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日刊オタク日記

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2021年9月の記事一覧

2021/09/30「泥酔ゲームバー」

2021/09/30「泥酔ゲームバー」

時報の時間です。

『少年のアビス』……!! とにかく今週も凄かった。峰岸玄が声を荒らげたり涙したり、感情を露にすればするほどに暖簾に腕押しなところが際立ってしまい悲しくなる。沈めておきたい、絶対に口にしないと誓ったことへのアンサーが最新話なのであれば、ほんとうに報われない。

ただ、それが駄目なことかと言われれば閉口する。わたしはそういう風に踏み躙られ、精神的な劣位に置かれ、虐げ

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2021/09/29「トラックは非論理的」

2021/09/29「トラックは非論理的」

先日聴読をしているということを日記に綴ったが、先日2冊目となる聴破本が生まれた。『仮面病棟』だ。

『崩れる脳を抱きしめて』同様に知念実希人作品なのだが、オーディオブック化は作者の意思が加味されてのものなのか出版社の意思が加味されてのものなのかどちらなのだろうか。つい先日読破した『廃遊園地の殺人』も現在オーディオブック版が予約中になっているので、実業之日本社の方針なのだろうか。考え

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2021/09/28「シャレマニを終えて」

2021/09/28「シャレマニを終えて」

『シャレマニ』をクリアした。

すべてのルートをクリアしてはじめて物語の全容が知れるという形式のシナリオだったが、ルート分岐は前情報として聞いていた通り『ノルン』方式だった。9人の攻略キャラクターがそれぞれ3班に別れ物語が分岐していく(一部のさらにルート分岐あり)形式は、近年の乙女ゲームだとわりとポピュラーな形式かもしれない。

『シャレマニ』を知っている人には釈迦に説法な話だが、

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2021/09/27「終わりのないレース」

2021/09/27「終わりのないレース」

こんな記事が出た。

『月姫』に関しては以前も記事に取り上げたことがあるが、今回ふたたび書こうと思ったのは上記の記事を読んでからだ。上記の記事には相当量のネタバレが含まれるものの、『月姫』以外にもTYPE-MOONとしてこれからどのような方向に進んでいくのかについて書かれている。

わたしはすでにリメイク版をプレイし終え、例の予告に関しても視聴済みなのだが、どうやらあの予告の内容を

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2021/09/26「ライトノベルはいつ読んでもいい」

2021/09/26「ライトノベルはいつ読んでもいい」

昨日に引き続き似たような漫画の話をする。今日は『デスゲーム漫画の黒幕殺人鬼の妹に転生して失敗した』を読んだ。

これはピッコマで別の漫画を読んでいる際にたまたまオススメされた作品なのだが、どうやらすでに1巻単位で纏まっていることに気がついたのでKindleで購入した。原作が別にあるコミカライズのようだが、ぺぷ先生がコミカライズを担当していたことも購入材料になった。

こういったコミ

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2021/09/25「破滅への行軍」

2021/09/25「破滅への行軍」

ここ最近最新話に置いてけぼりにされていた『シャーロットには5人の弟子がいる』を最新話まで追った。

元々わたしは乙女ゲームでホモソーシャルとホモソーシャルを解体するファムファタル(ヒロイン)で活動していたオタクなので、この手の漫画は正直気になって見てしまう。だが、こういう漫画をわたしが愛好しているのは乙女ゲームのわたしではなく、BLでわたしを知った人間的には失望の対象になるかもしれ

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2021/09/24「毛をいじるオタク」

2021/09/24「毛をいじるオタク」

『ガチ恋』更新だ!

