新進アーティストへの場提供から BTS コラボ館まで：おすすめミュージアムショップ5選【ソウル】
【ソウル美術館ガイドができるまでの道 08】
ある日、ソウル美術館ガイド（「INSPIRATION SEOUL（仮）」）をKindleで出版しようと思い立ったわたしの、ガイド制作までのさまざまなメモ
※経緯はこちら
◆ 旅して、刺激受けて、その後どうする？―自己紹介に代えて
◆ 「ソウル美術館ガイドができるまでの道」まとめマガジン
ミュージアムショップのぞくのって、美術館に行く楽しみのひとつ。
私は「グッズ」というものをほとんど買わないけれど、見ているだけで楽しい。やっている展示のグッズはもちろんのこと、オリジナルグッズやセレクト商品を眺めて、その館の「色」を感じるのも好き。
今、絶賛ソウル美術館ガイドの文章をまとめている最中なんですが、
ミュージアムショップのおすすめも結構あるなと思ったので、5 館をピックアップして簡単にご紹介～
※ソウルおすすめ美術館はこちら：エリア別ソウルの美術館13選
1. D MUSEUM
◆オンラインショップはこちら
※大林美術館と共同
良い意味でもはやミュージアムショップっぽくない、かわいくてポップ、スタイリッシュなムード＆品揃えなのは、断然 D MUSEUM のミュージアムショップ。個人的には、ここが超おすすめ！
もともとグッズのセンスが良かったんだけど、ソウルの森エリアに移転後ショップの規模が大きくなり、昨年 "WHITE LABEL" というプロジェクトを開始。
4月にリニューアルオープンした D MUSEUM のミュージアムショップ「WHITE LABEL」は「BEACOLLECTOR、誰もが所蔵家になる場所」という副題と共に消費者の美感と趣向を満足させるライフ、ファッション、リビング、デザイン小物など多様な分野の若いアーティストとデザイナー、ブランドを紹介する。
ミュージアムショップを踏み台にして新進アーティストたちの独創的で実験的な創作活動を支援する新しい形態のミュージアムショップだ。
（papago 翻訳）
画像のとおり、ポップでデザイン性にあふれた商品が多数あって、これが新進アーティストやデザイナーの紹介になっているというからすごくいい。
もちろん、セレクトされたデザイングッズもいろいろおいてある。
美術館に併設のミュージアムショップ、というより、ここ単体でも来たくなる。美術館の外に独立してあるので、展示を見ずにショップだけ見ることも可能。ソウルの森駅直結なのでアクセスもすごくいい！（※1）
ただし、展示替え休館の時は開いていない期間が多いので確認が必要（開いている時もある）。
あと、最初↑にリンクしたオンラインショップは、あくまで展示のグッズのオンライン販売中心。
2. 国立中央博物館
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国立中央博物館は、MU:DS というブランドの元、オリジナルグッズの開発やコラボにとても積極的な印象がある館。
つい先日は、世界の BTS とコラボをして仏像（半跏思惟像）や壺（白磁の月壺）のグッズを発売したばかり。
税込 13,700 円なり
商品によって、BTS のロゴだったり歌詞の一部がかかれているそうな。
見た時笑ったんだけど、予約開始後すぐ売り切れたらしい。すごい。
あては、スマホケースで有名な CASETiFY とか。
個人的には、青磁や白磁を思わせる綺麗なパステル色のグッズが結構あって好き。
ちなみに、BTS グッズのモチーフとなっている半跏思惟像のミニチュアは、これまでもいろいろな種類が出ていて、1 番人気らしい。
若い人もターゲットにしてるのがわかるね
（公式オンラインショップより）
ちなみに、仏像にはフォトカードがついてくると書いてあって、
つい K POP 脳で、
「仏像にも、ポカ（フォトカードのこと）ついてくるんか！！！」
と思ってしまった笑
（KPOP のグッズ、何でもランダムポカつけて売りがち）
（公式オンラインショップより）
3. 国立現代美術館（ソウル館）
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MMCA Shop と ART BOOK Shop に分かれており、MMCA Shop にはオリジナルの文房具から作品をモチーフにしたグッズ、デザイン雑貨から、キッズのための商品まで品揃えがとても豊富。
私のお気に入りは ART BOOK Shop。
窓から穏やかなカラフルな光の色が差し込む中、のんびりアートブックを眺めていると、たとえ言葉がわからなくても脳がリフレッシュしていく感じ。
ちょっと座れるスペースもある。
4. ソウル工芸博物館
「工芸」をうたっている博物館だけに、グッズもこの館独特の、韓国の伝統工芸品をモチーフに、現代のセンスを入れたようなものが並んでいるのが楽しい。
ミュージアムショップとして仕切られているのではなく、案内棟の一部がショップになっているので、規模はそれほど大きくない。
でも、高さがある一面ガラス張りの空間に、天井からキム・ホンチョルのガラスのインスタレーションがあり、天気がよいと本当に気持ちよい空間。
隣に小さいカフェもある。
5. リウム美術館
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美術館同様、品がよろしい…!と言いたくなるのがこちらのショップ。
こちらも韓国の伝統工芸品をモチーフにしているグッズが多いが、ミニマルにアレンジしたものが多い印象。
韓国のお土産、といって、大切な方に韓国の伝統っぽさがありながらちょっとハイセンスなものを渡したい時によいかも。（実際わたしも、韓国人の方からもらったことがある）
（※1）
KPOP ファン的には、歩いて数十メートルのところに、SMエンタの公式グッズショップ KWANGYA SEOUL もある
同じ「グッズ」だけどだいぶ空気感が違うな～っていつも思う