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2024年に乗ったフェリーを振り返る

 気づいたらフェリーOjisan


2024年にハマりだしたフェリー旅

 今年ふとハマりだしたフェリー旅。インタネットのタイムラインでフェリーの話を見かけるよなーって思っていて、思い立ったら実行し始めたのよね。そして気づいたら、って算段。関東エリアで生まれ育っているので、船で往来する文化圏にいなかったせいもあり、新鮮に感じたのがハマったきっかけなんだろうなってね。

24年3月:名門大洋フェリー、東京九州フェリー

 人生初のフェリーではないものの、今のハマりっぷりの最初に乗ったのが名門大洋フェリー。同じ月にもう1航路乗ってるあたり、一気にドはまりやなってね。
 ちなみに名門大洋フェリーのことを、インタネット上で「流石名門!」とか「名門の威光!」とか書くと、名古屋門司だと教えてくれる優しい人がまだまだ多くいます。こういった人がいるからこそ、世の中はやさしさにあふれているんだと思い、ワシも人に優しくせねばなってなります。こういった気づきを与えられるからこそ、名門の名に相応しいフェリーだと言えますわ。

①名門大洋フェリー フェリーふくおか 新門司~大阪

ファーストシップに名門を選ぶ手堅さ
船で潜る橋のよさを知ったのがフェリーの魅力にハマるきっかけの一つ

②東京九州フェリー すずらん(応援配船)横須賀~新門司

クルージングリゾートくん!
僚船とのすれ違いの良さ

24年4月:さんふらわあ夕方便、新日本海フェリー

 いくらフェリーにハマったからっていきなり乗りすぎでわ?だが、まあ丁度GWだったしね・・・。多くの人で賑わうさんふらわあと、まさに詫び寂びの世界という新日本海フェリーを連続で楽しめたのは、船によりハマるきっかけだったなってね。

③さんふらわあ ふらの 大洗~苫小牧

さんふらわあのカジュアルクルーズの人気に圧倒されたね
苫小牧の賑わいを知る

④新日本海フェリー あかしあ 小樽~舞鶴

トンヘを切り裂くネオトンへフェリー
小樽から舞鶴まで1日で往来する脅威さはこの時はまだわかっていなかったね

24年6月:松山小倉フェリー、石崎汽船、宮島松大汽船、伊勢湾フェリー

 この頃になるとフェリーへの理解度も高まってきており、またかなり存続が厳しいフェリーがあることもよく理解してくるように。その筆頭(?)とも言える松山小倉フェリーの減便のニュースを聞いて直ちに行動へ。これは結果的には正しい動きだった。というのも、年の瀬に航路廃止が発表されたからだ。

乗れるうちに乗る、ってことを直感的に理解していてよかったなと。ただもう一度乗りに行きますよ。松山小倉フェリーの御船印をゲットし忘れたのでね・・・

⑤松山・小倉フェリー フェリーはやとも2 小倉~松山

クラシカルな船体がとてもよかったね
関門橋を潜るフェリーは国際航路だけになっちゃう感じかな

⑥石崎汽船 広島・呉~松山航路 旭洋丸 松山~呉

瀬戸内を船で行く魅力
114514ポストの瀬戸

⑦宮島松大汽船 宮島~宮島口

JR航路と並走する宮島航路。こちらは広電系

⑧伊勢湾フェリー 伊勢丸 伊良湖岬~鳥羽港

短距離航路は車両甲板から乗船できることもあるのが楽しい

24年7月 シルバーフェリー、太平洋フェリー

 この頃になると、休みのタイミングでの旅行がフェリー中心になってくる。え、チャリどこ行ったって?チャリは仕事の関係で、ロードバイクに乗るのがかなり難しくなってきていたので、こちらの趣味もシェアサイクルに切り替えつつあった。なので船旅と相性は良くなっていったのも、この路線を加速させる要因になったんよねって。

