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セレッソ大阪 build-up解説|5 minutes football

「5分で分かる、5分で変わる」。5 minutes football

今回は2025年Jリーグ開幕戦となった大阪ダービー。その試合のセレッソ大阪の build-upをサクッと解説していきたいと思います!

▪️ガンバ大阪のプレッシング

ガンバはベース配置の[4-4-1-1]の陣形でセレッソのボールへ圧力をかけにいった。トップ下に入ったルーキー名和田は中盤をみたり、CBへ出たり、ボール非保持局面は複雑な仕事を託されていた。

ワントップの宇佐美だけでは、2CBにプレスがかからないので、左SHの奥抜が縦のスライドでセレッソの右CBへプレスに出る試みも伺えた!

▪️セレッソ大阪 build-up

セレッソはボールを保持すると後方の数的優位を生かして、ゆっくりボールを動かし、ボール保持時間を増やしながら攻撃のタイミングを伺っていった。

前線3トップは前線に残り、ガンバの4バックをピン留め。この陣形をベースに、CBで出来る時間を使った前進。偽SB。トップ下のサイドフロー。これらを用いながら build-upを披露していった!

▪️CBの数的優位を生かして!

セレッソはガンバの1トップ(宇佐美)に対して2CBとGKの数的優位を生かしてボールを安定的にボール保持していった!

CBで時間ができることでSBが立ち位置を調整!両SB共にワイドでオープンな状態でボールを受けると、SB→WGへのフィード、縦パスは一つ蹴り込むパターンが見られた!

手前が押さえられたら、しっかり奥の選択も!手前が詰まったらトップのハットンがスッと落ちて縦パスを引き受ける!

▪️左SB船木の偽SB

左SB船木はインサイドに入るシーンも!中盤で受けるのはもちろん、相手を中に引きつける。大外レーンのスペースメイクの役割が強かった。

左SB船木は中に立ち位置をとるシーンも!
中央でボールを受けるタスクも持ちつつ、仲間に大外のスペースを開ける役割が強調された偽SBだった印象!
SBが中に入ることで、相手のSHをインサイドに引っ張る!その開いたスペースに中盤が流れてパスを受けるシーンも!

▪️トップ下.北野のサイドフロー

この試合ガンバが一番捕まえづらいアクションが、セレッソの北野(トップ下)のサイドフローだった!

トップ下の北野がサイドに流れて、後方からパスを引き受ける!ガンバはこのアクションに誰がついていくの?中盤の選手はそこまでサイドに出れないよ!という具合に北野はフリーで後方からボールを引き受けた!
左サイドに、右サイドに!
縦横無尽に動いて、ガンバのプレス基準をズラしていった!

▪️おわり

両チーム合わせて7点も入る乱打戦に。アウェイに乗り込んだセレッソが大阪を桜色に染め上げる結果となった。見ていて非常に面白い試合を見せてくれた両チームに感謝!

そんなセレッソの build-upの解説をサクッとさせていただきました!このように時間がないんだよ!でもサッカーをもっと学びたい!知識を増やしたい!

そんなあなた様に5 minutes football はピッタリです!「5分で学べる。5分で変われる」をモットーにサッカーに関する話をしております!興味ある人は是非覗いてください!

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