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クラファン目標金額、320万円
昨日、出版社と打ち合わせを行いました。
主に経費の打ち合わせです。
いったいこの翻訳本の出版の費用はいくらかかるのか。
一番大きく占めるのが、翻訳権と製本代のようです。
■翻訳する権利
翻訳権を獲得するためには、
日本の出版社
➡日本の版権エージェント
➡現地の版権エージェント
➡現地出版社
➡著者
と、多くの会社組織が介在します。それぞれの手数料だけでも一定の費用がかかりそうです。
私が、翻訳出版の可能性について、SNSであれこれ発信している時に、あるライターさんとDMで話したことがあります。直接現地の出版社に問い合わせたところ、6,000Euro(現在のレートだと100万円超)の権利料を提示されたとのことでした。とても採算が取れそうもないので、そこで話は終わったようです。
私が相談している出版社(サウザンブックス)の話では、先方の提示価格から交渉を重ねて、落としどころを探ったとのことですが、それでも経費の大きな部分を占めていることには違いありません。
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■製本費用
紙の原料価格、インクの原料価格、人件費、全ての値上がりが出版経費に大きく影響しているとのことでした。紙・インクの原料は輸入に頼っています。もちろん版権料もユーロでの支払いなので、ここに来て円安の影響をもろに受けているようです。円安が進行する前の1.5倍だそうです。
そんなわけで、クラウドファンディングの目標額は320万円になりそうです。そして本の定価は3,500円程度になる見込みです。
これまでも、大まかな経費の話は出ており覚悟はしていましたが、目標額320万円は、本だけの予約販売で成立させるためには、1,000部近い数の予約を集めなくてなりません。厳しいなぁ・・・
320万円。初クラウドファンディング挑戦としては、相当チャレンジングな目標設定です。
■オールorナッシング方式
今回のクラウドファンディングは、本の事前予約という形で資金支援を申し出ていただいたとしても、目標金額を達成できなければ、本を発行せず、資金もいただきません。オールorナッシングという方式です。
それでも、企画発起人としてはやると決めたからには全力を尽くすしかありません。
「出る前に負けることを考えるバカがいるかよ!」
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ご支援、よろしくお願いします。
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