バスマティライス、つらい~素人が主食にしてよい米ではなかった~

最近、自炊にはまっています。せっかくだし、スパイスからカレーでも作るかと思い、自炊にはまった流れで、少しカレーにもこりだしました。

カレーにこだわるということで、スパイスだけに飽き足らず手を出したのが、ジャポニカ以外の米です。

最初はタイ米を主食にしてみました。このnoteでも前にまとめましたが、タイ米は意外とよかった。

炊飯器で炊くときは白米と玄米の間くらいの水分を入れないと、硬くなってしまう、なので水分量に工夫が必要。といった手間はあったものの、うまかったです。

匂いが気になる。という人もいますが、ナッツ系の香ばしい香りで個人的には好みでした。ジャポニカみたいな”もっちり感”はないのですが、パラパラした食感もカレーなど汁物に合わせたり、炒め物にしたりするにはちょうど良い。普通に納豆やキムチなど、ジャポニカでも併せていたおかずと一緒に食べても違和感はなく、「こいつはジャポニカの代わりにしてもよいかも」と思ったほど。

そして、調子に乗って手を出したのが、ビリヤ二とかに使われている「バスマティライス」です。ようは、ガチのエスニックなお米ですね。

これが、私の調理環境では全然、ダメでした。無念。

まず、一人暮らし用のキッチンでは炊くの無謀でした。でした。本来バスマティライスは「湯どり」と呼ばれる方法で炊くそうです。たっぷりのお湯でゆで、パスタのように最後はお湯を捨てる炊き方なのですが、さすがに3食食べる米でやるのはメチャクチャ面倒。そもそも、時間が取れません。

炊飯器で炊けないことはないのですが、1人用の3合炊き炊飯器では明らかに力不足でした。各種レシピに記載されている、おおよそほどほどと思われる水分量(米1合に対し1.5合分の水)だとべちゃべちゃになったり、硬くなりすぎたりと安定しません。硬いと食べれたものではないので、妥協案で2合分の水をいれ、少し柔らかめのバスマティ米を食べています。

本来パラパラの米のはずが、微妙にねっちょりしており、良さが死んでしまっている……。

「香り高い」と呼ばれる匂いも、おそらく中途半端な炊き方をしているせいなのか、悪さをします。タイ米よりももう少し香りがきついのですが、ねちょっとした食感になるので、口の中に残り続ける。その結果おかずの匂いにかってしまうんです。

カレーと一緒に火に通したり、ビリヤニのようにスパイスと一緒に炊き込んだら、いくらか良いのでしょうが、毎日するわけにもいかず。

現地の人もハレの日に食べるような米を、食い方もろくに知らないのに、主食として買うのではなかった。そう後悔しています。目下の悩みは5㎏買ってしまったバスマティライスをどうやって食切るか。はあ、どうしよう……。

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