その人に、合った環境作りを
作物は、暑さや寒さなど、その土地の気候に合った作物が育つように、人も適材適所という言葉があるように、その人に合った環境でなら花を咲かせることができる。
けれど、その人が合わない環境(地域など)ではその人の花を咲かせることはできぬと思う。
これは障害福祉のことになるが、なんでも地域の福祉の観点で、地域のみんなで支えあっていきましょう!
みたいな感じで、その地域で問題を解決しようとしがちだ。
相談窓口もその地域の人しか受けてない。
けれど、それをするとしんどい人が出てくると思う。
わたしみたい。
障害福祉なんて、自分がそこに住んでいる地域に合わなかったら、終わりもののような気がする。
自治体のほうも、力を入れているところと、そうじゃないところで、差が歴然としている。
私は、自分の住んでいる地域に友達も、知り合いも誰一人としていない。
孤独な世界を生きていると思う。
親戚付き合いや近所付き合いもほとんどない。
けれど、縁もゆかりもない岐阜県の人と繋がって、自分の居場所を見出した。
自分の人生を、大きく変えた。
だから福祉のほうも、地域の観点に縛られなかったら、救われる人が多いのではないか。