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FootBall Base マガジン

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#マンチェスターシティ

完全版|[3-2-2-3]ビルドアップの実践・1年間の軌跡【サッカー現場の話】|FBaseマガジン#91

↑約一年前に書いた上記の記事。まだ読んでない人はこちらから読んでいただけるとよりスッと今回の話が入ると思います。記事はただいま期間限定無料公開中なので是非目を通して下さい! この記事を書き上げてから約9ヶ月間をかけて、更に自チームで[3-2-2-3]ビルドアップのブラッシュアップを行いました。その軌跡を自分自身の振り返りも兼ねて書いてみました! 時間をかけて前回から新たに実装させたこと、意識したこと、気付いたことを今回はお話し出来たらなと思います! 前回のあらすじ そ

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手段の目的化【シティからハイラインを考える】|リヴァプール×マンチェスター・シティ|マッチレビュー|

24/25プレミアリーグ第13節。 アンフィールドで行われたリヴァプール×マンチェスター・シティ。この試合で考察した話をしていこうと思います。 テーマは「ハイライン」。 まずはこの試合のおさらいをザッとしていこうと思います。結果はホームチームが首位の勢いそのままに終始圧倒し2-0で勝利を飾った。 前半開始のホイッスルがなってから30分間の間、リヴァプールはシティにプレッシング大嵐をお見舞い。この時間帯は正に防戦一方で何もさせて貰えてもらえなかったシティ。そこからリヴァプ

グヴァルディオルから読み解くグアルディオラの変化。|23/24 マンチェスター・シティ

前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティ。 そんな偉業に大きく貢献した新加入のグヴァルディオル。どんなプレーを見せてくれたのか。どんな影響をチームに及ぼしたのかを振り返っていきたいと思う。 そしてそんな話を考える中で、何だかペップ・グアルディオラの頭の中の変化。心境の変化を汲み取れるように…そんな話も添えて… ▪️懸念点を正解にするペップらしさ今季ライプツヒィから加入したグヴァルディオルはすぐさまペップ・シティのレギュラ

【4vs4+3フリーマン】の進化版TR・[3-2-2-3]ビルドアップを想定したTR|FBaseマガジン#97

サッカー界の巷で流行っているという[4vs4+3フリーマン]のボール回しトレーニング。もう流行ってないんですかね? まぁそんな話は置いておいて。このトレーニングの進化版のような。ボール保持陣形[3-2-2-3]を想定されたトレーニングをご紹介。ご紹介というよりも、昨季のペップ・シティがアジアツアーの際に行なっていたトレーニングの模様になります。 そのトレーニングを始めて見た私の第一印象は、「あ!これはもしやあの巷で流行っているトレーニングの進化版じゃん!そして[3-2-2

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グリーリッシュから学ぶ.【抜けるけど抜き切らないWGの凄み】|Fbase マガジン #81

早速質問です。 ①抜き切る力があって、抜きにくるWG ②抜き切る力もあるけど、抜きにいかないWG このように2つのWGタイプがいたとしましょう。①のWGタイプは三笘薫やヴィニシウス。シティの新加入ドクも当てはまりそうですね。②のWGタイプはグリーリッシュやベルナルドといったところでしょうか(まぁここで挙げた名前の選手たちは正直WGとして①も②の振る舞いどちらもできちゃうんですけどね!)。 質問はここからです。この2つのタイプのWGからボールを奪う!となった時に有する守備

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マンチェスター・シティの公開練習に行ってきた話Part②|2023.7.25|Fbase マガジン#77

本日も国立競技場へ!今月3回目となると国立競技場へ向かった目的は、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンと、欧州王者マンチェスター・シティの公開練習です! この2つのチームが1日で同時に見れてしまう?そんな贅沢な機会は今までも、そしてこれからも滅多に無いですよね?そんな妄想を膨らませながら、もう慣れた国立への道のりを進んで行きました! 1回目はこちら⬇︎ 2回目はこちら⬇︎ 国立競技場のHゲートに並び、少しの行列に揺られながら無事に会場イン。 ▪️バイエルン・ミュンヘンま

マンチェスター・シティの公開練習に行ってきた話Part①|2023.7.22|Fbase マガジン#76

朝7時からバス運転。 そこから90分の試合。 90分の審判。 そこからまたバス運転を乗り越えて。 たどり着いた国立競技場。 目的は欧州王者マンチェスター・シティの公開練習を見る事。疲れた身体も国立に到着する頃には楽しみで吹っ飛んでいました。 練習は18:00から。 開場は17:00から。 最寄駅の千駄ヶ谷駅に到着出来たのは16:00すぎ。少し時間があると思って国立競技場をぐるっと。 翌日のマリノスとの試合の準備も至る所に拝見することができました。 そして入場口のHゲー

