【キックの飛距離は正義】|FBaseマガジン#118
マンチェスター・シティ所属のGKエデルソン。これほど正確に、遠くにキックを蹴れるとチームが持てる戦術、プレーの幅はグッと広がりますね。
目指すべきモデルは上記の動画なのかもしれませんが、正確に!かつより遠くへ!キックを飛ばすとなれば、比例して難易度は上がってきます。
多くの練習を重ねなければその両面を備えたキックは習得できませんよね。そんな時は私はまず、「とにかく飛距離だ!正確性よりも、遠くへ飛ばせる力を身につけよう!」とサッカー現場では促すことが多いです。
特にGKやDFラインの選手たちには、正確性よりもまずは飛距離のあるキックを蹴れるように!と促します。
その理由は?
目指すモデルは上記でも話した通り、正確かつ遠くへ蹴れるキックスキルです。その順序の話です。まずはとにかく遠くへ蹴れるようにすることを優先する。なぜ正確性よりも飛距離から?キック飛距離がもたらす効果。相手に与える脅威が、キック精度の高さよりも高いからです。
「現代サッカーでは、どれだけ遠くに正確にボールを蹄れるかが試合の流れを大きく左右することがあります。ゴールキーパーのロングキックやフィールドプレイヤーの対角線のパスは、一瞬で相手の守備を突破し、チャンスを生み出すことができる強力な武器です。
それではその利点をもう少し詳しく解説していきたいと思います!
▪️ 飛距離の利点
ピッチの広さを活用する: ロングキックは、ピッチ全体を広く使うプレーを可能にし、相手の守備陣形を崩す効果があります。ピッチを広く使うことで相手の陣形を広げられ、スペースを効果的に使えるメリットもあります。
プレッシャーの回避: 自陣深くで相手にプレッシャーをかけられているとき、飛距離のあるキックで一気に相手のラインを突破し、プレッシャーから脱出できます。
クリアボールの飛距離
クリアボールも遠くに飛ばせるだけ効果を発揮します。クリアボールが短くなれば自分達が守るエリアの近くでボールをサイド回収されて再び攻撃を受ける恐れがあります。また次にも挙げますが、クリアボールの飛距離でカウンターに繋がる可能性は変わってきます!速攻のチャンスを作る: カウンターの場面で、長いキックによって相手の裏を狙うことで、得点チャンスを一瞬で生み出せます。特にスピードのあるフォワードがいる場合、この戦術は非常に効果的です。
▪️相手を後ろ向きに。味方を前向きに。
ここが1番の利点です!
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