【右サイドを活性化させるエリオット】〜リヴァプールの攻撃戦術
サッカーは誰のもの?
リヴァプールの要塞に帰ってきた世界一のファンたち。彼らがいるだけで、リヴァプールの力は倍増する。
そしてこのサッカーの猛者たちの心を鷲掴んだ若干18歳の若きアタッカーが現れた。その名はハーヴェイ・エリオット。
突如現れたレフティー。若さを全面に出す思い切りの良さ。確かな技術。そしてリヴァプールの攻撃を活性化させるチーム戦術もしっかり理解している。
エリオットが右のインサイドハーフに入ることで、リヴァプールの攻撃は一層強力となった。
活性化する右サイド
プレミアリーグ第2節。
リヴァプール×バーンリー戦で生まれた2点目。
このゴールにリヴァプールの一つの攻撃戦術が詰まっていた。
大怪我から復帰したCBファン・ダイクから右サイドへ、綺麗なキックが供給される。そこでボールを受けたのは右SBのアーノルドでも、右WGのサラーでもなく、右インサイドハーフのエリオットだった。
右WGサラーはエリオットのやや斜め前に位置どる。それでは右SBのアーノルドはどこへ?
アーノルドはインサイドにポジションをとる。SBの選手が斜め中に入ることで、ワイドに流れたエリオットがフリーになるメカニズムだ。
インサイドハーフのエリオットが外へ流れる。SBのアーノルドがインサイドに入る。サイドにフリーになったエリオットへCBファン・ダイクからのサイドチェンジが入る。この形は今シーズンのリヴァプールの攻撃戦術の一つになりそうだ。
リヴァプールの希望
リヴァプールはワイナルドゥム(→パリ・サンジュエルマン)やシャキリ(→リヨン)が移籍し中盤の層が薄くなってしまった中、エリオットがレンタルバックでリヴァプールに戻ってきた。
プレーシーズンから調子もよく、リーグ2節目でリヴァプールの先発の座を手にした。第3節のチェルシー戦でもスタメンで起用され、ヨーロッパ王者相手にも臆することなく、リヴァプールの攻撃を活性化させていった。
18歳の若きレフティーがリヴァプールの新たな希望になる。
そんな期待感を膨らませてくれる選手である。皆さんもこの選手は要チェックですよ!
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