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翻訳本のタイトルとサブタイトルの悩み「ローラン・ボック自伝」翻訳出版
出版しようとしている「ローラン・ボック自伝」の原書のタイトルは、
「BOCK!」~Im Kampf Gegen Stiere & Sich Selbst~
です。
翻訳すれば、
「ボック!」~雄牛との闘い、自分自身との闘い~
日本人的には、今イチの題名ですね。サブタイトルの「自分自身との闘い」という部分は、自分の欲望と野望を叶えるために、必死になって生きた人生という意味では理解できます。しかし、「雄牛との闘い」がそれと並列に語るべきビッグなエピソードなのかと疑問を感じるのです。
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ローラン・ボックに長時間のインタビューをおこない、ローラン・ボックの言葉として自伝小説を書き上げたアンドレアス・マトレ氏にとっては、「雄牛との闘い」が衝撃的な話だったのかもしれません。しかし、翻訳者としては、サブタイトルに掲げるほどのエピソードではないと感じるので、変更して日本向けのタイトルを考えたいと思っています。
本の題名と副題については、最終的に出版社経由で著者のアンドレアス・マトレ氏に確認をとって、了承を得なければならないのですが、まだ確定できていないので、後回しになっています。
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さて、そのタイトル、サブタイトルが悩ましいのです。
「ローラン・ボック自伝」という言葉は、タイトル、あるいはサブタイトルに必須でしょう。何の本なのか分かってもらえないといけませんからね。そして、日本のプロレスファンに訴求するためには「地獄の墓掘り人」というワードも入れたい。「欧州最強レスラー」も良いかな。さらに、書店で本を目にしたときや、広告などを見かけたときに、「アントニオ猪木」、「シュツットガルトの惨劇」という言葉があると、手にとってもらえるかもしれない。出版するからには、できればより多くの人に興味を持ってもらいたいというのが本音です。
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今、私が考えているのは、
「地獄の墓掘り人 ボック自伝」
~アントニオ猪木と究極の死闘を演じた男、ローラン・ボックの人生~
です。いかがでしょうか。これでも、ちょっと長すぎますかね。今の段階では「欧州最強レスラー」、「シュツットガルトの惨劇」というワードは、泣く泣く削除。
みなさん、何か良い案はございませんか? 「これぞ」というタイトル、サブタイトルがあればお寄せください。
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