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FootBall Base マガジン

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#サッカー分析

完全版|[3-2-2-3]ビルドアップの実践・1年間の軌跡【サッカー現場の話】|FBaseマガジン#91

↑約一年前に書いた上記の記事。まだ読んでない人はこちらから読んでいただけるとよりスッと今回の話が入ると思います。記事はただいま期間限定無料公開中なので是非目を通して下さい! この記事を書き上げてから約9ヶ月間をかけて、更に自チームで[3-2-2-3]ビルドアップのブラッシュアップを行いました。その軌跡を自分自身の振り返りも兼ねて書いてみました! 時間をかけて前回から新たに実装させたこと、意識したこと、気付いたことを今回はお話し出来たらなと思います! 前回のあらすじ そ

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【カウンターの話:後編】カウンターリスクをどう管理するか|Fbaseマガジン#85

↑このnoteの話の続きです。 前回はカウンターがなぜ引き起こるのか?カウンターのメカニズムについて考え、話しました。 そして『カウンターの話:後編』ではどうカウンターを引き起こさないようにするのか?どうカウンターリスクと向き合うのか?を解説していきます。 カウンターリスクをしっかり理解し、管理することで子供達がビビらずに、のびのびボールを持てる要因にも繋がる? それではカウンターの話:後編。『どうカウンターのリスクを管理する?』。はじまりはじまり。 ①ボール保持者の

【選手と「巧っ!」と言うタイミングを合わせたいよね】|サッカー現場の話|Fbase マガジン #78

2023年7月だけで4回も国立競技場へ向かいました(厳密に言うと1週間に4回!笑)。その目的は欧州王者マンチェスター・シティを見に行くため。当然お金も時間もかかってしまいましたが、行ってよかった。本当に行ってよかった。心の底からそう思える体験をすることができました。 そんな話はこちらでどうぞ。 私は4回共に独り身で観戦。家族は家庭に置いて一人でいかせていただきました。家族には大感謝です。これから大いに家族サービスへと励みたいと思います。 私と同様に一人で観戦している人も

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可変システムの2つの狙い。そしてペップが偽SBを用いた可変システムを実行する理由|FBase マガジン #75

【可変システム】現代サッカーにおいて頻繁に聞くようになったワードですね。そんな可変システムを今回は少し深ぼっていきたいと思います。 なぜ可変システムを行うのか?その理由、狙いを大きく2つにまとめました。そして最後にはペップ・グアルディオラが実践する可変システムについて少し触れていきたいと思います。そこには可変システムのデメリットを踏まえたペップの狙いが詰まっており、より一層可変システムへの理解が深まるのかなと思います。 それではまずは可変システムの2つの狙いを解説していき

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【4-3-3のIHのプレータスク・役割解説】※守備解説編|FBase マガジン#73|

[4-3-3]におけるIHのプレータスクや役割を解説していこうと思います!前回のマガジンでお話しした、【4-3-3のIHのプレータスク・役割解説】※攻撃解説編!の続き!今回は守備編を解説していきたいと思います! ↑是非!こちらも合わせて読んでもらえると、よりIHへの理解が深まると思います!合わせて購読したい!という人は定期購読マガジンやメンバーシップの登録をおすすめしております。今までの有料記事も全て読み放題となっております! ▪️守備局面におけるIHのタスクIHと言われ

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【マンチェスター・シティやブライトのWGはなぜ、毎試合活躍できるのか?その活躍を支える屋台骨の存在の話】|FBase マガジン #71

今季ブライトン所属の日本代表三笘薫は大ブレイク。ビッククラブからの視線も日に日に高まる活躍を見せている。そんな三笘と両雄を組むのが左利きのソリー・マーチだ。彼もまた今季大きな活躍を見せているWGだ。 そんな彼らを相手チームも当然警戒してマークを強めているはずだが、毎試合印象的なプレーを見せているブライトの両雄。 マンチェスター・シティに所属しているWG達もまた毎試合相手の脅威となり、ゲームのハイライトとなるシーンを幾つも作り出している。 今季完全にペップシティにフィット

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【生まれ変わったベルギー代表。新監督テデスコが思い描くフットボールとは?】

カタールW杯で不甲斐ない結果に終わってしまったベルギー代表。W杯期間中にも関わらず内部分裂も報じられ、ロベルト・マルティネス体制は後味の悪い結果で幕を閉じた。 こんな難しい状況に置かれていたベルギー代表の次の監督には37歳のドメニコ・テデスコが就任した。 テデスコ新監督の初陣となったのがEURO2024年予選リーグvsスウェーデン戦。そしてその試合後には強豪ドイツとの親善試合が組まれた。 この2試合でテデスコ新監督率いるベルギー代表がどんな試合を展開してくれるのか。楽し

