【発達障害】思春期の子どもたち。

むずかしい・どうなるだろう・・と日々脂汗がにじむような我が子の思春期も、そろそろ終盤戦。
発達障害のある3人の子どもたちにとって、今の「学校」という場所は
自分のもっている総エネルギー量と消費量のバランスが最も合わない場所。
「学校は勉強以外のことがいろいろ大変。勉強までたどりつかない。」という。勉強以外のいろいろ大変なことをきいてみると・・。

「1度集中をしはじめたら50分ではおわれない」
→一教科2時間連続の高校に進学

「学校の椅子では、座ってるだけなのに滑りおちる」
→いまだに映画館の椅子でも滑り落ちます。

「教室移動のたびに座席の位置が変わって混乱する」
→移動する教室でも同じ座席位置にして配慮をうける

「学校の中で自分の今いる位置がわからん!」
→空間認知の苦手さから迷子になる恐怖で、外にでかける際強く緊張していました。今はスマホの地図アプリで解消。長崎まで一人旅へ出かけていました。
「登校路で緊張から吐きそうになる」
→やりたいことがあるのに、たのしみなことがあるのに、緊張から外出が困難になったこと。緊張からの寝不足でメンタル不安定になったことから投薬開始。投薬量や種類については、医師と相談しながら、落ち着いて新しいことに取り組めるようになりました。

「授業中あてられても、すぐには声はでない」
→公立高校を退学し高校卒業認定を2年次に取得→受験準備中
→公立高校を卒業し、大学進学→コロナでオンライン授業になり負担軽減

その他には
「教室や外の音をひろってしまい、先生の声を聞き取るだけでクタクタ」

「給食室の前は、いろいろな匂いが混ざってクラクラする」

「給水機の水はものすごい味がするから飲めない」

などなど。
社会人になったら、それほどでもないものから、社会にでるまえに対応策を試行錯誤すべきものまで大小とりまぜて書いてみました。
まだまだあるので、つづく。

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