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FootBall Base マガジン

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#サッカー戦術分析

完全版|[3-2-2-3]ビルドアップの実践・1年間の軌跡【サッカー現場の話】|FBaseマガジン#91

↑約一年前に書いた上記の記事。まだ読んでない人はこちらから読んでいただけるとよりスッと今回の話が入ると思います。記事はただいま期間限定無料公開中なので是非目を通して下さい! この記事を書き上げてから約9ヶ月間をかけて、更に自チームで[3-2-2-3]ビルドアップのブラッシュアップを行いました。その軌跡を自分自身の振り返りも兼ねて書いてみました! 時間をかけて前回から新たに実装させたこと、意識したこと、気付いたことを今回はお話し出来たらなと思います! 前回のあらすじ そ

【生まれ変わったベルギー代表。新監督テデスコが思い描くフットボールとは?】

カタールW杯で不甲斐ない結果に終わってしまったベルギー代表。W杯期間中にも関わらず内部分裂も報じられ、ロベルト・マルティネス体制は後味の悪い結果で幕を閉じた。 こんな難しい状況に置かれていたベルギー代表の次の監督には37歳のドメニコ・テデスコが就任した。 テデスコ新監督の初陣となったのがEURO2024年予選リーグvsスウェーデン戦。そしてその試合後には強豪ドイツとの親善試合が組まれた。 この2試合でテデスコ新監督率いるベルギー代表がどんな試合を展開してくれるのか。楽し

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【クラシコを制したキーマン.偽WGガビ】バルセロナ戦術分析

躍動したバルサの「6番」サッカー界の中でも1.2位を争うの伝統の一戦でありダービーマッチといえば、バルセロナvsレアル・マドリードのエル・クラシコの名を挙げる人は多くいるはずだ。 あらゆる伝説的な試合を演じてきた両者の戦い。そんな戦いは昔から現代にも。そしてこれからも続き、いつまでも我々サッカーファンにフットボールの素晴らしさを教え続ける存在となるはずだ。 そして今節行われた2022/23 ラ・リーガ第26節。バルセロナホームのエル・クラシコ。首位をひた走るバルセロナが2

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-【ボールを出したら動け!を4つに細分化】-「出したら動け!」と言われるけど具体的にどこへどうやって動けばいいの?

「出したら動け!」「出したら動け!」というワードを聞くとあのCMをどうしても思い出してしまう。 「打ったら戻る真ん中へ!」 あぁすいません。私のくだらない話はこの辺にしておいて。 ボールを「出したら動け!」とサッカーのプレーヤーはコーチや周りの仲間によく言われるワードではないですか? サッカーを観ている人はサッカーの現場や画面の向こうから「出したら動け!」というワードを耳にしたことはあるかもしれませんね。 しかし「出したら動け!」というワードはよく耳にするけれども、

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タイムアウトのとれないサッカーで、どう立ち位置を整える時間を確保するのか?

ポジショナルプレーという概念の拡大。そしてサッカーの映像が気軽に見ることができるようになった今の日常。それに伴い日本のサッカー界にも[立ち位置]というワードがよく聞かれるようになった気がする。 ボールの場所に合わせた立ち位置。相手の陣形を合わせたり、ずらした立ち位置を適材適所取ることで、相手のプレスを緩和させたり、フリーマンを作ったり、反対に立ち位置を噛み合わせて勢いよくプレスに出れる要因にもなる。 相手が4-4-2のブロックだから、後方は3バックにして数的優位でビルドア

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【CBの運ぶドリブル】の周りの関わり方のポイント|FBaseマガジン

運ぶドリブルを装備したCBがチームにいると、チームのビルドアップ能力は格段に上がるよね!という話は少しづつですが日本のサッカー界隈に広がっているように感じます。 そんな『CBの運ぶドリブルが与える効果』という話はこちらで詳しく書いてありますのでよかったら覗いてみて下さい! それでは今回のnoteでは何の話をするの? それはこのCBの運ぶドリブルという戦術は、ボールを持ったCBのスキルや状況判断がもちろん大切だよね!という前提をしっかり踏まえつつ、その周りの選手の関わり方

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ペップ・シティは世界一○○が上手いチーム?

ペップ・グアルディオラ。 近年サッカー界にあらゆるイノベーションを巻き起こしている言わずと知れた名将だ。 この男が現在率いるマンチェスター・シティはプレミアリーグ、そして世界のサッカーシーンをリードするそんな完成度高いチームになっている。 どんな相手にも高いボール保持率を誇り。どんな試合でも攻撃的。どんなシチュエーション、時間帯でもアグレッシブさを求められ。どんなスーパースターにも労を惜しまないプレーが求められる。 これがペップシティの完成度の高いフットボールを支える根

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【SBの立ち位置.4項目】SBの立ち位置でビルドアップは向上する?

