サプライズでは無くスペシャルに
昨日は春分の日でした。お休みの方も多かったと思います。
土日がお休みのお仕事や、
決まった曜日がお休みのお仕事だったら、
ワンチャンも段々とご主人がお休みの日って
分かってくるかもしれません。
犬に曜日やお休みという概念は無いのですが、
「何故かご主人が朝出かけない日があるな」
という事が一緒に暮らしていると分かる様になると思います。
飼い主さんのお休みの日のルーティーンとかで判断するのでは無いでしょうか。多分。
休日と平日の飼い主さんの違いをちゃんと察知しているのだと思います。
もしかしたら、前日の様子でもわかるのかもしれないですね。
以前、小学生的生活がワンチャンにはぴったりだ。と書きました
小学生に限らず、大人も「明日、休みだ!」となると嬉しいですよね。
「休みがあるから頑張れる」
これがもし、「休みはあるけど、いつ休みかは前日知らされる」という
無茶苦茶な職場があったとしたら・・・・。
不安ですよね。
「そろそろ来るのか?来ないのか?」と常にそわそわしてしまいます。
予定が入れられないと、休日を想像してワクワクしたり出来ません。
「明日休みか?休みじゃないのか?」しか考えられなくなりそうです。
または、ずーっとお休みで良いとしたら。
何していても良くて、やらなくてはいけない事が特になくて、
朝何時まで寝ていても大丈夫で・・・という感じの生活はどうでしょうか?
「最高じゃん」と思うかもしれないですが、ずっと続くと考えると最終的に
刺激が少なすぎて退屈してくるかもしれません。
普段、私たちはこの中間で生活しています。
朝〇時位に起きて、出勤、仕事、帰宅、〇時頃就寝という
大体のリズムを持って生きています。
1週間の中でも,○曜日にお休みでとか、シフトがあって
〇日と〇日にお休みと、ある程度の予測がたてられる
生活をしています。
これは、ワンチャンにも言える事です。
「先が見えない、予測の出来ない生活は不安」です。
日常が常に不規則で、流れが分からない生活は不安になります。
お散歩に行ける日といけない日がある。
毎日やっている事は同じでも、順番や時間が日によって全く違う…等
毎日のルーティーンを作って、メリハリのある生活を
させてあげましょう。
メリハリのある生活は、楽しみのバリエーションが少ない
ワンチャン達に、わくわくの瞬間を増やしてあげられます。
「朝のお散歩が終わったから、そろそろご飯かな」(わくわく)
「ご主人が帰って来たという事は,この後に散歩だな」(わくわく)
前後がいつも同じだと(時間も大体同じだと)次を予測する事が出来ます。
そして、飼い主さんの休日はスペシャルな日になる様にして
あげましょう。
小学生的生活では、お出かけしたりします。
ワンチャンもお出かけはとても良い刺激になります。
お家の近所ではない場所は興味深々です。
犬は新しい刺激が大好きな生き物です。
ただ、毎回休日はお出かけする必要もなく、
いつものお散歩をスペシャルにしたり(いつもより長めにする、
いつもと別のコースに行く等)、一緒に遊んであげる時間をじっくり
作る、人が好きなワンちゃんだったらお家にお友達を呼んで触れ合ったりする・・・等々
何でも良いのでいつもよりもスペシャルな日にしてあげる事を
おススメします。1日の全てをワンチャンに使う必要は無いのですが、
いつもよりもちょっと変えるだけで、わんちゃんもお休みの
日をより楽しみにして、ワクワクする様になるはずです。