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【本職SBがいない。4バック全員本職CBがもたらす効能】マンチェスター・シティ戦術解説

ペップが新たに採用した新たな戦術。4CBの採用。そしてこの戦術がクライマックスに差し掛かっている欧州サッカーを大いに圧巻している。4バック全てに。本職CBが4人並べられた時。あなたは何を想像しますか? プレミアリーグ第27節。マンチェスター・シティ×クリスタル・パレス戦。そしてチャンピオンズリーグラウンド16。ライプツィヒ戦でマンチェスター・シティはまた興味深いフットボールを展開してくれた。 この2試合ペップ・シティのシステムはお馴染みの4-3-3。しかしいつもと違う要

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実はサッカーの結果に大きな影響を及ぼす「クリア」の話。「クリア」を甘く考えてない?

みなさんは「クリア」についてどんなイメージを持っているだろか。「クリア」を甘く見てしまっている人も少なくないのかもしれない。 「クリア」にはサッカーの結果に直結する要素がいっぱい詰まっている。実は多くの試合は「クリア」が絡んだ得点や失点が多いのでは?と私は思っている。 だからこそ、クリアボールをどこへ落とすか。クリアボールを捨てるボールではなく、カウンターや保持局面への移行のパスにできるか。クリアボールに反応する周りの意識はあるのか。 クリアをクリアにさせない! そん

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【怪我なく帰ってきてね!】ぺップシティ定点観測 PART①〜マンチェスター・シティ 22/23シーズン 戦術分析

いよいよ始まる、4年に一度のサッカーの祭典W杯。サッカー選手なら誰もが夢見る夢舞台。 今大会のW杯は非常に変則。欧州のシーズンが真っ只中約1ヶ月間の中断を経て行われる大会となっている。 そこで今回はマンチェスター・シティの22/23シーズンの定点観測と題して、開幕からW杯途中前までをPART1とし、今季の戦いぶりを振り返っていこうと思う。 ここまでのマンチェスター・シティの戦いぶりを簡単にまとめると、 ハーランド効果によるピッチ内外で大盛り上がりを見せた序盤。今までの

【5-2-3の術中にはまったイタリア王者】 チェルシー×ACミラン|CLグループE 第3節

22/23チャンピオンズリーグ.グループE.第3節.イタリア王者がスタンフォードブリッジに乗り込んできた。ビッククラブ同士の一戦は予想外の点差が開く結果となった。ホームチームがイタリア王者を3-0と返り討ちにしたのだ。 なぜミランはチェルシーにここまでの大差をつけられたのか。そして無得点に終わったのか? それはチェルシーが準備してきた5-2-3ブロックの罠にかかり、術中にまんまとハマってしまったのが大きな原因だった。 なぜその罠にミランはハマってしまったのかを中心にこの

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【新型ブライトン.3つのビルドアップ】対4-3-3リヴァプール|戦術分析

ポッター前監督がチェルシーに引き抜かれた形となったブライトン。その穴を埋めるべくやってきたのが、『イタリアのペップ・グアルディオラ』の異名を持つロベルト・デゼルビだった。 そして彼のブライトンでの初陣となった相手はリヴァプール。しかも舞台は難攻不落のアンフィールド。しかしそれに決して臆することなく素晴らしい90分を演じた“新型ブライトン”。 デゼルビ新監督が招聘されて僅かな準備期間しかなかったものの、彼のらしさもピッチで表現されていた。特に彼の大きな特徴であるボール保持局

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【考察】ペップはなぜそんなにSBを絞らせるのか、その先を考えてみた。

ペップはなぜそんなにSBを絞らせるのか? そこには戦術的な狙いはもちろんあるが、目先の結果だけでなくその先の大きな野望実現の為のチャレンジが隠されているのではないか。 プレミアリーグ3連覇、そして悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向けたペップのチャレンジが隠されているのではないかと思っている。 ペップがなぜそんなにSBを絞らせるのか?その先に見据える何か、を考察してみた。 その結果見えたのは、『ペップは戦術を利用して選手を上手くさせているのでは?』という考察に行き着いた

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ハイプレッシャーは選手.チームを育てる。-football base マガジン 第4弾-

先日行われた世界最高峰の戦いを皆さんは観戦しただろうか?チャンピオンズリーグ バイエルン×バルセロナのメガクラブのぶつかり合い。 お互いしっかりボール支配できて、非常に攻撃的なチーム。しかしこの一戦で一番目を見張ったのは、ボールを持っていない局面での両チームの振る舞いだった。 どんな振る舞いを見せたのか? 「ハイプレッシャー」のぶつかりあいだった。 ハイラインで明確に人を捕まえビルドアップに襲い掛かった両チーム。世界でもボールを扱える選手が揃う両チームがハイプレッシャ

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