ー SBの立ち位置 ー 私がサッカーを見る上で一番注目するポイント、それがSBの立ち位置だ。SBの立ち位置一つでチームの陣形は代わる。状況に応じていろんな立ち位置をとれるSBがいるだけで、チームのビルドアップ力は格段に上がと私は思っている。 現代サッカーにおいてボールを保持することはどんなチームにも必要な装備となっている。守って守ってカウンターを狙う堅守速攻だけでなく、ボールを保持する時間も作れるよ!というチームはやはり強い。 今回カタールW杯で結果を残したチームの多く

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【怪我なく帰ってきてね!】ぺップシティ定点観測 PART①〜マンチェスター・シティ 22/23シーズン 戦術分析

いよいよ始まる、4年に一度のサッカーの祭典W杯。サッカー選手なら誰もが夢見る夢舞台。 今大会のW杯は非常に変則。欧州のシーズンが真っ只中約1ヶ月間の中断を経て行われる大会となっている。 そこで今回はマンチェスター・シティの22/23シーズンの定点観測と題して、開幕からW杯途中前までをPART1とし、今季の戦いぶりを振り返っていこうと思う。 ここまでのマンチェスター・シティの戦いぶりを簡単にまとめると、 ハーランド効果によるピッチ内外で大盛り上がりを見せた序盤。今までの

考察:【なぜ?ペップシティの3バックは“歪”なのか?】

ペップシティは4-3-3システムを世界で1番機能的に操るチームだろう。この4-3-3配置をベースに状況に合わせて、相手の出方に合わせて可変し優位性を作り出す。あらゆる形へ変幻自在に変貌していく。 そんな中今回のタイトルにもあるように、時には“3バック”に可変し優位性を作り出すこともあるの。 そしてこの3バックが特徴的で、戦術的な狙いが詰まりまくっており非常に面白い。 それではペップシティの3バックの特徴とは何なのか?それはバランスの取れていない3バック.歪(アンバランス

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【WGの6つのオフ・ザ・ボールアクション】〜WGに求められるスキル〜

”WG(ウィンガー)とは今も昔も、そしてこれからもずっと我々サッカーファンを魅了する存在である“ 観客を魅了するドリブル。試合を決定付けるクロスやドリブルからのシュート。WGはサッカーの花形ポジションだ。 フィーゴ,ロナウジーニョ,ロッペン,生きる伝説メッシやCR7もかつてはWGでその快速、ドリブル力で今よりももっと相手を切り裂いていた。新時代のWGといえばヴィニシウスやサカ.アンス・ファティ.フォーデンなどWGの才能が留まることはない。 ボールを持った時に華々しいプレ

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【5-2-3の術中にはまったイタリア王者】 チェルシー×ACミラン|CLグループE 第3節

22/23チャンピオンズリーグ.グループE.第3節.イタリア王者がスタンフォードブリッジに乗り込んできた。ビッククラブ同士の一戦は予想外の点差が開く結果となった。ホームチームがイタリア王者を3-0と返り討ちにしたのだ。 なぜミランはチェルシーにここまでの大差をつけられたのか。そして無得点に終わったのか? それはチェルシーが準備してきた5-2-3ブロックの罠にかかり、術中にまんまとハマってしまったのが大きな原因だった。 なぜその罠にミランはハマってしまったのかを中心にこの

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【戦術ブロガーのルーティーン】~サッカー早朝4時キックオフ編~| FBase マガジン #17

戦術ブロガーのとある一日。 欧州サッカーブロガーの朝は早い。 時差の関係で早朝4時キックオフはザラだ。やっぱりサッカーはリアルタイムで観たい。 戦いは前日から始まっている。 早く起きるために早く寝なければいけない… しかし、そんなこと思いつつ、いつもこんな時間に寝床につく。 だから寝不足なんだよね… そして寝る前に忘れてはいけないのが大量アラームのセットだ。 欧州サッカーをよく観る人にはあるあるの光景だろう。 だいたいキックオフの30分前には起きたい!というのが

【新型ブライトン.3つのビルドアップ】対4-3-3リヴァプール|戦術分析

ポッター前監督がチェルシーに引き抜かれた形となったブライトン。その穴を埋めるべくやってきたのが、『イタリアのペップ・グアルディオラ』の異名を持つロベルト・デゼルビだった。 そして彼のブライトンでの初陣となった相手はリヴァプール。しかも舞台は難攻不落のアンフィールド。しかしそれに決して臆することなく素晴らしい90分を演じた“新型ブライトン”。 デゼルビ新監督が招聘されて僅かな準備期間しかなかったものの、彼のらしさもピッチで表現されていた。特に彼の大きな特徴であるボール保持局

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