⑨シルバーフェリー シルバープリンセス 八戸~苫小牧

美しいダブルファンネルが見事な船だったね
扱いは中距離フェリーらしいが、堂々たる航続距離なので海を堪能できるんよ

⑩太平洋フェリー きそ 苫小牧~名古屋

日本国内完結フェリーでは最長航路
僚船以外ともすれ違うよさ
2泊3日の堂々のクルーズだったね
僚船も見事な船体

24年8月 東京九州フェリー、有明フェリー、さんふらわあ別府便

 丁度南海トラフの話が出たタイミングだったので結構ドキドキだったが、夏の旅行でGoWestするならフェリーっしょ、って感じに定着しましたね。そしてフェリー旅とチャリ旅の組み合わせもかなりこなれてきた頃合いですわ。ちなみに、フェリー以外にも高速船もそこそこ乗っていますが、一応ここでふぁフェリー縛りで紹介するので三池~島原航路などは割愛。

⑪東京九州フェリー それいゆ 横須賀~新門司

この航路は何度も乗りたくなっちゃう良さがある
高速すれ違いにも慣れてきた
新門司到着近くになると、関西航路の船とすれ違うのも良さ

⑫有明フェリー 有明みらい 多比良~長洲

生活にむっちゃ密着した国道フェリー
雄大な島原をバックに航行できるんよね(これは三池島原高速船からの写真)

⑬さんふらわあ別府航路 さんふらわあむらさき 別府~大阪

実質豪華客船なんよ
別府の街に船が溶け込んでいたのがとても印象的
ファイナルアプローチで万博を見れる

24年10月 青函フェリー、新日本海フェリー

 冬の海がキッツくなる前に日本海航路を乗らないとな?ってのと、週に1便しかない敦賀行きの2泊3日の船に乗りたいよね、ってので選んだ北の船。どんどんマニア路線よね。そして乗るんだったら伝統の航路である青函航路もここでしっかりと乗っちゃいましょうっていう北への旅路。

⑭青函フェリー はやぶさⅢ 青森~函館

青函航路の大先輩もしっかりと見ましょうね
青森は大物流基地だったね
青函フェリーはちょっと小さめのフェリーだが、頻繁往来なのだから適切なサイズなのかもシレン

⑮新日本海フェリー ゆうかり 苫小牧~敦賀

もはやお馴染みのクルージングリゾート
本番前(?)の日本海なので、クルージングリゾートでしたわ

24年11月 オーシャン東九フェリー、さんふらわあ深夜便

 2泊3日の航路、残すあと1つに念願の乗船だったが、残念ながら予定が詰まっていたため全通はできずに徳島で下船。とはいえ、東九フェリーの魅力にかなりはまりそうなので、いずれ時間を作って再チャレンジやね。
 そしてもうすぐ引退のにゅーれいんぼうべる&らぶことさんふらわあ深夜便。これまたストロングスタイルの船で、この月に乗った2つのフェリーは個人的嗜好とドンピシャだったので最高でしたね。さんふらわあ深夜便は一気に快適になるが、他方夕方便のような豪華さは追求しないことがわかっているので、こちらも楽しみにしたいところ。

⑯オーシャン東九フェリー フェリーびざん 新門司~徳島

乗船前は魅力に気づかなかったね
オーシャンプラザの深夜の静寂が、とてつもなく良いのよ
海を延々と眺められる客室、これがとてつもなく良かったのよ

⑰さんふらわあ深夜便 さんふらわあしれとこ 苫小牧~大洗

この年季の入った船体がいいんですわ
太平洋を走る僚船だいせつ こっちが先に引退予定
何もない、この時間だけが過ぎていく船のよさ

24年12月さんふらわあ大分航路

 てなことで一気に船にはまった年もあっという間におしまい!ってことで年の締めに乗ったのがさんふらわあ大分便。別府航路の街に溶け込む船の印象が良かったので、姉妹航路で今年は締めですわ。

⑱さんふらわあ大分便 さんふらわあぱーる 大分~神戸

街中に溶け込む港
迫力の船体を間近で見れる(もちろん立ち入り禁止エリアの外の範囲で)
関西航路は時間が短い傾向だが、見事な夜明けを見ることができるのも良さ

2025年は・・・

 てなことで、この1年のフェリーを振り返りましたとさ。ハマった初年はどうしてもそれが中心になるので、圧倒的なまでにフェリーのウェイトが大きい旅行ばかりだった。まあそれは別に気にするところではなく、落ち着いたら所々とのバランスが取れてくるのが普通なのでね。
 来年は、今年とはもう少しバランスの異なる旅行が多くなるのか、それとも引き続き圧巻のフェリー率なのかは、この先の嗜好の赴くまま次第ということで・・・

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