【マンチェスター・シティやブライトのWGはなぜ、毎試合活躍できるのか?その活躍を支える屋台骨の存在の話】|FBase マガジン #71

今季ブライトン所属の日本代表三笘薫は大ブレイク。ビッククラブからの視線も日に日に高まる活躍を見せている。そんな三笘と両雄を組むのが左利きのソリー・マーチだ。彼もまた今季大きな活躍を見せているWGだ。 そんな彼らを相手チームも当然警戒してマークを強めているはずだが、毎試合印象的なプレーを見せているブライトの両雄。 マンチェスター・シティに所属しているWG達もまた毎試合相手の脅威となり、ゲームのハイライトとなるシーンを幾つも作り出している。 今季完全にペップシティにフィット

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【本職SBがいない。4バック全員本職CBがもたらす効能】マンチェスター・シティ戦術解説

ペップが新たに採用した新たな戦術。4CBの採用。そしてこの戦術がクライマックスに差し掛かっている欧州サッカーを大いに圧巻している。4バック全てに。本職CBが4人並べられた時。あなたは何を想像しますか? プレミアリーグ第27節。マンチェスター・シティ×クリスタル・パレス戦。そしてチャンピオンズリーグラウンド16。ライプツィヒ戦でマンチェスター・シティはまた興味深いフットボールを展開してくれた。 この2試合ペップ・シティのシステムはお馴染みの4-3-3。しかしいつもと違う要

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ペップ・シティは世界一○○が上手いチーム?

ペップ・グアルディオラ。 近年サッカー界にあらゆるイノベーションを巻き起こしている言わずと知れた名将だ。 この男が現在率いるマンチェスター・シティはプレミアリーグ、そして世界のサッカーシーンをリードするそんな完成度高いチームになっている。 どんな相手にも高いボール保持率を誇り。どんな試合でも攻撃的。どんなシチュエーション、時間帯でもアグレッシブさを求められ。どんなスーパースターにも労を惜しまないプレーが求められる。 これがペップシティの完成度の高いフットボールを支える根

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考察:【なぜ?ペップシティの3バックは“歪”なのか?】

ペップシティは4-3-3システムを世界で1番機能的に操るチームだろう。この4-3-3配置をベースに状況に合わせて、相手の出方に合わせて可変し優位性を作り出す。あらゆる形へ変幻自在に変貌していく。 そんな中今回のタイトルにもあるように、時には“3バック”に可変し優位性を作り出すこともあるの。 そしてこの3バックが特徴的で、戦術的な狙いが詰まりまくっており非常に面白い。 それではペップシティの3バックの特徴とは何なのか?それはバランスの取れていない3バック.歪(アンバランス

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【考察】ペップはなぜそんなにSBを絞らせるのか、その先を考えてみた。

ペップはなぜそんなにSBを絞らせるのか? そこには戦術的な狙いはもちろんあるが、目先の結果だけでなくその先の大きな野望実現の為のチャレンジが隠されているのではないか。 プレミアリーグ3連覇、そして悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向けたペップのチャレンジが隠されているのではないかと思っている。 ペップがなぜそんなにSBを絞らせるのか?その先に見据える何か、を考察してみた。 その結果見えたのは、『ペップは戦術を利用して選手を上手くさせているのでは?』という考察に行き着いた

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【デ・ブライネ砲Version3】これがペップシティ新たな崩しだ

マンチェスター・シティは今季(22/23)ここまでプレミアリーグ7試合を終え、奪ったゴール数は23。1試合平均3.28と破壊的な数字を残している。このペースを維持したとするとシーズン終わりで約125ゴールを奪うペース。昨季シティがプレミアリーグで奪ったゴール数は99だがそれを大きく上回る事になる。 しかしペップシティがシーズン初めにゴールを量産するのは結構あるあるの話しだと思う。対策を必ずされるのでこのペースは必ず落ちると予想するが、それでも3桁の大台を超えるゴール数は叩き

【考察】新たなオプションになるのか?ペップ・シティのファイヤーフォーメーション-| FBase マガジン #35

2022/23 プレミアリーグ第4節 マンチェスター・シティ×クリスタル・パレス マンチェスター・シティは前半クリスタル・パレスに2点のリードを許した。後半に入るとベルナルドのカットインシュートで1点を返すと、さらに得点を重ねるべく、新たな形を見せた。 その形とは 超攻撃的6トップファイヤーフォーメーション この形はもしかしたらペップシティの新たな攻撃オプションになるのかもしれない!と思い考察してみようというのが今回のnoteの題材だ。 この新たなオプションに隠され