いつぞやの日記で「コスモ編もあと一話だけど無事駆け抜けるんだろうか……」と心配していたが、無事駆け抜けることができた。ちなみに、この無事とは「コスモくんの命が」という意味である。命はあった。命は。

ある程度の年齢を重ねた配信者の中には所謂所謂裏方に回る者もいるが、まさかその枠が……と思い感慨深い。続いてギンガ編がはじまるとのことだが、コズミックで一番顔が好き

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2021/09/23「お役立ち情報」

2021/09/23「お役立ち情報」

昨日はなんのインプットもせずに終了した一日だった。なにをしていたのかと問われるとなにをしていたんだろう……と真面目に考えてしまうくらいになにもない一日だ。一日中家の中にいたのだが(着替えた記憶も化粧をした記憶もない)、それなのになにをしていなくて一日って終わっていくんだと思うと恐怖を覚える。

強いて言えば、『シャレマニ』を進めていた。いい評価をいろいろ聞いていたゲームだが、意外とエピソードがぶつ

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2021/09/22「証跡を残しましょ〜よ」

2021/09/22「証跡を残しましょ〜よ」

木曜は秋分の日らしい。その関係から毎週木曜日発売のヤングジャンプが水曜日発売になっていた。つまりは、こういうことだ。

『少年のアビス』最新話更新である。

連日連夜ツイッターで大騒ぎしているのだが、わたしは峰岸玄が好きだ。それは、彼が田舎のホモソーシャルのボス猿として振舞っているからで、彼をそうさせる田舎という最悪の閉鎖社会が好きだからだ。

少し足を伸ばしたところでこどもが行け

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2021/09/21「探偵よ、孤高であれ」

2021/09/21「探偵よ、孤高であれ」

『廃遊園地の殺人』を読破した。サイン本を通販で頼んでいたため、『烏は主を選ばない』のコミカライズ版を捜しに本屋に出た時店頭に並んでいるのを見たのだが購入できなかったので、その時の「惜しい!」という気持ちが後押しとなり発売後そこまで経たずに読むことができた。

この書きぶりでもわかる通り、わたしは小説の新刊を発売日に読めない派閥に属する人間だ。発売日という単語でバフを盛れないタイプの人間のため、「惜

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2021/09/20「信じる者は救われる(恐らく)」

2021/09/20「信じる者は救われる(恐らく)」

『ガチ恋粘着獣』については以前の日記にも書いたことがあるが、単話で購入しリアルタイムで読んでいる。そのため、本編の内容に関しては既知のものであるため新鮮さなどはないのだが、改めて読んでもコスモくんにガチ恋女であることがバレてしまった後の展開はいいなあ……と思いながら新刊を読んだ。

もちろん、コミック化に伴い書き下ろしも複数個入っている。先生のツイッターアカウントに掲載されていたギンガの泣き顔どん

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2021/09/19「はじまりはおしり」

2021/09/19「はじまりはおしり」

現在、名古屋市博物館で開催されているムーミンコミックス展に行ってきた。ムーミンの基礎知識はムーミンとスナフキンのキャラデザしかなかったのだが、それでもとても楽しかった。ムーミンの話がはじまる時にムーミンのおしりからはじまるという所謂お約束の部分や、トーべ・ヤンソンが女性であることなどもはじめて知った。

作家の性別の話でいくと、実はつい最近桜庭一樹の性別を知った。

『私の男』を読

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2021/09/18「ヤバい母のシチュエーションボイスがほしい」

2021/09/18「ヤバい母のシチュエーションボイスがほしい」

『少年のアビス』の最新刊を購入した。そして、そのまま流れるようにヤンジャンアプリから最新話まで単話で購入してしまった。とりあえずいろいろ貼るので見てほしい。

とにかく叫ぶことしかできなかった。最新刊の凄いところは、状況が一切好転しないところだと思う。登場人物たちがそれぞれ最悪の方向に向けて走る様を読者であるわたしはただ見守ることしかできない。

最新刊の引きがとに

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2021/09/17「聴破」

2021/09/17「聴破」

昨日、「聴読」という造語を披露したが「聴破」することができた。今はKindleで読んでいたもののあまり読書が捗らないフェーズに入っているのか遅々として進まなかったものを新たに聴きはじめた。

ここでわたしのパーソナルな話になるのだが、いつぞやの日記にも書いた通り在宅ワーカーである。客先常駐している時もあるのだが、ここ最近は専ら公私がすべて自宅で完結している。行っている業務に関しても

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