:2019年
GCW世界王座を保持中のクリスチャン。一時期WWE NXTにも所属していた。
華麗に宙を舞う、運動能力の高さが武器。GCWでは大ヒールだが、それ以外ではベビーフェイスとして活動。
アレック・プライス(Alec Price)
年齢:24歳
出身地:マサチューセッツ州
デビュー年:2017年
"北東の猛獣"プライスは現IWTV世界王者。
細身の身体からしなやかな動きを見せる。空中技はもちろん、パワーもあり
なんでもそつなくこなす選手だ。
オースティン・ルーク(Austin Luke)
年齢:22歳
出身地:ニュージャージー州
デビュー年:2019年
マット・トレモントの秘蔵っ子。ショートタイツにレガースといういで立ちだが、
打撃というよりは組みついてのレスリングに定評がある。現H2Oヘビー級王者。
タイタス・アレキサンダー(Titus Alexander)
年齢:22歳
出身地:カリフォルニア州
デビュー年:2018年
スケール感、技のインパクト、シーンを引っ張るカリスマ性、全てにおいて傑出している。
業界を背負って立つ西海岸のキーパーソン。現West Coastヘビー級王者。
マーカス・マザーズ(Marcus Mathers)
年齢:28歳?
出身地:ペンシルバニア州
デビュー年:2019年
ハイフライヤーという声も聞かれるが、個人的にはオールラウンダーだと思う。
技の組み立て方に我流の拘りを感じ、オリジナリティの出し方が巧い。現ETU王者。
ビリー・スタークス(Billie Starkz)
年齢:18歳
出身地:インディアナ州
デビュー年:2018年
TJPWにも参戦するなど、10代で多方面に活躍の幅を広げる破天荒ガール。
USの女性レスラーの中ではトッププロスペクト。
ミリー・マッケンジー(Millie McKenzie)
年齢:23歳
出身地:コヴェントリー
デビュー年:2016年
NXT UKにも在籍経験のある神童。現センダイガールズ世界王者。
レオン・スレーター(Leon Slater)
年齢:18歳
出身地:ブラッドフォード
デビュー年:2019年
スワントーン450スプラッシュというハイフライヤーの中でもウルトラC難度の空中技を使いこなすUKの若き天才。
GCWに参戦し、ファンの度肝を抜いた。今一番押さえておくべき選手。現NORTH王者。
ロビーX(Robbie X)
年齢:28歳
出身地:リンカンシャー
デビュー年:2007年
キャリア16年で現在28歳というプロレスをするために生まれてきたかのような選手。
小柄ながら筋骨隆々の肉体で宙を舞う。現1PW無差別級王者。
カラム・ニューマン(Callum Newman)
年齢:24歳
出身地:大ロンドン
デビュー年:2018年
均整の取れた体格で軽々と中空を操る新世代のハイフライヤー。
先日United Empireの見習いになる。
ルーク・ジェイコブズ(Luke Jacobs)
年齢:23歳
出身地:マンチェスター
デビュー年:2018年
昨今のトレンドと真逆を行く、どこか安心するパワフルな肉弾戦士。その姿は小さなウォルター(現:グンター)のよう。
RevProでは何故かクルーザー級に割り振られていたが、普通にヘビー級の破壊力。
コナー・ミルズ(Connor Mills)
年齢:24歳
出身地:ロンドン
デビュー年:2016年
どこか棘のある打撃と卓越した身体能力を持ち合わせるイギリスの有望株。
現RevPro統一ブリティッシュクルーザー級王者。
マン・ライク・デリース(Man Like DeReiss)
年齢:26歳
出身地:ミッドランド西部
デビュー年:2018年
今回取り上げる選手の中では遅めのデビューだが、その確実性のある技の数々は一見の価値あり。
Kamikaze Pro王座他、数多くのベルトを保持中。
アラミス(Aramis)
年齢:24歳
出身地:メキシコ州
デビュー年:2010年
メキシコだけでなく、あらゆるテリトリーで姿を見かける売れっ子ルチャドール。
彼の試合は外さない、外れない。
アレックス・ケイン(Alex Kane)
年齢:29歳
出身地:ジョージア州
デビュー年:2018年
投げて投げて投げまくる、インディペンデントのブロック・レスナー。
未完成な部分も多いが、それ含め期待させられる点が大きい。現MLW世界ヘビー級王者。
B3CCA(Becca)
年齢:25歳?
