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短歌:海


自我の短歌が溜まってきたので、自己満覚え書きをやっていこう!
海のことが好きだからか、短歌でも海のことを言いがちだなと気づくなど。海に行きたいな、できれば砂浜がある海。



荒波のような寝癖を乗り切ろう 本日もまた人生サーフィン

自分の寝癖観察を毎朝の日課にしています。
どんだけちゃんと乾かして寝ても絶対に爆発する。もはや綺麗な状態で起きることを諦めている。毎朝全頭濡らして寝癖を直す。
このようなショートの宿命、カルマを背負って日々起床しているのですが、この日は特にすごかった。うねる跳ねる持ち上がる。身長を10cm誤魔化せるぐらい盛り上がっている。見応えがすごい。
ほんとなんか…波みたいで…髪の毛が寄せては返しているんですよね…。うねる形もかなり波でした。髪の毛が青かったら良かったな。海になれたのに。
写真出せないから文字で語るしかないぞ、頑張れ!

何が言いたかったのかというと、この日の寝癖みたいに荒波の人生だけど、そのサーフィンを楽しめたらそれがいいよねっていうことです。


竹を割る 綺麗に割れる 今生に意味などないと割り切れず今

これは自分の名前に「たけ」が入っているのを気に入っているので、たけを使いたくて。
竹を割るように潔く、まっすぐに、ぴんと生きていられたらどれだけ良かったか。諦めきれないし、意味がないならばとにかくやってみたらいいじゃないかと思っているんだけど、なかなか難しくてできない。
意味なんてないのに、そうわかっているのに、意味を求めて動けないまま今に至るなあという短歌。


適当に入った店のチキンカツ定食しかもう信じらんない

この間全く知らない土地で、適当に選んで入った洋食屋さんにて。
自分の嗅覚だけを頼りにしてふら〜っとお店選んで入る行為、結構好き。

店の佇まいが完全に「美味しいお店」のそれだったんだけど、この期待を裏切らないまじでめちゃくちゃうまいチキンカツが出てきたもんだからびっくりして感動して大変だった。
おいしすぎる。ザックザクの衣、油はよく切れていてさっぱりしている。肉はなんの臭みもなくふんわり柔らかい。たっぷりかかった真っ黒なソースは、見た目に反して優しい味で、お肉の旨さを邪魔しない。思い出しながら涎出てくる。マジで美味しかった。
これがチキンカツの真実だ…と思いながら食べてた。また行きたいお店。
そういう短歌です。


つるぴかの革靴連れて万物を威嚇しながら大海原へ

少し、、、、いやかなり頑張る日に、この前買った革靴を履いた。この日記に書いたもの。


めちゃくちゃかっこいいし、私に似合ってると思う。嬉しい。
最後は「世界」とかそういう広さのものでもいいな〜って思ってた。
まあでも頑張る日って出航のきもちなので、大海原とした。海が好きです!!
海で死にたいし海で遊びたい。万物を威嚇している気持ちで胸を張って歩いてみるのもたまにはいいですね。


走ったら転んじゃうから犬ぞりを引く犬たちと歩いていくね

走ることは苦手だ。遅いし疲れるしいいことない。急ぐことが嫌いなので絶対に間に合う時間に家を出ようとするし、間に合わなくなったら諦める。あえてゆっくり行く。そこはもう少し頑張ってほしい。
走ったり急ぐことが苦手なの、己の人生においても同様にそう。
走るように急いで生きてる人がいっぱいいるように見える。けど、私がそれをすると必ず失敗しちゃう。犬ぞりに乗って急ごうとしても私だけ振り落とされそうな鈍臭さがある。
犬たちとゆっくり歩いて時間について行きたい願望の短歌。


これをこれを書いているときに音楽を聴きたくなってしまったけど、音楽を聴いてしまうので我慢した。我慢ができて偉かった。

まだまだあるのでまたやるぞい!

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