実はサッカーの結果に大きな影響を及ぼす「クリア」の話。「クリア」を甘く考えてない?
みなさんは「クリア」についてどんなイメージを持っているだろか。「クリア」を甘く見てしまっている人も少なくないのかもしれない。
「クリア」にはサッカーの結果に直結する要素がいっぱい詰まっている。実は多くの試合は「クリア」が絡んだ得点や失点が多いのでは?と私は思っている。
だからこそ、クリアボールをどこへ落とすか。クリアボールを捨てるボールではなく、カウンターや保持局面への移行のパスにできるか。クリアボールに反応する周りの意識はあるのか。
クリアをクリアにさせない!
そんな意識の強いチームは、勝負にも強いチームだなと思っております。
それでは今回はそんな「クリア」にフォーカスした話をしようと思います!
▪️ただ遠くへ蹴り飛ばすだけでも効果的!
相手に押し込まれ、自陣ゴール前に守備ブロックを形成するシーンが訪れたとしましょう。そして相手がサイドからクロスを上げてきました。そのクロスをヘディングやキックで跳ね返してクリアしました!というシチュエーションを想像して下さい。
この時クリアボールが落ちた距離は下記の3つ。
3つのうち一番自陣が守るゴールから飛距離があるのは当然③。そして③が一番相手のカウンターを撃たれにくいことは当然分かるはずです。
①にクリアボールを落としてしまえば相手の人数をかけた攻撃陣にそのままトランジションプレスを喰らい、ショートカウンターを受けやすいはずです。
「クリア」は遠くへ!というサッカーをプレイした人にはお馴染みのこの声かけへの理解が少し変わるかもしれませんね。
クリアを遠くに飛ばせるだけで、相手のカウンタープレスを逃れ、失点のリスクを削減することができる。すなわち勝利の確率も上げられると言うことに繋がると思います。
そしてクリアの飛距離に加えて、クリアする場所も大切になってきます。
▪️どこへクリアするのか
クリアの飛距離に加えて、どこにクリアすれば効果的でしょうか?
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