出身地:マサチューセッツ州
デビュー年:2020年
B3CCAと書いてベッカと読む。類稀な身体能力の高さ。
今はまだダイヤの原石だが、磨けば光る。
アダム・プリースト(Adam Priest)
年齢:27歳
出身地:アラバマ州
デビュー年:2017年
Back to the Basicとは彼の事。この時代に正調DDTをフィニッシュ・ホールドに選ぶ胆力。
現ACTION王者。
ジューダス・イカルス(Judas Icarus)
年齢:25歳
出身地:ブリティッシュコロンビア州
デビュー年:2016年
主にカナダ周辺のテリトリーで活躍する若手レスラー。技に工夫が見られる。
現ECCW王者。
トラヴィス・ウィリアムス(Travis Williams)
年齢:25歳?
出身地:ブリティッシュコロンビア州
デビュー年:2017年
前述のイカルスと並び称される若きカナダの至宝。
現ECCWカナディアン王者。
ボビー・オーランド(Bobby Orlando)
年齢:27歳
出身地:ニューヨーク州
デビュー年:2017年
ヤギのぬいぐるみ、ボビー・オーランドJr.くんと共に入場する。日本でも一部のファンには知られてるかも…?
MJFと同じCAPアカデミー出身者であり、メンターはブライアン・マイヤーズとパット・バック。
KCナヴァーロ(KC Navarro)
年齢:24歳
出身地:ニュージャージー州
デビュー年:2015年
リオ・ラッシュの系譜を継ぐハイフライヤー。先般ASJFに出場した。
現Warrior Wrestling王者。
ロバート・マーター(Robert Martyr)
年齢:22歳
出身地:フロリダ州
デビュー年:2018年?
デビュー年に?がついているのは、本人談で別ギミックの試合経験があるため。
骨が軋む激しい試合を志向しており、非常に評価が高い。
センザ・ボルト(Senza Volto)
年齢:29歳
出身地:パリ
デビュー年:2014年
センザ・ボルトとは「顔のない」という意味。マスクマン。
妖しげな雰囲気から繰り出される浮遊感たっぷりの空中技に思わず酔いしれる。
マイケル・オク(Michael Oku)
年齢:30歳
出身地:ロンドン
デビュー年:2017年
先頃RevProのヘビー級、タッグ王座、クルーザー級のグランドスラムを成し遂げた。
飛べるし極められる。全てが高水準なオールラウンダー。
ファスト・タイム・ムード(Fast Time Moodo)
年齢:26歳
出身地:ザクセン州
デビュー年:2014年
打撃が特徴的な選手。
格闘技がベースにあり、マイク・ベイリーに近しいものを持っている。
ピーター・ティハニ(Peter Tihanyi)
年齢:23歳?
出身地:ブダペスト
デビュー年:2018年
ハンガリーの若きハイフライヤー。
質・衝撃度共に随一で、注目すべきレスラーの筆頭。
ボビー・ガンズ(Bobby Gunns)
年齢:30歳
出身地:テューケリンゲン州
デビュー年:2012年
打撃と関節が得意なストライカー。
wXwを中心にヨーロッパの団体で活躍中。
ジェイデン・ニューマン(Jaden Newman)
年齢:25歳
出身地:テネシー州
デビュー年:2013年
特徴的なレスリング、所作が癖になる選手。
2023年、明らかに大きな成長を遂げた選手の一人。
コール・ラドリック(Cole Radrick)
年齢:26歳
出身地:インディアナ州
デビュー年:2015年
デスマッチと標準ルールの二刀流で闘うテクニシャン。入江茂弘と仲良し。
現BLPヘビー級王者。
ゲイブリエル・スカイ(Gabriel Skye)
年齢:24歳
出身地:ニューヨーク州
デビュー年:2017年
均整の取れた身体から小気味よい攻撃を繰り出す、
どの団体でも重宝されるバイプレイヤーになりうるべき選手。
以上です。
もっとFULL MATCHを紹介したかったのですが、自分が見たことのある試合が公式で上がっていなくて…。
目が留まった選手がいたら深掘りしてみてください。
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